【サンキュー事故】渋滞する交差点での事故の過失割合・裁判例|静岡の弁護士が解説 | 静岡で弁護士に交通事故の無料相談を希望される方へ|弁護士山形祐生 交通事故の無料相談は、静岡法律事務所の弁護士山形祐生にお任せください。土日祝日のご相談も対応しています(要予約)。日本交通法学会に所属し、最新判例等を研究しています。特に、後遺障害、死亡事故、主婦の休業損害に関する依頼が多いです。静岡県内にお住まいの方につきましては無料相談を実施しています。 HOME 過失相殺 【サンキュー事故】渋滞する交差点での事故の過失割合・裁判例|静岡の弁護士が解説 公開日: 2021年7月25日 渋滞中の車両の間から相手方の車・二輪車が突然出てきて、避けることが できなかった。 渋滞する交差点での事故で、被害者の過失が否定された裁判例を知りたい。 この記事は、このような方のために書きました.
①障害等級8級(男・症状固定時39歳)損害額8857万8454円の判例 まず、大阪地方裁判所の判決、平成16年(ワ)第5755号事件をご紹介します。 有限会社代表取締役の男性が左肩挫傷などのケガを負った事故です。 (傷害部分については示談が成立しており、後遺障害に関して訴訟になったものです。) 交通事故の基本情報は? 属性 有限会社代表取締役 性別 男 年齢 症状固定時39歳 事故の内容 東から北に向かって右折した加害車両と交差点の北詰横断歩道上を西から東に直進した被害自転車が衝突した。 傷害の内容 左膝関節内脛骨外顆粉砕陥没骨折、左肩挫傷 後遺障害等級 8級7号 入院 133日 賠償金・慰謝料の基本情報は? 損害総額 8857万8454円 うち慰謝料 800万円 うち企業損害 0円 うち逸失利益 8044万9740円 ざっくりまとめると… 被害者の損害額は総額 8857万8454円 になりました。 慰謝料としては、後遺障害の慰謝料が800万円認められました。 逸失利益としては、労働能力喪失率は後遺障害8級に相当する45%とし、被害者が事故前に得ていた月額100万円の役員報酬は、実質的に被害者がすべての業務を行っていたことが認められるため、月額100万円全額を基礎収入として算定されました。 弁護士先生、こちらの男性は事故により左膝の関節に8級の後遺障害が残ってしまったようです。 この判例のポイントはどのような点になりますか?
慰謝料の決まり方には、3つの種類があります。①自賠責基準、②任意保険基準、③弁護士基準と呼ばれるものです。慰謝料の計算方法を自賠責保険の基準に拠るのか、任意保険の基準に拠るのか、弁護士(裁判所)の基準に拠るのかによって慰謝料の金額に違いがでることになります。 交通事故の慰謝料の決まり方 被害者にとって一番有利な慰謝料の基準は? 裁判所でも採用される弁護士基準が被害者の方にとって一番有利です。弁護士基準は、一番公平でかつ公正な基準です。これに対して任意保険基準は、保険会社が業界で勝手に採用する基準です。任意保険基準は、支払われる慰謝料などが低くなる点で被害者にとって不利です。 被害者にとって一番有利な慰謝料の基準 後遺障害8級の慰謝料の計算方法は? 後遺障害の慰謝料は、等級ごとに相場が決められています。8級の慰謝料の相場は弁護士基準で830万円とされています。具体的な慰謝料額はケースバイケースとなっています。たとえば8級が認定された際、複数の後遺障害があるため併合8級の認定を受けた事例が多いため、相場基準よりも高くなることも多いです。 後遺障害8級の慰謝料の計算方法
今回は、渋滞中の交差点での事故について、判例タイムズの基本的過失割合と裁判例を2つ紹介しました。 今後も調査を継続して、裁判例を追加していきたいと思います。 静岡県内にお住まいの方を対象に無料相談を実施しています。無料相談を希望される方は、こちらのページでご予約の方法等をご確認ください。後遺障害、死亡事故、主婦の休業損害など、交通事故のことでお困りの方はお気軽にご相談ください。※県外にお住まいの方につきましては、有料となりますのでご了承ください。 投稿ナビゲーション
内容] この度は宜しくお願い致します。 某検診センターにて採血ミスによる神経損傷を負った事による慰謝料請求についての相談です。 下記、詳細 56歳、女性です。 昨年4月より今の職場へ就職しました。 入職前の2月に雇用時健康診断を検診センターで受けた折、看護師が注射針を刺し血液を引きましたが採血管に流血を確認できず採血できませんでした。その時は痛みはありませんでしたが、その後やり直すのかな?