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Thu, 04 Jul 2024 01:43:31 +0000

A5: 後鼻漏(「真性後鼻漏」)を来たし得る鼻副鼻腔の原因疾患としては、代表的なものとして以下のものがあります。 感染性疾患としては、鼻カゼ、急性/慢性鼻副鼻腔炎、真菌性/乾酪性副鼻腔炎など。 アレルギー性疾患としては、通年性アレルギー性鼻炎(ダニや埃などが原因)、花粉症(スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどが原因)、好酸球性副鼻腔炎(もっとも難治)など。 変性性疾患としては、鼻副鼻腔術後の変化、感冒後の変化、慢性鼻副鼻腔炎からの移行、加齢の変化などによるもの。 血管運動性鼻炎 鼻副鼻腔の腫瘍性病変、など。 (各疾患の詳細については、別述します。) Q6:後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)はどのように発症するのですか? A6: "異常な鼻水"の後鼻漏がないのに後鼻漏の症状を感じるのが、後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)の最大の特徴です。 その原因は、なんらかの異常な分泌物が鼻副鼻腔以外の臓器から発生し、ノドを刺激して後鼻漏のような症状をもたらしてしまうことが伺われます。その最たる例は、上咽頭炎です。 それ以外には、たとえば、胃食道逆流症に伴う胃酸の逆流によるノドへの刺激によって生じるもの、嚥下障害に伴って余分な口腔咽頭の分泌物(唾液など)がノドに溜まり、ノドを刺激することによって生じるもの、さらに咽喉頭神経症のようにノド自身の神経ネットワークの過剰反応(易刺激性)に伴い、ノドの過敏症状として後鼻漏感が現れるものなどがあります。 Q7: 後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)はどのように診断されるのですか? A7: "異常な鼻水"の後鼻漏が生じない後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)の場合、その原因は鼻副鼻腔の疾患ではありませんので、鼻内の局所所見や副鼻腔の画像診断だけでは後鼻漏感の具体的な臨床像や原因疾患を明らかにすることは、ほぼ不可能です。 この場合は鼻副鼻腔よりも、むしろ後鼻漏感を来たし得る鼻副鼻腔以外の領域においての様々な関連疾患を重点的に調べていかなければなりません。 ただし、後鼻漏感の発生と関わり得る疾患はあまりにも多種にわたりますので、疑わしい疾患の優先順位を決めてから診ていかないと、しかるべき診断と治療に辿りつくまでは莫大な時間と労力がかかりかねません。たとえば、「胃食道逆流症」が疑わしい場合は、優先的に喉頭ファイバースコープ、もしくは胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)が施行されます。 また、「嚥下障害」の関連が疑わしい場合は、積極的に嚥下内視鏡検査や頚部/頭部の画像診断が行われるでしょう。いずれにしても、後鼻漏(「真性後鼻漏})以上に、耳鼻咽喉科専門医の元での精査が必要となります。 Q8:後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)は、どのような原因疾患が関与しているのですか?

