答えは、違います!その理由は、 紫外線は赤道に近くなればなるほど強くなる からです。赤道に近い地域は紫外線量が多いので、日本の中で赤道に一番近い地域である沖縄が日本で一番紫外線量が多い地域となります。 気象庁の地域別の紫外線量分布図を見ても、赤道から遠い北の地域から南に向かって紫外線量が強くなっていることがわかりますね。 全国のマップ 紫外線情報分布図 出典:気象庁 地域別のマップ 日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ 出典:気象庁 全て8月の晴天時累計平均値になります。この図、いかがですか? 看板の紫外線対策!色あせしやすい色は黄色?黒色? | 看板のサインシティ. 北海道が「強い」レベルを指すオレンジなのに対し、那覇は極端に強い紫色になっています。同じ日本でもここまで違うんです! また、東京と大阪で比べてみてもより南に近い大阪の方が紫外線量が増えているのがわかると思います。以上のことから、赤道に近づく 南に行けば行くほど紫外線量が多くなります!時間帯だけでなく、天気もご注意 曇りでもダメです。 時間、季節、場所…さまざまな場面で異なる紫外線量についてお伝えしてきました。もう1点だけ重要な事をお伝えしたいと思います。 それは 「天気」 !紫外線は雲に吸収され軽減されます。くもりの日は紫外線は少なくなります。しかし、0にはなりません。気象庁のHPでは、快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80~90%、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。 ただし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。曇りの日は紫外線が少なくなりますがそれでも40%程度しか少なくならないのです! 参考:気象庁 紫外線に関する質問 簡単な紫外線対策 1, 外出時はサングラスをする マウスを用いた実験では、目に紫外線をあてると全身の肌が焼けるという結果が確認されました。 人間の体でも同様の事がおこるとされ、日傘やマスク、日焼け止めなどでガードしても目を防がないと不十分。目からはいる紫外線をサングラスでカットしてください。 2, 日焼け止めを塗る 今は化粧下地にUVカット成分が配合されているものも多く、一年中使っている方も多いのではないでしょうか? ただせっかく塗っても1日中効果が持続するというのはほぼありません。汗や皮脂で崩れたりするので、2~3時間毎に塗りなおすようにしましょう。 3, 黒色系統の服を着て紫外線をできる限りカットする 夏は涼しげな色合いの服を着たくなりますが、色別で紫外線カット率が変わるのをご存じですか?
多くの車のフロントガラスで使われているのは、2枚のガラスの間に特殊な膜を挟んだ「合わせガラス」です。紫外線はほとんど防いでくれます。 しかし、ドアガラスに使われているのは膜を挟んでいない「強化ガラス」であるため、紫外線を防ぐ力はフロントガラスに比べ弱いものとなります。強化ドアガラスに強力な紫外線カットを持たせるのは技術的に難しいのだそうです。 また、どれほど紫外線カット率の高いガラスを使っているかは車によっても違うそうで、年式が古い車の場合、紫外線カットガラスでないものもあります。 まとめ 「紫外線は夏だけのもの」「外出時のみ気を付ければいいもの」とお考えの方も多かったのではないでしょうか?実際は一年中降り注いでいますし、部屋の中にいても紫外線によるダメージは受けてしまいます。 紫外線は4月から9月が多い時期です。窓ガラスへの紫外線カット対策はもちろん、自分の身の対策も万全にしてあげることをおすすめします。 この記事を書いた人 編集者:みか ライターとして心がけていることは、世の中で役立つ情報を発信すること。情報収集・リサーチを欠かさず、最新の情報を発信できるよう日々努めている。
全国の医療機関には、感染症に定められた ウイルス や細菌などによって引き起こされる感染症の発症状況を定期的に報告することが求められています。神奈川県川崎市では、川崎市と川崎市健康安全研究所が、市内各医療機関より寄せられたデータの取りまとめを行ない、市民への情報還元および国への報告をしています。 今回は川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦先生に、川崎市健康安全研究所が持つ機能や、川崎市内の健康安全にどのように関わっているのかについて教えていただきました。 感染症とはウイルスや細菌などによって引き起こされる病気 細菌や ウイルス ・真菌(酵母やカビ)などの微生物は、空気中や水中、ヒトを含む動物の体内に存在しています。微生物はときにヒトの体内に侵入し、何かしらの病気を引き起こす原因になることがあります。こうして生じた病気のことを 感染症 といい、感染症の原因となった微生物は 病原体 と呼ばれます。 感染症にならないようにするためには、やたら無闇に恐れるのではなく、まずはその感染症について 正しく知ること が必要だと思います。 川崎市健康安全研究所とは? 川崎市健康安全研究所とは、全国約80か所に設置(都道府県、政令指定都市などに設置)されている地方衛生研究所のひとつです。地方衛生研究所では、 当該地域の市民の健康を守る をキーワードに、 ・理化学部門(飲食物や家庭用品類の安全性のチェックなどを行う) ・微生物学部門(感染症や 食中毒 に対する病原診断などを行う) ・感染症情報センター部門(感染症情報の収集・解析・還元提供などを行う) が中心となり、各種の試験・調査・研究を実施しています。 川崎市健康安全研究所では、試験検査、調査研究、情報発信研修指導、を4つの柱として、平常時から健康危機管理や、感染症や食中毒発生時に対する問題解決、再発防止や予防対策を通じて川崎市民の健康・安全をサポートしています。 感染症サーベイランスの取りまとめと情報発信 日本中の感染症の動向を知るためにはオールジャパン体制が不可欠!
川崎市健康福祉局健康安全研究所 感染症情報センター お問い合わせ:
小児科医として20年経験を積んだあとに 岡部先生はもともと小児科医ですよね。留学やWHOでの勤務などを経て、国立感染症研究所感染症情報センターに移られたわけですが、どの段階で公衆衛生に興味をもったのですか?
サンキューコールかわさき (市政に関するお問い合わせ・相談)