今回はパーキンソン病について紹介していきます。 というのも、最近多くの方とSNSを通じて対話をさせていただいておりますが、 パーキンソン病で悩んでいらっしゃる方が非常に多い ということがわかりました。 そしてパーキンソン病の皆様はやはりこの先の認知症のリスクについて関心があるということもわかりました。 パーキンソン病を知ろう!> パーキンソン病と認知症は 大きな関わり があります。 知ることで回避できること、安心できることもありますので、参考にしてみてください。 パーキンソン病とは?
パーキンソン病のリハビリについて調べられている方がおおぜいいます。 少しでも日常の生活を取り戻すことができるように、 患者さんに最適なリハビリ方法があるのではないかと考える からだと思います。 医師の立場としても、まずパーキンソン病と診断すると、薬を処方します。しかし多くの場合、 動きが悪くなるにしたがって、薬の量も増やさざるを得なくなる ものです。そんな時、ご家族としても「薬だけ飲んでいれば良いの?」「いずれ薬が効かなくなるのでは?」「薬の副作用は大丈夫?」と心配になっていくのです。 正直なところ、パーキンソン病治療薬の種類と量には、限界があります。そのため、専門医としてもできるだけ薬の使用や増量は最小限にしたいものです。そこでぜひ行なっていただきたいものが、リハビリです。 リハビリを有効に行えば、薬を増やさなくても動きを改善することができるのです。 今回の記事では、パーキンソン病を専門とする脳神経内科医の長谷川がパーキンソン病のリハビリについてご紹介します。 1.パーキンソン病とは?
パーキンソン病は運動症状の他にも様々な症状が現れます。 便秘、頻尿、立ちくらみなどの自律神経障害や、睡眠中に夢に合わせて体が動いてしまう「レム睡眠行動障害」などの睡眠障害、嗅覚の低下などの感覚障害、嚥下障害などが起こりこともあります。 不安感や"うつ"などの精神症状や、認知機能障害が現れたり、幻覚などが現れる レビー小体型認知症を合併することがあります。 早期に現れる症状を見逃さないことがQOLを落とさない鍵 パーキンソン病に早く気付くためには、最初に現れることが多い手足の震えなどの症状を見逃さないことが大切です。 周りの方から、歩き方が変わったとか、動作が遅くなった、表情が暗くなった、などと言われた時は要注意です。 最近わかってきたことは、前駆症状、いわゆる前触れが現れることがあるということです。 運動症状に先行して、嗅覚低下、レム睡眠行動障害、便秘、うつなどがあれば、少し疑って見るものいいかもしれません。 ただ、今まで説明してきた症状は、高齢になると、 年のせいや、骨や関節の病気、さらには認知症ではないか? パーキンソン病は認知症のリスク?見逃せない初期症状と認知症との関係とは? | 一般社団法人認知症協会. と思ってしまって 受診が遅れる場合があります。 認知症とパーキンソン病は重複する部分もありますが、パーキンソン病の方がより特徴的な症状ですので、 思い当たることがあれば 脳神経内科 を受診しましょう。 画像検索で早期の診断が可能です。 パーキンソン病の治療法は? パーキンソン病はその原因がドパミンの減少と分かっているので、そのド パミンを薬で補う ということが治療の基本となります。 それを効率よく行うための薬や、症状に応じて改善のための薬が加わることもあります。 このドパミン補充療法で震えなどの運動症状をかなり抑えることができます。 進行しても薬を適切に組み合わせて使うことで、より長く自立した生活を送り、QOLを維持することを目指します。 早くから薬を使うと耐性がついて薬が効かなくなる、と言われていたこともありますが、現在ではその心配はないと考えられています。 使用される薬はどんなもの? パーキンソン病と診断されたら迷わず薬を使い始めることになりますが、 現在はどういったお薬が使われるのでしょうか? 基本はドパミンの不足を補う薬で、レボドパなどの ドパミンそのものに変わる成分の薬 と、ドパミンアゴニストと呼ばれる ドパミンに似た物質でをの働きを補うもの になります。 実際は年齢や症状で使い分けがありますが詳細は割愛させていただきます。 その他、MAO-B阻害薬と呼ばれる ドパミンを長く脳内にとどめておくような薬 もあります。 効き目は弱いですが、副作用が起こりにくいのが特徴です。 その他、現れている症状によって症状を抑える薬が使われますが、多剤併用は副作用を生みますのでできるだけ薬をコントロールすることが目指されています。 薬で症状をコントロールできなくなったら?
