自分の発する「嫌いじゃない」。相手から受け取る「嫌いじゃない」。 どちらにおいても多くの要素が含まれていましたね。 考えれば考えるほど、悩ましい言葉です。 「嫌いじゃない」は、良い意味にも悪い意味にもとれる言葉です。 それによって、相手を悩ませたり、あなたが悩まされたりするのです。 曖昧な表現が好まれる日本では便利な言葉ですが、 誤解が生じやすい ためコミュニケーションがこじれる原因になりかねません。 逆に、好きなら「好き」。 苦手なら「苦手」。 興味がないなら「興味がない」。 そう伝えて事態が良い方向に進むことがあります。 つまり、シンプルな言動によって相互理解を深めれば、道が開けることもあるのです。 いつも曖昧な言い方をしてしまう自覚がある方は、 どうしたいのかをよく考えた上で、勇気を出して素直な気持ちを伝えてみませんか。
と錯覚してしまいます。 つまり、 「相手をどうにかしなければいけない」 と思ってしまうのです。 その結果、 「なんで俺の事を好きにならないんだ」 「俺を好きにさせてやる」 「むかつくむかつくむかつくゥ!」 と、自分が変わるではなく 相手に変わる事を求めてしまう訳です。 自分の問題に目を向けるではなく、 相手に責任を押し付けて 、自分は傷付かず、逃げるようにして 「嫌い」 と言うのですから…、言われる方は たまったモノではありません。 嫌いという言葉の毒性 「嫌い」という感情が 「希薄な人付き合いを毒している」 と上の方で書きましたが。 「好き」、「嫌い」というパターン (概念) は、 本当は拒絶したくない人間 を遠ざけてしまい、自分に必要な人間でさえも 拒絶してしまう 、 「人間関係を壊す言葉」 です。 「子供の教育」 を 観察すれば 分かりやすいかもしれませんが、 例えば、子供に 食事を出す時に、子供の顔色を伺って 「これ好き?これ嫌い?」 と毎回のように聞いていくと…子供は 「好きか、嫌いか?」でしか食べ物を見なくなります。 子供は素直ですから、一度 「嫌い」 と決めつけて 「拒絶」 してしまうと、それを ひっくり返すにはとても苦労する事になります。 つまり、 好きなのか、嫌いなのか? を極端に求めた結果、そのどちらかでしか物事を判断できなくなってしまうという事で…。 そして、一度決めた 極端な答え は 「簡単には覆せない…」 という事も分かってきます。 日本では この言葉が 既に蔓延してしまっています。 それは直感的で分かりやすく、とても簡単に 人を拒絶できてしまうから… とも言えます。 ですが、それでいいのでしょうか? この 「嫌い」 という感情・言葉は、徐々にあなたの周りを毒していく 「神経毒」 のようなモノです。 自分の問題から目をそらすのも、他人に何かを擦り付けるのも、簡単な言葉で解決してしまうのも…まずはヤメてみませんか?
ところで身近な環境がすべて親密な関係性につながっていくのか? 【大恋愛 ~僕を忘れる君と 第3話】好きと嫌いは選べない!! - ドラマ好き おしゃべりCafe. 決してそうではないことを我々は知っています。つまり「選り好み」という感情が生じるためです。では出会いの段階(まだ相手の全体像は把握できていない)で、「人はどのような人を好ましいと感じ選択するのか」をひも解いてみましょう。 1. 身体的魅力 ランディとシーガルによる実験から導き出された内容で「身体的魅力を有した人は、好ましいパーソナリティ特性を持ち、才能があると見られている」というものです。『心理学とコーチング』コラムの最初の対人認知で、「ステレオタイプ的認知」「後光効果」を取り上げましたが、まさに典型的事例です。 ただし、面白いのは、身体的魅力は"出会いの一瞬"に最大の効果が発揮されますが、その後さまざまな情報が入ってくることで効果は薄れていきます。 最初に好きだと感じた場合と、そうでない場合のその後の好悪度を調査すると、前者がむしろ嫌いになる率が高まるのに対して、最初は特別な感情がない場合の方がむしろ好きになっていく、つまり期待していなかった分、好ましい情報をキャッチすると好感情が芽生えていく、ということです。 前者は後光効果により相手に対し理想像を投影してしまい、理想と現実のギャップを感じ幻滅してしまう(自分勝手な評価ですから、その幻滅要因は決して身体的魅力の高い相手のせいとは必ずしもいえませんよね)。美人が得ばかりしている、わけではないのかもしれません。 2. 類似性 関係性の第一歩である「近接性」の次のステップが「類似性」です。特に態度や価値の類似性が重要だとされています。意見や嗜好性が似通っていると、衝突することが少なくなり、そのためコミュニケーションが円滑に、かつ多頻度に行われるために関係性がさらに深まっていきます。 また、フェスティンガーの「社会的比較過程理論」によると、人は自分の意見や信念の正しさを他者と比べるが、類似した他者の存在は自分の考えの正しさを裏付ける効果をもたらすので好ましく感じる、と説明しています。 3. 交換理論 誰と積極的にコミュニケーションしていくのか、という選択の過程を説明する理論で、他者との相互作用においてコストより報酬が高い人が選択される、という結論が導き出されています。報酬は金銭だけでなく、相手からの知識、自尊心が高まる、落ち込んだときにやさしくなぐさめてくれる、などです。コストは関係維持のための物質的(金銭など)、精神的な努力が該当しますが、組み合わせはさまざまですので、報酬が高いと感じるその報酬の中身は、まさに人それぞれですね。 4.
と思いました。 「好きと嫌いは選べないから」 「選べない」って、一見ネガティブなのに なんてフラットな言葉。 言葉っておもしろいなぁ〜! そんなシンプルな理由だったら うれしいな。 うれしいほうがいいから 私はそっちが好きだから これにする 選べないのに どうしようもなく感じてしまう 私の好きと嫌いを 選べないからこそ もっと大切にしてあげたくなりました。 おしまい。 良かったらこちらもどうぞ♡