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後鼻漏(鼻水が喉に流れる)の原因と症状

A8: 後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)を来たし得る原因疾患として、代表格なものには以下のものがあります。 上咽頭炎/咽頭扁桃炎 胃食道逆流症/咽喉頭酸逆流症 口腔乾燥症 アトピー疾患(咳喘息、アトピー咳嗽、喉頭アレルギーなど) 嚥下障害(脳疾患、サルコペニアなど) 生活習慣病(糖尿病、肥満、睡眠障害など) 咽喉頭の腫瘍性病変、など。 Q9:上咽頭炎はどのように後鼻漏と関わっているのですか? A9: もともと後鼻漏は、ノド、とりわけ鼻とノドの境目の上咽頭に"異常な鼻水"が現れることによって自覚されますから、根本的に"異常な鼻水"の出現がなければ後鼻漏の発症も起き得ません。 ところが上咽頭に炎症が起こった場合は、そこに直接"上咽頭由来"の炎症性分泌物が多く現れるため、たびたび後鼻漏のような症状が感じられることがあります。つまり、上咽頭炎に伴って発症した後鼻漏は、 "ホンもの"の後鼻漏"(「真性後鼻漏」)ではなく、後鼻漏感、つまり "ニセもの"の後鼻漏(「仮性後鼻漏」)です。 確かにノドへの炎症性分泌物の出現や刺激によって後鼻漏の症状がもたらされることだけに着目して考えた場合は、主に鼻副鼻腔の疾患に伴って発生する一般の後鼻漏(「真性後鼻漏」)と、上咽頭炎に起因する後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)との差はあまりないように思われます。 しかしながら、どこの疾患部分にフォーカスするかによって、治療内容に雲泥の差が出てきますので、今自覚されている後鼻漏の症状が、上咽頭炎による「仮性」のものか、それとも鼻副鼻腔炎による「真性」のものかを確認しておくことは、その後の治療を的確に進めるためにはとても重要です。 Q10:上咽頭炎はどのように治療されるのですか? A10: 上咽頭は、もともとリンパ組織に富み(咽頭扁桃)、また解剖学的位置から、鼻から吸入された空気中に含まれる細菌、ウイルス、アレルギー物質(花粉、埃など)、有害ガスなどが人体中に侵入する最初の門戸でもあることから、非常に起炎しやすい臓器の一つとして知られています。 医学的にも「感染臓器」、「生理的炎症臓器」と言われるように、上咽頭は常に炎症に曝されている状態の中で本来の生理活動を営まなければなりません。このような過酷な"労働環境"は、上咽頭における炎症のオーバーヒートをいともたやすく引き起こします。その結果、咽頭痛をはじめ、咽頭異物感や咽頭流下感、咽頭付着感などに見られる後鼻漏感(「仮性後鼻漏」)の症状がもたらされるのです。 このような炎症のオーバーヒート現象を治すためには、もちろん適切な消炎剤や抗菌薬などの使用は言うまでもありませんが、上咽頭の生理的起炎性を考えますと、頻繁に起き得る炎症の長引きや再発に対して、投薬のみの治療はいずれ限界にぶつかってしまいます。 そこで、よく利用される治療手段の一つとして、昔からある「B-スポット」療法があります。また、炎症性肥大を伴う咽頭扁桃に対しては、積極的に外科的減量術も考えられます。 Q11:上咽頭炎に対して Bスポット療法は、どのような効果が期待されるのですか?