パーキンソン病は、 脳内にある運動をつかさどっている部分の機能が低下してしまう病気 です。動きが遅くなったり、手が震えたりといった症状が現れます。それだけではなく、自律神経障害や睡眠障害といった運動以外の症状が現れるケースも多く見られます。 家族がパーキンソン病と診断されると今後どのように対応したらいいのか不安に感じてしまう方もいるでしょう。そこで今回は、パーキンソン病がどのような病気なのか、どのような症状が出るのかなとの疑問に答えていきます。 パーキンソン病とはどんな病気?
風邪の熱は下がったのに、咳が止まらないよ~! 咳が止まらないときってツライですよね。苦しい咳は早く治したいです!激しい咳き込みが続くと、最悪の場合、肋骨にヒビが入ったり疲労骨折することもあります。 実は、私も、その経験者です。過去2度も、咳のしすぎで肋骨にヒビが入ってしまいました。 いやー、あの痛さは強烈です! 咳・くしゃみの度に、息が止まるほどの激痛が走ります。激痛の恐怖から、咳を一刻も早く止めたくて必死で色々試しました。 そこで今回は、私が実践した咳の治し方の中でも即効性の高かったものを6つご紹介しますね。 スポンサーリンク 風邪の咳を早く治す方法 我が家が、実践してきた風邪の咳を早く治す方法は、次のとおりです。 寝るときは上半身を高くする ぬれマスク 温かい飲み物を飲む 咳止め効果の高い食べ物をとる アロマテラピー 漢方薬 では、一つひとつ詳しくご紹介していきますね。 スポンサーリンク ◆寝るときは上半身を高くして両腕を左右に広げる 睡眠中は副交感神経が優位になるので、気道(肺までの空気の通り道)が狭くなります。そのため、わずかの刺激でも、夜間は気道が敏感に反応して咳が出やすくなります。 また痰や鼻水が、あおむけになって寝ると気道に流れ込みやすくなり、気道を刺激するため咳が出やすくなります。 熟睡を妨げる夜間の咳対策には… ◆上半身を高くして寝る方法がオススメです!
咳が止まらないと夜も眠ることが出来ずに辛いですね。 咳が続くだけでも体力を使いますし、仕事中に咳が止まらなくなると回りにも迷惑をかけてしまうと肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。 病院にも行ったけど、ちっとも咳が止まらない。もしかしたら単なる風邪ではないかもしれませんね。 ただ、治療が長引くほど咳で眠れない、体力も落ちる、さらに治りにくくなるという悪循環。 原因はさておき、まずは咳を止めることが大事! そんな辛い咳を止める方法をいくつかご紹介しましょう。 ▼動画で見たい方はコチラから こうすれば止められる!自分でできる咳の対処法14選 病院で風邪薬をもらってもすぐに咳が止まるわけではありませんよね。 辛い咳を少しでも早く止めたい!食べ物を使った民間療法など、咳が辛い時に自分で出来る対処法をご紹介します。 1. 常に換気をして空気をきれいにすること 咳が出る時の基本中の基本対策ですが、空気は常にきれいに! 空気清浄機を使うのももちろんいいですし、 こまめな換気をして部屋の中の空気をきれいに保つようにして下さい。 2. 乾燥を防いである程度の湿度を保つこと 咳をしている時のエチケットとしてマスクは必須ですが、これは周りの人のためだけでなく、自分のためにもなるのです。 マスクをすることで吐いた息がマスクの中で循環し、加湿効果が得られます。 寝る時もマスクをした方が口呼吸になってしまっても喉が乾燥することがなく安心です。濡れマスクも有効ですね。 当然、部屋の中も加湿器などを使って空気が乾燥しないようにしましょう。特に冬場に空気の入れ替えなどをするとすぐに湿度が下がってしまいます。 空気が乾燥していると咳が出やすくなりますので、50%以上の湿度を保つように気をつけましょう。 3. こまめに部屋の掃除をして異物を排除する 咳が出る時は、こまめに部屋の掃除をすることは基本です。 ホコリ ダニ など、咳の原因となるものを取り除くことが大切ですね。 咳が出ている時はきちんとマスクをして掃除をしましょう。 掃除をしながらホコリを吸い込んでしまってはさらに咳がひどくなります。 4. 寝る向きや角度を調節する 仰向けになるとどうしても咳が出やすくなるので、横向きに寝ると少し楽になります。 また、 完全に身体を横たえるのではなく、少し角度をつけると肺がつぶれにくくなり気管も広がりやすくなります。 枕の下にクッションなどを入れて上半身に角度がつくようにしておくといいでしょう。 5.