内容 植物の有性生殖の例を見てみましょう。これは稲の花です。黄色いのが「おしべ」。そして、これが「めしべ」です。風が吹いて、おしべから花粉が落ちると…、受粉します。特殊な方法で見ると花粉の様子を見ることができます。緑色に光っているのが花粉です。卵細胞は子房にある胚珠の中にあります。受粉すると精細胞が入った花粉管が胚珠に向かって伸びていきます。精細胞のうち一つだけが、卵細胞に到達し、受精卵ができます。受精卵はその後…2つに分かれ…、さらに…、4つに分かれます。特別な方法で核に色をつけてみると、その後も分裂をしていくのが分かります。成長したモミの中のこの部分が胚。受精卵が細胞分裂を繰り返してできたものです。根や葉となる部分はここに入っています。これが植物の有性生殖です。
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無性生殖と有性生殖の組み合わせが生む多様性 無配生殖は無性生殖の一種であり、シダ植物でもそうであると考えられてきた。しかし私たちは今、シダ植物の無配生殖は、これまで考えられていたような単純な無性生殖ではなく、有性生殖等の遺伝的多型を生みだす能力と、大量に子孫を残せる無性生殖の能力の、両方を兼ね備えた生殖様式なのではないかと考えている。 外部形態からシダは1万種とされているが、遺伝的変異を獲得することで新たな環境に適応した無配生殖型や、交雑によって新たに生じた倍数体を含めると、その種類ははるかに多いかもしれない。今後、無配生殖型マレーホウビシダの自然集団で有性生殖能以外の遺伝的多型を生じるしくみ(減数分裂時の不均等分裂や同祖染色体対合)などが機能しているかを調べるとともに、他の分類群における無配生殖の多型を生みだす機構についても解析をすすめ、シダ植物の無配生殖という生殖様式の全貌を知り、種の多様性と生殖様式の進化との関係を明らかにしていきたい。 篠原 渉 (しのはら・わたる) 2004年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。京都大学大学院理学研究科グローバルCOE特別講座助教。シダ植物と屋久島の高山性ミニチュア植物を対象に、種多様性、種分化、適応進化を研究している。
2004年10月16日 2021年5月3日 地球で最初に誕生した生物は、無性生殖により増殖していたと考えられるが、進化史上のどこかで、有性生殖が始まり、それが今日生殖の方法の主流となっている。だから、有性生殖には、デメリット以上のメリットがあるはずなのだが、そのメリットとはなんだろうか。 1. 有性生殖は無性生殖よりもコストがかかる イギリスの遺伝学者、メイナードスミスは、有性生殖には、"性の二倍のコスト the two-fold cost of sex"があることを指摘して、この問題を提起した [1] 。有性生殖では、一つの個体を作るのに二つの個体が必要であり、一つの個体が一つの個体を作る無性生殖よりも、倍非効率である。したがって、他の条件を同じにしてシミュレーションしてみると、世代を重ねるうちに、有性生殖をする種は遺伝子プールから淘汰される。 減数分裂の模式図 。この図に示されているとおり、減数第一分裂前期では相同染色体の間で乗換えが起こり、その結果、親の世代子とは異なる染色体が作られる。 単為生殖ができる性はメスに限られていることからもわかるように、生物の基本はメスである。哺乳類の胚は、性染色体構成がXXであれXYであれ、メスになるようにできており、Y染色体上のSRY遺伝子が働いて始めて、メスになるはずのものがオスに作りかえられる。だから、問題は、なぜメスは、メスだけを作らずに、ほとんどの種において子育てに協力しない、つまり、精子を提供することを除けば種の存続に貢献しないオスという余計で無駄なものを作るのかということである。オスという性を作ったばかりに、オスを生み育てるコストに加え、オスを探すコストまでがメスに重くのしかかる。いったいオスの存在理由は何か。 2.