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後鼻漏のよくあるご質問 Q1:後鼻漏は普通の鼻水とどう違うのですか? A1: 通常の生理状態下では、鼻の中で産生された鼻水の多くは"無意識"のうちにノドの方へ運ばれ、排除されていきます。 ところが、なんらかの原因で鼻水の量、もしくは質に異変(病的変化)が生じますと、たとえば鼻水の量が多く増え過ぎたり、鼻水の質が濃くなり過ぎたりした場合、鼻水がノド、とりわけ鼻とノドの境目の上咽頭を通過する際に、ノドの異常感覚(違和感、不快感、異物感など)を自覚することがあります。 このようなノドの異常感覚の症状をもたらす"異常な鼻水"("非生理的な鼻水)のことを後鼻漏(「真性後鼻漏」)と言います。 Q2:後鼻漏と後鼻漏感はどう違うのですか? A2: どちらもノドの異常感覚(違和感、不快感、異物感など)が自覚されますが、その原因となる "非生理的な鼻水"である後鼻漏が見られる場合("ホンもの"の後鼻漏)と、その発生が全く確認できない場合("ニセもの"の後鼻漏)があります。 "ニセもの"の場合は後鼻漏感といって、あたかも後鼻漏がノドを降りたり、へばり付いたりするような異常感覚があるのですが、後鼻漏の実体は存在していません。 一般に後鼻漏と言う場合には、ほとんど"ホンもの"の後鼻漏をさしており、その性格から医学的には「真性後鼻漏」または「鼻性後鼻漏」と言います。それに対して後鼻漏感、すなわち"ニセもの"の後鼻漏は、「仮性後鼻漏」または「鼻外性後鼻漏」と呼ばれます。 Q3:後鼻漏(「真性後鼻漏」)はどのように発症するのですか? A3 : 鼻腔や副鼻腔を含む鼻の中の粘膜に出現した、あらゆるタイプの炎症反応は、基本的にすべて後鼻漏の発症につながる可能性があります。 つまり、鼻粘膜のなんらかの炎症反応に伴って異常に産生された"炎症性分泌物"こそ、後鼻漏の正体と考えてよいでしょう。鼻粘膜の炎症反応を来たす主な鼻副鼻腔の疾患の典型例としては、鼻カゼ、アレルギー性鼻炎(花粉症)、急性/慢性鼻副鼻腔炎などがよく知られています。 Q4:後鼻漏(「真性後鼻漏」)はどのように診断されるのですか? A4: "異常な鼻水"が現れる背後には、必ず鼻副鼻腔の炎症性疾患の存在が疑われます。 その診断は、鼻内の局所所見、および鼻副鼻腔の画像検査から最も決定的な情報が得られます。ですから、とくに鼻の不調が感じられた場合は、耳鼻咽喉科専門医を受診されれば、早期診断や早期治療に的を絞られるでしょう。 また、時に過剰診療と思われがちですが、より正確に鼻内所見を捉えるためには、できれば通常の鼻鏡検査(ほぼ無痛)よりも鼻咽腔ファイバースコープ検査(多少の鼻内の不快感を生じる)の方が、また副鼻腔の病変をより正確に読み取るためには、できれば単純レントゲン検査(放射線量が少ない)よりも、CT撮影検査(放射線被曝のリスクよりも放射線診断のベネフィットの方が遥かに大きい)の方が望ましいと考えられます。 特に、頑固な後鼻漏を伴う副鼻腔真菌症や蝶形骨洞炎、好酸球性副鼻腔炎(鼻茸の増生)などといった特殊な副鼻腔の炎症性疾患を診断する際には、鼻咽腔ファイバースコープ検査もCT撮影検査も絶対に欠かせない検査手段として重宝されています。 Q5:後鼻漏(「真性後鼻漏」)は、どのような原因疾患が関与しているのですか?

訪問歯科診療の実施状況 訪問歯科診療開始の準備と施設基準 コロナ禍における訪問歯科診療時の注意点 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の基準等 この記事をPDFでダウンロードする。 長期化する新型コロナウイルス感染症により、在宅療養している患者数は、今後さらに増加することが予想されます。 このため、国は、地域医療を維持するために医療機関の連携を推進すべく、様々な検討を重ねています。 その中で、歯科医療に関しても施設や居宅への訪問歯科診療への要望が強まっています。 一方で、感染リスク回避のために訪問を中断・中止している医療機関も出てきています。 要介護者の治療が延期・保留となると、口腔衛生や口腔機能が低下し、誤嚥性肺炎等における緊急入院や緊急手術等の可能性が増加します。 口腔機能管理の面からも訪問歯科診療の重要性は高まっており、コロナ禍における予防対策を十分にとって、訪問歯科診療を実施することが求められています。 1. 介護施設への訪問歯科診療の現状 新型コロナウイルスの影響から、介護施設側では人との接触を可能な限り減少させるため、緊急時以外の訪問歯科診療に対し、中断の申し入れを行う一方で、歯科医院側から介護施設側へ訪問歯科診療を中止したいと申し出るケースが増加しています。 東京保険医協会で実施した介護施設へのアンケートでは、施設側からの依頼により訪問歯科診療をすべて中止や一部中止した施設が81%で、その結果、口腔内で困ったこと、問題があったという利用者が93%であったと公表しました。 また、義歯が合わなくなった利用者も「少しいた」を含めると86%に上ります。 2. 訪問歯科診療の実施状況 これまでの訪問歯科診療の実施率をみると、1ヶ月間の在宅医療実施歯科医院は18. 2%であり、都道府県別にみると最小11. 口腔ケア中断のリスクを解消 訪問歯科診療取組時の留意点. 0%(沖縄県)から最大35. 7%(佐賀県)まで都道府県間に格差がみられます。 実施件数では、在宅医療サービス実施歯科医院1箇所当たりの訪問歯科診療の件数は、全国平均で1ヶ月間に12. 6件となっています。 約20%の歯科医院が毎月平均12件強の訪問診療を行っているというのが現状です。 この実施件数は、全要介護高齢者を対象とした月1回の定期的管理を中心とした在宅歯科医療サービスを想定した場合、3. 6%の充足率に過ぎません。 一方で介護保険における居宅療養管理指導では、歯科医師による実施を行っている診療所は全国平均で4.

