「公益社団法人って特別そうだから就職難しそう…」と思われるかも知れませんが、 通常の就職・転職活動で入社できます。 実際にマイナビやリクナビ等のサイトで、求人やインターンシップ情報が掲載中です。 ここでは公益社団法人に勤めるまでの流れや給料についてご紹介します。 公益社団法人に勤めるまでの流れ 公益社団法人に勤めるには通常の就職・転職活動のステップを踏んでいきましょう。 就職・転職サイトやエージェントで求人を探す 気に入った求人に応募する 書類選考や面接、適性試験を受ける 合否発表・内定 あくまで公益社団法人も民間企業の1つです。Web上等で求人が掲載され、サイトやエージェントを通じて応募できます。書類・面接対策を行い、選考を通過すれば晴れて内定です。 大手求人サイトや転職エージェントを利用し、あなたが希望する条件の公益社団法人に応募してください。 公益社団法人は求人が少ない?転職しづらい? 公益社団法人の求人数はそれほど多くありません。 実際に2019年11月現在、マイナビ転職での「公益・特殊・独立行政法人」の求人数は202件しか確認できませんでした。推測できる理由は以下の通りです。 認定の基準が厳しく法人数自体が少ない 小規模の団体が多く欠員のときしか募集しない 転職を考える人が少なく離職率が低い 仮に就職・転職できたとしても、そこからのキャリアアップや転職は難しいと考えられます。営利を目的としない団体ですので公務員の業務に近く、他の民間企業で必要なスキル・経験が身につかない可能性があるためです。 転職を狙うのであれば所属していた法人と同じ分野の会社に応募すべきでしょう。 公益社団法人の給料はどれくらい?
ボランティアとは違うんです! さて、非営利組織という名称を聞いてしまうと『ボランティアみたいなものですか?』と誤解してしまう方がいらっしゃいますが、NPOとボランティア活動には明確な違いがあります。 というのも、 ボランティア活動は基本的に『無償の奉仕』を是としているのに対し、非営利組織は『実利と社会の 公益 を両立させる』という目的があります。 例えば、ゴミ拾いなどはとてもポピュラーな奉仕活動ですが、ボランティアである以上、希望者がいなくなればゴミ拾いをしてくれる人がいなくなってしまいます。(そもそもゴミ捨てるなよって話なんですが・・・) なので、衛生的な町づくりをしたいならば清掃員を雇って定期的に清掃活動をする必要があるのですが、その場合はきっちり企業として採算が取れる必要があります。 かつてクリミアの天使と言われたナイチンゲールは『犠牲なき献身こそ真の奉仕』という言葉を残されたそうですが、 NPO法人は『縁の下の力持ちを経済的に支えよう!』という目的で創設されているわけです。 余談ですが、ナイチンゲールは赤十字社の活動には関わっておらず、ボランティアによる救護活動は採算が取れないため長続きしないという理由から徹底的に反対していたのだとか。 なんで作った? いつ出来た? NPO設立の歴史! ところで、このNPOという組織はいつから出来たのでしょうか?