「大変だ!雨漏りが発生して床がびしょびしょだ!」 「どこから雨漏りしているかわからない」 「業者が来るまでの間、被害を最小限に抑えたい。応急処置の方法は! ?」 日本は、雨が多い気候で、長年使っている家屋から雨漏りが発生してしまうことがあります。雨漏りを放置しておくと、家の中の家財など被害が発生します。最悪、修理費用が結構高く可能性もあります。 そうならないためにも、雨漏りの発生を確認した時に、素人でもできる応急処置を知っておくのは、非常に効果的です。しっかりとした工事は業者に任せた方が良いですが、業者を呼んでから到着までの時間にもできることはいくつかあります。 本記事では、業者が来るまでに行うべき応急処置のやり方、用意するべき道具などについてご紹介していきます。普段から雨漏りの発生に備えておきたい方、リアルタイムで雨漏り被害が発生している方などは、是非参考にしてください。 1. 生活感は出さない！スタイリッシュな無印良品のゴミ箱を便利に使う | RoomClip mag | 暮らしとインテリアのwebマガジン. 二次災害防ぐ!プロが教える自分でできる雨漏り応急処置 雨漏りが発生した時に、まず行わなければいけないことは、雨水が落ちてきている箇所の水を受け止める処置です。雨がまだ降っている段階で外に出て雨漏り発生個所を特定するのは、ほぼ不可能です。またその雨が台風などから発生する豪雨である場合は、外に出る事すら危険です。状態が落ち着くまでは、室内の応急処置に専念しましょう。 雨漏りしているときに水滴が落ちてきている場合は、水滴が落ちてきている場所の床に、 ・バケツ ・雑巾 ・タオル ・新聞紙 ・レジャーシート などを設置して、水が床に直接落ちないようにして下さい。床の材質によっては影響がないかもしれませんが、フローリングやカーペット生地のものは、濡れることによってカビが発生したり、劣化が早まったりします。コンクリートや土間の場合は放置しても大きな問題は発生しないかもしれませんが、家財道具などに影響が出る可能性もあるので、早めの対処が必要です。 二次被害を最小に食い止めるためには、できるだけ早く雨漏りの応急処置をするべき 2. 雨漏りの二次被害とは 雨漏りは、床や家財道具を濡らしてしまったりという分かりやすい二次被害のほかにも、様々な二次被害をもたらします。その中には建物の劣化につながるものもあれば、人体に健康被害をもたらすものまで存在します。一例をあげると、 ・壁や床、クロスや天井にシミができてしまう(雨漏りによってできたシミを「雨シミ」という) ・カビが発生しやすくなる。さらにカビの範囲が大きく広がってしまうことも ・シロアリが発生しやすい環境条件になってしまう ・家を売却するときなどに、価値が下がってしまう(資産価値の低下) ・家の劣化が早まり、耐用年数よりも早く寿命が来てしまう ・家電などが水に接触した場合、漏電が発生してしまう ・漏電からの火災につながる恐れがある カビは、繁殖してしまうと人間に健康被害をもたらします。漏電や火災は生命の危険がありますので、できるだけ早く応急処置をすることが大切です。 3.
この記事は、Marisol ONLINE 2021年7月16日の記事を転載したものです。 ▶︎Marisol ONLINEで連載「エディターMMの気になる○○やってみました!」を読む
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