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電話等を用いた診療報酬上の取り扱いの見直し 厚生労働省では、新型コロナウイルスの感染が拡大し、医療機関の受診が困難になりつつあることから、時限的・特例的な対応として、「新型コロナウイルスの感染拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについて」(2020年4月10日厚生労働省医政局歯科保健課)が発出されたことを踏まえ、当該事務連絡に関連する診療報酬の取扱いについて、以下の対応を検討しています。 ■参考資料 東京保険医協会:21. 1実施アンケート報告 厚生労働省ホームページ:eヘルスネット 訪問歯科診療 資料提供 深井雅博氏 新型コロナウイルス感染症に伴う医療保険制度の対応について 厚生局ホームページ:かかりつけ歯科医機能の評価等実施状況調査 日本歯科衛生士部会ホームページ

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訪問歯科診療で保険が適用される条件 訪問歯科診療が保険適応となるのは、歯医者さんの病院から診療場所(患者さんのご自宅や施設)までが、半径16km圏内にある場合のみとなります。 患者さんの希望によって、歯医者さんから16kmを超えた場所での診療をした場合は保険が適応されず、訪問歯科診療でかかる費用は全て保険適用外となります。 ただし16kmを超えて訪問歯科診療を依頼するのに絶対的な理由がある場合は、この限りではありません。 例えば「患者さんの自宅や施設付近で、訪問歯科診療を依頼できる歯医者さんがいない」「近くに歯医者さんはいるけれど、たまたま不在でお願いができない」場合は絶対的な理由と認められ、16kmを超えても保険適用となることがあります。 ご自身の状況が保険適用となるかどうかは、直接歯医者さんに尋ねてみることをおすすめします。 3. 訪問歯科診療の対象患者や診療場所の条件 3-1. 訪問歯科診療の対象患者の条件 訪問歯科診療の対象者は、病気やけがといった事情によって、歯医者さんへの通院が難しい方となります。そのため、年齢制限があるわけではありません。 他の医療機関を通いで受診している場合は「通院困難」と認められないため、対象とはなりません。例えば車椅子移動が可能な方も、基本的に訪問診療不可となります。 ただし緊急治療のための搬送や、家族の助けによる通院の場合は例外として認められることもあります。 対象となるかどうかの最終判断は歯医者さんがそれぞれ行いますので、自分が対象となるかどうか気になる場合は、事前に確認をすると良いでしょう。 3-2. 訪問歯科診療の診療場所の条件 訪問歯科診療の訪問先は、患者さんが居住している場所に限られます。 実際に患者さんが普段寝泊まりしている場所が含まれ、居宅と施設の2種類が対象となります。 居宅とは自宅や老人ホーム、ケアハウス、グループホーム、高齢者向け住宅などです。 施設は介護老人福祉施設、介護老人保健施設、地域密着型介護老人福祉施設、短期入所生活介護の入所施設、歯科のない病院や診療所などが含まれます。 デイサービスやデイケアは患者さんが普段寝泊まりしている場所とはならないため、訪問歯科診療を依頼することはできません。 4. 【解説付き】か強診(かきょうしん)の施設基準の引き上げにみる新歯科医院経営の時流~かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所 | 歯科医院経営コンサルティングで国内屈指|船井総合研究所(船井総研). 訪問歯科診療の受診方法や流れ・準備をするもの 4-1. 訪問歯科診療を受診する方法 訪問歯科診療を受診する方法はいくつかあります。 かかりつけの歯医者さんがある場合は、まずそこが訪問歯科診療に対応しているか確認してみましょう。 訪問歯科診療に対応をしていれば受付をしてくれますし、対応ができない場合でもお近くの対応可能な歯医者さんを紹介してくれることもあります。 上記の方法で見つからない場合は、地元の歯科医師会に相談をしてみてください。 また、介護をしてくれている看護師やケアマネージャーがいる場合は、一度相談をしてみるのも良いでしょう。 4-2.

