石野 イギリスとかはわかんないけど、ドイツで聞く限りは、やっぱりジャーマン・ニューウェーブっていうのがムーブメントとして流行ってたから、その中の話題のグループだった。 瀧 ふーん。じゃあ、キャリア古い人に「パレ・シャンブルグ、好きなんだよね」って言うと、「お~」ってなる? 石野 普通のヒットチャートに入るようなグループじゃないけど、トーマス・フェルマンだったり、モーリッツ・フォン・オズワルドが在籍したグループっていうことで、いわゆるクラブのほうのテクノシーンとかでは、みんな知ってるよね。 瀧 なるほどね。 ※1 パレ・シャンブルグ(Palais Schaumburg):1980年にドイツ・ハンブルクで結成されたジャーマン・ニューウェーブバンド。バンド名(フランス語)の由来は、首相府だったボンにあるシャウムブルク宮殿から。ティモ・ブルンク、ホルガー・ヒラー、トーマス・フェルマン、FMアインハイトで活動していたが、アインハイトがアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンに参加するために脱退、ラルフ・ヘルトヴィグが加入。1981年、デヴィッド・カニンガムがプロデュースしたファーストアルバム『Palais Schaumburg』をリリース。その後、ヒラーが脱退し、モーリッツ・フォン・オズワルドとヴァルター・ティエルシュが加入。1982年にセカンドアルバム『Lupa』をリリース。1984年にインガ・フンペが参加したサードアルバム『Parlez-Vous Schaumburg?
電気グルーヴの石野卓球とピエール瀧が、彼らの音楽的なルーツとなったアーティストについて語るトーク番組『 Roots of 電気グルーヴ ~俺っちの音故郷~(仮) 』。株式会社ビーアットによる「BE AT TOKYO」がサポート、同社が運営するコミュニティスペース「BE AT STUDIO HARAJUKU」で収録されている。 第1回の ニュー・オーダー 、第2回の DAF 、第3回の ダニエル・ミラーとミュート・レコード 、第4回の デペッシュ・モード と、好評を博している同番組の最新回で取り上げるのはパレ・シャンブルグだ。 そして、石野卓球はこのバンドの初期主要メンバーだったホルガー・ヒラーから「(電気グルーヴの)キーとなるコンセプトを知った」という──。 このQJWebのテキスト版では、トーク中に登場する固有名詞の数々に注釈を付している。すでに動画を楽しんだ方でも発見があるはずなので、ぜひご一読を! 【関連】【『Roots of 電気グルーヴ ~俺っちの音故郷~(仮)』#4:Depeche Mode】観るなら絶対ベルリンがいい 主要メンバーの変遷 ピエール瀧 今日のテーマなんでしょう?
「#アメトーーク」反響ツイート hitorigotodesukedonanika?