「おいしい」と思うとき、そこにはきっと理由がある、はず。 食べる人のことを思った体にうれしい料理、作り手の信念を感じる料理や素材、心も温まるストーリーのある料理……。 そんな「おいしい」の正体を探して、食に思いを込めているお店や料理家さん、食のスペシャリストを訪ねて回ります。 前回 に続いて、パン激戦区でもある鎌倉の最近気になるパン屋さんの特集です。今回ご紹介するのは、長谷にある話題の食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード バイ ルセット)」。 「recette」という文字を見てピンきた人は、かなりのパン好きさんかも。そう、ネット通販でしかパンが手に入らないあの最高級パン専門店「recette(ルセット)」の流れを組むパン屋さんなんです。 「耳までおいしい」を追求した、国産材料のみで作るパン ルセットのパンは最高級とあるだけに、値段もそれ相応。そこで「毎日気軽に食べられるリーズナブルな食パン」を目指し、誕生させたのがブレッドコードです。 ルセットのものとは製法や原材料は違いますが、ルセット同様、随所に手作業を取り入れて丁寧に作られたパンは格別な味わい。 厨房の中には焼き色の美しい食パンがずらり。香ばしい香りが漂います。 長谷には本店のほかにパン販売所も。長谷まで足をのばせなくても、鎌倉駅から徒歩3分の場所にも販売所あり!
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【14時販売】2種の「ふんわり系」食パンは数量限定。1番人気はとろける食感の「星の井食パン」! お話を伺っている間、工房ではスタッフさんが、毎日14時にお店に並ぶ「鎌倉食パン」と「星の井食パン」の生地を仕込んでいました。 鎌倉食パンと星の井食パンは、1日に各20本ずつの数量限定販売。これをお目当てに、販売開始の1時間前にお店の前に並ぶお客さんも少なくないのだそう。 松葉さん:「朝から販売している食パンはトースト向きのパンなんですが、鎌倉食パンと星の井食パンは、まずは、焼かずに味わっていただきたいです。生地に牛乳と無糖練乳を使用しているので、ふんわりしていてコクと甘みがあります。実は、この2種も生地自体は同じものなんです。だけど、味はかなり違います。星の井食パンの方が、より甘く感じるはずです」 その秘密は「水分量」にアリ。鎌倉食パンの開発中、誤って水分量の多いドロドロの生地ができてしまい、試しに焼いてみたところ、意外においしかったことをきっかけに、星の井食パンが誕生しました。 「星の井食パン独特の『とろける』食感の鍵を握るのが多めの水分量。舌触りのなめらかさで、甘みを強く感じるみたいですね。今では、『Bread Code』で一番人気のパンになりました」 ミスから生まれた看板メニュー。なんだかドラマチックですね。「星の井」というネーミングも素敵です。何か由来があるのでしょうか? 「本店の目の前の大通りは『星の井通り』といいます。すぐ近くに『星の井』という歴史ある井戸も遺されているんですよ。そちらにあやかって名付けました。ロマンチックな言い伝えのある井戸ですので、ぜひ見に行ってみてくださいね」 食パンを知り尽くしたスタッフに聞く!