3億人 すごくエモい。出だしのポップでキャッチーな感じから、どんどんメランコリックになっていく感じがいいですね。少しずつなにか……悲しみとかそういうのを集めて爆発させてるというか。 話を聞いたのは20代講師の先生。彼女が何度か口にして印象に残っているのが「エモーショナル」という言葉ですね。 悲哀と焦燥のコンビネーションは面白いと思います。ところでこれはJ-POPなの? うーん……ポップなのかな、これ。 なるほど「J-POP」の「ポップ」という部分が引っかかるとは。いや、考えてみれば、私が英語で「馬と鹿」を説明するとしても「pop music」とは形容しないですね。 というわけで辞書を引いてみました。 modern music that is popular, especially with young people, and usually consists of simple tunes with a strong beat 人気の現代音楽。特に若者に流行る楽曲で、シンプルな旋律と強いビートで構成されている。 Longman「pop music」 完全にズレているわけではないですが、まあちょっと違和感はあります。もちろん「J-POP」は「J-POP」なので、もはやこれとは関係ないわけですが。ここが気になるのは外国人ならではの視点だと思いました。 ただ「ハッピー!
米津玄師 - 死神 / Kenshi Yonezu - Shinigami |MV Reaction/リアクション/海外の反応| - YouTube
これはヒットするのもわかるわ。 話を聞いたのは20代の女性講師。どうやらオリエンタルな感じがセルビアの音楽に近いようです。 彼女が教えてくれたのはネデリコ・バイッチというセルビアの歌手のこの曲。確かに全体の雰囲気は似ていますね。 ギターもボーカルもこちらはかなりエモいですが。 Nedeljko Bajić Baja | Snovi od stakla HD (2014) さらにピンク「Just Give Me A Reason」を思い出したとのことでした。これもやっぱり「Lemon」に比べるとめちゃくちゃエモいですが、クラップ入りのリズムや雰囲気は確かに近いですね。 P! nk - Just Give Me A Reason ft. Nate Ruess (Official Music Video) ミュージックビデオはシーアっぽいですね。ダンサーの感じが。でも彼はなんでハイヒールを履いてるの!? ハイヒールの件はやっぱり気になるんですね(笑)。そしてこのMVには米津玄師自身のダンスはないですが、薄暗い室内で女性が踊っている感じは確かにシーアを彷彿させます。 Sia - Chandelier (Official Music Video) ちなみに「ALIVE」日本版MVでは土屋太鳳が踊っていますが、この振り付けを手掛けたのがダンサーの辻本知彦。米津玄師が初めてダンスを披露した「LOSER」MVの振り付けも担当した人で、米津玄師の「ダンスの師匠」でもあります。