ウナギの蒲焼や焼き鳥の タレ などは、よく「創業以来の継ぎ足しタレ」などと謳われています。食べ物は 腐る のが常識なのに、本当に何十年も何百年も使い続けることは可能なのでしょうか。 タレの殺菌方法 結論から言えば、秘伝のタレなどは本当に継ぎ足しだけでまかなわれています。ウナギの蒲焼や焼き鳥などは、火を通した状態のものをそのままタレの入った容器の中につけ込みます。このおかげで、タレの温度は60℃~70℃位を保ち、低温殺菌されている状態になるのです。 名店ほどタレが腐らないと言われる理由はここにあり、お客が絶えなければ低温殺菌状態も常に続いていることになるのです。 一度タレを高温にして殺菌する方法もあるようですが、タレに含まれるタンパク質が変化し、味が劣化してしまうのです。
2015/03/22 2015/10/15 またまたうなぎネタで一つ。 うなぎ屋さんや焼き鳥屋さんで、 【創業以来継ぎ足している秘伝のタレ】 と謳う老舗があります。 確かにおいしそうな気はしますが、創業以来だと何十年も経っているのに、なぜタレが腐らずに使えるの?と気になったので調べてみました。 スポンサードリンク 塩分・糖分が高い食品は腐りにくい? 塩分や糖分の濃度がある程度濃くなると、菌の繁殖が抑えられ、食品を腐りにくくするようです。およそ塩分で10%以上、糖分で65%以上の濃度になると 防腐効果 があるようです。 漬物や梅干、ジャムといった長期保存ができる食品が例ですね。 確かに しょっぱい物や塩辛いもの は長期保存が効くイメージがあります。しかしながら、一般的にうなぎのタレや焼き鳥のタレにはそれほどの塩分濃度も糖分濃度も無いようです。 ではなぜ長い年月を腐らせずに保てるのでしょうか。他に理由があるようです。 タレが低温殺菌されている。 有力な理由としてタレが常時低温殺菌されているという事が挙げられます。 焼きたての高温なうなぎや焼き鳥をタレに何度も繰り返しつけ込むことで、タレ自体の温度が上昇し、殺菌処理されるというもの。これは食材を焼く→タレにつけるを頻繁に繰り返す、よほどの繁盛店でないと実践できないといわれます。 また、タレ壷を焼き火の近くに置いたり、定期的に火入れ(火にかける)もされているようです。 スポンサードリンク それにしても何十年も前のタレを今食べているの? 秘伝のタレは、その旨み成分を引き継ぎながら熟成させて深い味わいを出しているものだと思います。 ただ、単純に減った分を継ぎ足し継ぎ足ししていては、さすがにタレは傷んでしまうでしょう。特に容器のそこに脂やカスが溜まったりして衛生的にも問題が出てくると思います。 つまりは、お店としては日々きちんとタレのろ過、火入れ、容器の清掃などを定期的に行い、ある割合で熟成された旨み成分を引き継ぎながら 品質管理をしている ということなのでしょう。 実際に繁盛店では数週間から数ヶ月で全てのタレが入れ替わっていってるとも聞きます。 継ぎ足しというイメージでは、減った分を残量がある上に補充というイメージもありますが、実際のところは どんどんタレは回転していて、古い部分はほとんど残らず、新しいタレに入れ替わっていっている ということですかね。 なるほど。これが 秘伝のタレが腐らない理由 ということなんですね。 いやーそれにしてもいよいよ 秘伝のご飯に秘伝のうなぎをのせて秘伝のタレをたっぷりかけた秘伝のうな丼が食べたいです。それだけです。 今回はこの辺りで。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 スポンサードリンク おすすめ記事&スポンサードリンク - 雑学 関連記事
復氏届とは?配偶者の死後、旧姓に戻すために必要な手続き 2021. 入籍届(子どもの氏を父の氏から母の氏に変更する場合等の届出)はどのようにするのですか。. 04. 20 葬儀に関するお問い合わせ 電話をかける ご相談は無料です(24時間365日) 「復氏届」とは、結婚して配偶者の名字を名乗っていた人が、配偶者の死亡後、旧姓に戻す手続きです。配偶者に先立たれた方がもしまだ若いのであれば、これからの人生を自分で生きていかねばなりません。その場合、旧姓に戻り、再出発をしたいと考える方もいるでしょう。また、夫婦関係によっては、配偶者の死後は配偶者の姓を名乗りたくないと考えている方もいるかもしれません。そんな方々のために、旧姓に戻る「復氏」という制度があります。 Adsense(SYASOH_PJ-195) 旧姓に戻すには届を出すだけでよい 配偶者に先立たれた後、結婚前の 旧姓に戻すには「復氏届」を提出 します。 手続きが複雑なように感じるかもしれませんが、復氏届に裁判所の許可や配偶者の親族の同意は必要なく、 本人の意思のみで自由に提出 できます。また、 提出に期限はありません。 市区町村役場に配偶者の死亡届が提出されたあとであれば、いつでも提出できます。 提出先は、本籍地のある市区町村役場、または住所地の市区町村役場でも構いません。 復氏届の届け出に必要な書類は? 復氏届を提出するにあたり、復氏届と共に 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)が必要 です。ただし、本籍地に提出する場合は、戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)を添付する必要はありません。また、復氏届を提出すると配偶者の戸籍から抜けることになりますので、結婚前の戸籍に戻るか、新たな戸籍を作るかを選ばなくてはなりません。 結婚前の戸籍に戻る場合は、結婚前の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)も必要となります。 一方、結婚前の戸籍に戻りたくない場合は、「分籍届」を一緒に提出すれば、新たな戸籍を作ることができます。届け出の際は、どちらを選択するか決めた上で、必ず印鑑を持参していきましょう。 復氏届を出すとどうなる? 復氏届を提出すると、配偶者の戸籍から抜けることになります。 しかし 配偶者の相続人という地位は奪われず、配偶者の遺産を相続する権利は残っています。 また誤解しやすいのですが、姓を変更するからと言って 配偶者と離婚したわけではありません ので、配偶者の親族(義父母や配偶者の兄弟姉妹)との法律上の関係は変わらず、扶養義務も残ります。配偶者の親戚のことを「姻族(いんぞく)」と言いますが、死亡した配偶者にはもともと親や兄弟姉妹の扶養義務があり、その義務は配偶者が死亡したあとでも姻族であるため残るのです。もし死亡した配偶者の姻族と法律上の関係を解消したい場合は、別に「婚姻関係終了届」を提出しなければなりません。 >>姻族関係終了届とは?配偶者に先立たれたあとの生き方 復氏届を出すデメリットはある?
離婚後も戸籍筆頭者であった相手方の戸籍に入っている子どもを、親権者の戸籍に入籍させる手続きについて解説しています。 1. 子の氏の変更申立ての手続きが必要な方 2. 誰がどこで手続きをすればよいか? 3. 手続きの方法と必要書類 子の氏の変更申立ての手続きが必要な方 一般に親権を取った母親 離婚をした場合、子どもは戸籍の筆頭者のもとに残ったままとなっています。通常戸籍の筆頭者は男性側とする場合が多くなっていますので、母親が親権を取って離婚したときは仮に結婚時の氏を続称していても、自分の戸籍に子どもを入籍させる手続きを行なわないと、別の氏を名乗っていることとなります。 誰がどこで手続きをすればよいか?