キナバル山でみつかった謎のシダ植物 写真1 :キナバル山 東南アジアで最も標高が高いキナバル山(標高4095m)には、裾野から中腹にかけて照葉樹が優先する自然林が広がっている (写真1) 。2004年に中腹標高1500mから1900mの森の中で、私たちはこれまで報告例の無い形態形質をもつホウビシダ属のシダ植物を発見した。キナバルのシダ植物は詳しく調べられており、ホウビシダ属ではマレーホウビシダ、ウスイロホウビシダ、ウスバクジャク、ヤクシマホウビシダの4種が報告されていた。 写真2 :標準型の葉のマレーホウビシダ(左)と大型の葉のマレーホウビシダ(右)。写真の中の定規は20cm。 しかし、新しくみつけたホウビシダ属の種は、それらのいずれとも形態的特徴が異なっており、キナバル山では報告がないラハオシダという種に似ていた。ところが、DNAを調べたところ、ラハオシダではなく、マレーホウビシダに近縁であることがわかった。マレーホウビシダは東南アジアを中心に旧熱帯地域に広く分布しており、もちろんキナバル山にも生育しているが、新しいマレーホウビシダは非常に大きな葉をもっていた (写真2) 。 同種の中で、このような形態変化がなぜ生じたのか? そこで、大型と標準型の葉を持つマレーホウビシダの細胞学的形質と遺伝学的形質を調べ、その理由を明らかにしようと考えた。 5.
接合の方法には、上の図のように、2種類あります。 同じ形の配偶子が接合することを同型配偶子接合、異なる形の配偶子が接合することを異形配偶子接合といいます。 同型配偶子接合は、クラミドモナス、アオミドロ、ゾウリムシなどの生物で行われており、異形配偶子接合はアオサ、ミルなどの生物で行われています。 先ほど紹介した受精は、異形配偶子接合の一種で、有性生殖を行う生き物の多くが受精という形をとっています。 2.
今現在、四国電力で深夜電力が割安なプランはこの1つしかない のです。 まぁまとめるとこんな感じです。 一番のネックは、今後、太陽光発電や蓄電池を組み合わせて自分の家で発電した電気を貯めて使って電気代を下げようとした時も、基本料金以下には下がらない・・・。 また、2人暮らしなどで春や秋の時期にはあまり電気を使わないご家庭も、基本料金以下にはならないのです。 これは、いかがなものかと思います。 じゃあ、別のプランに・・・といっても、深夜電力が割安になるなるプランはこれ1つしかない・・・。まさか「おトクeプラン」にするわけにもいかないでしょう。割安な時間帯がないので、エコキュートを使う以上かなり使用量が増え、料金も高くなります。 では、別の電力会社に・・・。しかしながら、電化のご家庭に対応した料金プランを出している新電力はほとんどないのが現状です。 今後、電気料金は間違いなく上がっていくと思います。 原油価格の高騰、物価上昇、消費増税、再エネ賦課金等々、再エネの普及という事をひとまず置いておいて、家庭の電気料金の削減という自己防衛策としての太陽光発電と蓄電池は有効だと思います。しかしながら、それをも阻むような事になりかねないこのプランはどうなのでしょうか? 他のプランが出てくる事を願うばかりです。
四国電力の電気について詳しくまとめたページです。電気料金プランの特徴と料金表一覧を掲載しています。料金とあわせて、四国電力の契約・解約条件、申し込み方法や問い合わせ先も確認しましょう。 目次: 四国電力の電気料金プラン 四国電力の電気:誰が申し込める? 四国電力の電気:契約期間や解約金は?
IHクッキングヒーターとエコキュートを設置した場合の光熱費のシミュレーションができます。 現在のご契約内容、電気料金または電気のご使用量とお使いのガス・灯油料金をご入力いただく箇所がございますので、検針票または電気ご使用量等のお知らせ(ハガキ)などでご確認の上、ご利用ください。 すでにIHクッキングヒーターと電気給湯機を設置されている方、電気料金プランの見直しのみをご検討の方は「最適料金プランシミュレーション」にてピッタリのプランが診断できます。 オール電化シミュレーションご利用の注意事項 ▼ (クリックして開く) このシミュレーションは、ガスまたは灯油の給湯器とガスコンロにかわり、エコキュートとIHクッキングヒーターをご使用し、家庭内のすべてのエネルギーを電気でまかなう場合の試算です。 電気温水器をご検討のお客さまや、一部にガスおよび灯油機器を残して契約変更をご検討のお客さまは、弊社にお問い合わせください。 あくまでも試算条件に基づいたもので、実際の光熱費は各ご家庭の使用状況によって異なります。また、機器費用、工事費用は含みません。 なお、ご契約の変更をされる場合は、あらかじめ弊社へのお申込みが必要となります。 お気軽にお問い合わせください。 【電気料金または電気使用量から試算できる契約種別】