精選版 日本国語大辞典 「荼毘に付す」の解説 だび【荼毘】 に 付 (ふ) す 死者を 火葬 にする。 ※ 煤煙 (1909)〈森田草平〉二七「次の日の夕べ、夏子の遺骸を一片の荼毗に附した」 出典 精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「荼毘に付す」の解説 荼毘(だび)に付・す 火葬にする。「遺体を 郷里 で―・す」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
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投稿日:2020年3月21日 更新日: 2020年7月1日 「荼毘(だび)に付す」という言葉を聞いたことがあるかと思います。なんとなく「死」と関係していることはイメージできるでしょう。ただ、実際に荼毘に付すという言葉を使う機会は少なく、本来の意味や言葉の由来などを知っている人も少ないようです。 鈴木 そこで今回は、「荼毘」という言葉について詳しくご説明します。 荼毘の意味と言葉の由来 荼毘とは「だび」と読みます。言葉で聞くことはありますが、文字にすると初めて知ったという人も多いでしょう。 では、荼毘の意味や言葉の由来を見ていきましょう。 荼毘の意味とは?
これまでの説明で考えると、火葬だけが荼毘に付すという意味になると思われるでしょう。ただ、日本ではほとんどが火葬を行っているので、火葬をすることが荼毘に付すという意味だと固定されました。 火葬しか認めないというわけではないのですが、やはりほとんどの地域で火葬をすることがルールとなっていますので、日本では埋葬といえば火葬となり、火葬のことを荼毘に付すという言葉で表すようになりました。 昔の日本は土葬をしていたこともありますが、火葬の文化が入ってきたことにより衛生的な問題や様々な影響で火葬が主な埋葬方法となりました。そして仏教の伝来や火葬の文化が広まったことで、火葬=荼毘に付すというイメージが固定したのです。 なぜ火葬をすることになったのか?
「付す」とは? 「付す」(ふ-す)は、「付する」ともいい、以下の意味で使われます。 つけ加える。つけたす。そえる。 あずける。わたす。あたえる。交付する。付与する。 任せる。そのように取り計らう。 ついていく。従う。 基本的には「付く」(つ-く)という言葉に見られるように、二つの物がくっつくさまや、ある物を他の物の後に従わせる/及びつかせる、ある物をある位置に置かせる(そのようにする)、といった意味が基になっていると捉えて問題ないでしょう。 「附す」と書いてもOK 「付す」は「附す」と書いてもよく、まったく同じように使うことができます 「付す」の使い方 「付す」のそれぞれの意味ごとに、使い方をご紹介します。 1. つけ加える・つけたす・そえる 「付す」の使い方のひとつは、「つけ加える・つけたす・そえる」です。「付ける」と言い換えても、大抵の場合は通用するでしょう。 【例文】 詳しい資料は、巻末に付す。 届けられた商品には、「丁寧に扱ってください」との注意書きが付されていた。 最後に一言だけ、付しておきたい。「どうかお元気で」。 2. 「付す」とは?意味や使い方をご紹介 | コトバの意味辞典. あずける・わたす・あたえる・交付する・付与する 「あずける・わたす・あたえる・交付する・付与する」という意味の「付す」は、国や役所などが書類や物などを与える、といった文脈で使われることが多いです。 彼は戦争の英雄として、初めて「〇〇賞」の称号を付された。 この者に、〇〇証明書を付す(付する)。 整理のため、これらの書類に提出順の番号を付します。 3. 任せる・そのように取り計らう 「任せる・そのように取り計らう」という意味の「付す」は、しっかり使い方を覚えておかないと、とっさに意味を取り損ねてしまうかもしれません。 「ある物にある物を付ける」という意であるのはこれまでの使い方は変わりませんが、「それに及びつかせる」「その位置にあるようにする」ことから、「それに任せる」「そのようにする」という意味合いが出てきます。 例えば、「荼毘(だび)に付す」と言った場合、「荼毘」は「火葬・葬式」の意ですから、「死者の弔いを火葬(という手段)に任せる、そう取り計らう」といった意であると考えれば良いでしょう。 この件は、極秘事項に付されており、私は知る由がなかった。 裁判長は、被告の行いを不問に付すとの裁決を下した。 この決定はわたしの立場では難しいため、重役会議に付す。 4.
2021年04月22日 こちらの記事を読んでいる方におすすめ お母さまの葬儀でよりそうお葬式(旧シンプルなお葬式)をご利用いただきました藤田さま。お母さまの故郷である青森で改めて葬儀を執り行うべく、こちらでは荼毘に付すことを主目的によりそうお葬式をお選びいただきました。 ※このインタビューは、お客さまがお葬式を行った当時の内容に基づくものです。内容が最新の情報とは異なる場合があります。 最期は立ち会うことができました お母さまが亡くなられた状況を教えてください 父が早く亡くなったので、母は青森で独り暮らしをしておりました。 交通事故に遇って以降、松葉杖の生活なども続いていたため、冬の間は私たちの方に来て、春になると青森に戻るという生活を続けておりました。 しかし、年齢も年齢になってきたので、私たちの家に呼び寄せたのですが、介護も必要になったため施設に入ることになりました。 施設でのご様子はいかがでしたか? もともと内臓の疾患はありませんでした。 ただ、10月ごろにバイタルがおかしいということで入院した際には、脳梗塞という診断を受けました。 一旦、退院をしたのですが、2週間ぐらい経過した時に再度体調不良を起こし、その時は心不全と診断をされたのです。 病院の方では「退院しても施設の方が大変だから」と、3週間ほどの入院になりました。 その間、容態は低空飛行を続けているという状況でしたが、ある日病院から「声をかけても反応しなくなった」と連絡があり…。 それから数日後に亡くなりました。最期は立ち会うことができました。 母の故郷の青森で改めて葬儀を行う お葬式はどのようにされようと思いましたか? 母はもともとある宗派を信仰していて、その同じ宗派を探して…、遺骨はこうして…など「母が亡くなったらどうしたらよいのか」ということを漠然と考えることもありました。 実際に母の死に直面し、青森の姉や主人ともいろいろ話しました。 その結果、青森でしっかり葬儀をするのが良いのではないかということになりました。 そのため、こちらでは母の遺体を荼毘に付すだけにして、青森で葬儀を行い、菩提寺に納骨することにしました。 私としては、しっかりお通夜、葬儀をして、荼毘に付す前に母にお経を聞かせてあげたかったのですが、青森とこちらという距離の事情もありましたので。 主人がスマートフォンでいろいろ探してよりそうお葬式を見つけてくれました。 葬儀社の方はとても丁寧、親切 実際に葬儀をされていかがでしたか?
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