在宅療養支援歯科診療所の施設基準で厚生局に問い合わせ | 5代目歯科医師の日常?

在宅患者への訪問口腔衛生指導についての注意点 訪問時前に患者及び家族の健康状態を確認する必要があります。同じく訪問するスタッフの健康状態も確認します。 あらかじめ消毒液に浸した清拭用のディスポタオルや同消毒液をスプレー容器に入れたものを用意し、患者回りの物品や寝具等、よく接触する部位には、アルコール等の滅菌・消毒剤による清拭で消毒を行います。 訪問時には、患者宅の洗面所で持参したハンドソープや消毒剤で手指衛生を行い、口腔ケア前に持参した消毒剤で手指衛生をしてから実施します。 口腔ケア後、使用したディスポタオルなどは2重にした密閉する袋等に入れて、戻った際には焼却破棄します。 3(個人防護具)の取り扱い時の注意点 呼吸器症状の出ている患者の診療にあたる場合は、当然ながら患者治療時には感染防止に対する最善の注意を図る必要があります。 PPE(個人防護具)の装着は、患者にとっては必要以上の対策に見えるかもしれませんが、新型コロナウイルスに感染してしまうと、医院の消毒やスタッフ全員の検査、自宅待機等の対策を取ることになり、最終的には長期休診になり、医院運営に大きな影響を与えます。 スタッフの感染防止、院内感染の防止にはPPEの準備は必要不可欠です。 4. 在宅療養支援歯科診療所の施設基準で厚生局に問い合わせ | 5代目歯科医師の日常?. 訪問歯科診療後の院内感染防止 訪問歯科診療後に歯科医院へ戻った時にも感染予防策の徹底が必要です。 院内感染を防止するため、標準予防策の他、訪問診療に使用した機材・機器や診療材料等の消毒を再度、徹底的に行いましょう。 コロナ禍の中で実施された患者アンケートによると、治療中や定期健診を行っている患者でも約50%が、治療中断中の患者では約80%が歯科受診に不安を感じていると回答しています。 その中でも、かかりつけ歯科医がいるという患者の約45%が「不安無し」と回答し、理由は、「かかりつけ歯科医を信頼している」「機材や器具が衛生面で十分に配慮していると思う」ということが挙げられています。かかりつけ歯科医への信頼がコロナ禍での不安を軽減しているようです。 1. かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所が選択される理由 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所に通院中の患者が当該歯科診療所を選んだ理由は、「信頼している歯科医師がいるから」が最も多く、次いで「歯科医師や職員の感じがよいから」、「かかりつけの歯科診療所だから」でした。 2. かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の基準 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の基準とは、より専門性が高く、地方厚生局へ様々な施設基準を提出し、過去の臨床への件数があることです。歯科訪問診療に対しても、自院で取り組んでいるか、もしくは在宅療養支援歯科診療所との連携が必要です。 また、医科との連携も、保健医療機関との事前の連携体制が確保されていることが基準となっています。 患者にとって安全・安心な歯科医療環境提供のため装置・器具等の準備が必要です。 3.

口腔ケア中断のリスクを解消 訪問歯科診療取組時の留意点

訪問歯科診療の受診までの基本的な流れ 訪問歯科診療の受診までの流れは、下記の通りとなります。 1. 訪問歯科診療に対応してくれる歯医者さんが見つかったら、電話やメールで申し込みしましょう。 2. 申し込みが行われると、患者さんの症状や要望に合わせて歯医者さんが訪問日を決めます。 3. 訪問日当日はまず問診を行い、治療内容や期間、費用に関しての説明を行います。 4. 患者さんが治療内容に同意をしたら、診療スタートです。 4-3. 訪問歯科診療を受診する際に準備をするもの 訪問歯科診療を受診する際には、健康保険証のほかに、介護保険証や福祉医療受給者証も持っていれば準備をしましょう。 現在飲んでいる薬がある方は、お薬手帳も用意しましょう。生活保護受給者の場合は、医療費の減免を受けるためには医療券の確認が必要となります。 5. まとめ 病気やけがが原因で歯医者さんに通院できなくても、治療を諦める必要はありません。 訪問歯科診療を依頼することで、歯医者さんへ通院するのと同様の治療をご自宅で受けることができます。 お食事を楽しむためにも、お口の健康は大切です。 歯や口腔内のトラブルを感じたら、まずはかかりつけの歯医者さんか地元の歯科医師会に相談してみてください。 【監修医 松岡浩司先生のコメント】 訪問歯科診療にかかる費用として、車馬賃を請求される場合もありますので、直接歯医者さんにお尋ねください。 この記事は役にたちましたか? すごく いいね ふつう あまり ぜんぜん ネット受付・予約もできる 歯医者さん検索サイト ご自宅や職場の近くで歯医者さんを探したいときは、検索サイト『EPARK歯科』を使ってみてください。口コミやクリニックの特徴を見ることができます。 歯医者さんをエリアと得意分野でしぼって検索! 歯医者さんの特徴がわかる情報が満載! 待ち時間を軽減!24時間ネット予約にも対応! EPARK歯科で 歯医者さんを探す

訪問歯科診療の認知活動 (1)既存患者への認知活動 訪問歯科診療の患者は、一般歯科のように待っていても来院しません。 まずは訪問歯科診療を始めたことを知って頂くことが必要です。 通院している患者に、院内にてお知らせを掲示するとともにホームページでのお知らせ、お医者さんガイドのような雑誌へ掲載して、徐々に認知度を高めていきます。 (2)介護事業所等への認知活動 ターゲットとなるのは近隣にある介護事業所等です。 介護事業所にいるケアマネージャーからの紹介で、増患につなげることが成功のパターンです。 既存の患者に担当のケアマネージャーがいれば、そこから紹介してもらう方法が最も効率が良いでしょう。 介護事業所といっても、入所系、通所系、訪問系といったさまざまなサービスの種類があるため、それぞれの特徴を学び、それに合った集患方法を構築していくことが必要です。 また、近隣の状況を知る方法の一つに地域包括センターを利用する方法があります。 地域包括センターとは、2005年の介護保険法で定められた施設で、地域全体の保健衛生、高齢者を中心とした介護、社会福祉全般をマネージメントしている施設です。ここで近隣事業所のリストを入手することができます。 2. 在宅医療を行うための施設基準 在宅医療を行い、診療報酬を受けるためには、通常の診療報酬の他、施設基準を提出し、様々な管理料や加算を受ける必要があります。 3. 訪問診療を行うための医療機器と連携の重要性 在宅歯科診療には特別な医療機器等の準備が必要です。 主な医療機器を下記に整理しました。 訪問歯科を行うにあたり、他の医療機関との連携は必須となります。 歯科訪問診療の患者は必ず医科の訪問診療も受診していて、どのような急変にも対応できる体制づくりが必要です。 また、医療機関同士の連携から患者の紹介も出てくるため、情報の共有化を含めた医療機関との担当窓口や上部とのコミュニケーションをしっかり取ることです。 新型コロナウイルス感染症に対しては、新たな情報が開示されていますが、変異型ウイルス等も流行している現在、新たな感染防止対策も検討しなければなりません。 訪問歯科診療時には、患者の他、同居家族等への感染予防、およびスタッフの感染予防を考えて対処することが必要です。 1. 訪問前の注意点 新型コロナウイルスに感染している患者が急速に増加し、感染経路も市中感染が広まっている状況を考えると、訪問診療を行う直前に施設全体や患者等、訪問歯科診療を行うスタッフの現状を確認する必要があります。 (1)職員の健康管理 スタッフの健康を守るため、また感染源とならないためにも、スタッフへの感染防止と健康管理は必要不可欠です。 (2)施設及び居宅の状況確認 施設に訪問する場合は、同施設内の患者と介護スタッフ、診療のない入居者の健康状態を確認します。 コロナ患者や家族はもちろん、濃厚接触した者(濃厚接触者基準とは違う)が居ないか、2週間以内の海外渡航歴のある方、帰国者の有無等を事前の電話連絡で確認します。 2.