腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Wed, 03 Jul 2024 02:47:47 +0000
前田 いや、違う。プロダクションが怒っていたから、そうするしかなかったんです。事務所側の言い分としては「なんで俺が言った通りに報じないんだ!? 話が違うじゃないか!」ということだったんです。ただ取材を進めていく中で、その事務所関係者のコメントとは違った事実が明らかになってきた。だから番組としては、そちらの取材内容を放送したんです。「あれだけ俺がこうやって放送しろと言ったじゃないか!」「でも、取材したら事実は聞いた話と違っていましたから」「いや、絶対に許さない」……そんな応酬がずっと続きましてね。訴えるという話も出たんだけど、それはそれで時間がかかるし、本音はお互い裁判沙汰は避けたいわけですよ。それで僕が丸坊主になるということで手打ちになった。向こうとしてはメンツの問題なんでしょう。「忠明を坊主にしてやったぞ」ということで留飲を下げたというか。 ──タレントや事務所と100%対立したら、先方も態度を硬化させて取材ができなくなるはずです。かといって向こうの意のままに報じていたら、単なる提灯になってしまう。そのへんのバランスは、どのように取っているんですか? 前田 そこは、すごく重要なポイント。どんなに誰かを糾弾することがあっても、100%で叩くのはダメなんです。85%にとどめておいて、最後15%の猶予を残しておく必要がある。誰かタレントが覚せい剤で捕まったとします。もちろん社会的には許されないことかもしれない。しかし放送するときは「でも、本当はこういういい部分もある。あの人は絶対に立ち直るでしょう」という一言を挟んでおく。そうすると、だいぶ印象が変わるんです。事務所も「忠明の奴、最後にいいことを言ってくれたな」と捉えてくれますし。 ──絶妙なバランス感覚です。 前田 僕は何かを扱うとき、「徹底的に打ちのめす」ということはしないんです。肉は切るけど、骨までは切らない。今のネット社会というのは、対象をズタズタに容赦なく切るでしょ? 音事協とは. それどころか、相手が死んでいるのにまだマシンガンを撃ち続けるような冷酷さがある。これは経済が停滞しているから、日本人の心が荒んでいるというのも理由だと思うんですけどね。特に若者はそういう傾向が強いんだろうな。救いがないよ。 芸能ニュースの分岐点・「アンナ・羽賀騒動」 ──芸能畑を歩み続ける中、ターニングポイントになったと感じる事件はありましたか?

前田 もともと僕は演劇をやっていたんですよ。学生時代から劇団に入っていて、卒業してからは自分の劇団を作ったりもしましたし。唐十郎が僕の先輩にあたるんですけどね。唐十郎、蜷川幸雄……そのへんの連中とは、よく演劇論を戦わせながら遅くまで呑んでいました。天井桟敷の彼だけは、なかなか顔を出さなかったけど。 ──寺山修司さんですか。すごいメンツですね。 前田 でも新劇っていうのは、とにかく食えなかった! 寺山のところだけは人気があったけど、それ以外は全然ダメでね。そもそもアングラ劇団なんて、劇場も借りられないんだから。これじゃしょうがないだろうってことで、僕はロンドンに留学したんです。本場でシェイクスピアを学びたかったから。でも向こうでも本当に貧乏で、バイトをしていても生活は本当に苦しかった。結局、2年間の予定が挫折して1年半で帰ってきましたね。それが1969年くらいの話だったと思う。もうこのころは完全に演劇から足を洗うつもりでした。 ──『女性自身』には、どういうきっかけで? 前田 そのロンドン時代、光文社の社員と知り合いになったんです。その人に紹介してもらったんですけどね。ちょうどそのころ、光文社の社内は労働組合が反旗を翻してグッチャグッチャの状態になっていたの。社員が何十人も辞めていたしね。そのドサクサに乗じて僕は入った感じです(笑)。最初は社員という話だったけど、結果的には契約社員みたいな扱いだった。要はフリーランスだったんですよね。 ──話を伺っていると、前田さん自身は硬派な演劇青年だったわけですよね。まったく違うジャンルに進むことに抵抗はなかったのですか? 前田 いや、あっという間に軟派な芸能記者になりました(笑)。というのも毎日が刺激的で面白かったからね。編集部に入ると、見たこともないような猛者がたくさんいました。また日本の芸能界というのも、当時は半分以上がコレ(※頬を人差し指でなでるジェスチャー)でしたから。荒々しい世界だったんです。たとえば地方のキャバレーとかで興行があるでしょう。でも、チケットなんか存在しないわけよ。客からその場でカネをもらってバケツに突っ込むと、溢れないように足で踏み潰しているわけ。ちなみにそのバケツ係の若手スタッフは、今、某大手プロダクションを率いている超重鎮ですけどね。 ──かつては神戸芸能社(※暴力団・山口組が3代目・田岡一雄体制のときに作った興行会社)などが芸能界のど真ん中にいましたし。 前田 そうなんです。僕が編集部に入ったのはそういう時代の終盤くらいだったから、まだヤクザとの付き合いは当然のようにあった。たとえば僕たちがタレントから直接話を聞こうとすると、事務所は嫌がるわけですよ。「話をするなら、事務所を通せ」って。まぁそれは今でも変わらないですけどね。ただ当時は言い方が下品で、「この野郎!

芸能記者&リポーター歴49年、いまだ現役の前田忠明氏。芸能界の隅々までを知り尽くしたレジェンド「前忠」に、ワイドショー全盛期のウラ話、梨本 勝との関係、そして現代の芸能界のコンプライアンス問題まで縦横無尽に語ってもらった――。 (企画・撮影:丸山剛史、執筆:小野田衛) フジテレビの芸能顧問は結構ハード ──最近は『とくダネ!』で前田さんを見かける機会も減ってしまいましたが、どういった活動を?

エンタメ 週刊新潮 2020年10月22日号掲載 芸能人の独立が相次ぐ事態を"芸能界の元締め"と目される日本音楽事業者協会、通称「音事協」はどう受け止めているのか。"業界を仕切る強面組織"とも呼ばれる背景には、寡黙でメディアにほとんど登場してこなかった経緯がある。... 記事全文を読む シェア ツイート ブックマーク
話が違うだろ!」みたいに怒ってくるんだけど。 ──同じ芸能取材とはいえ、活字と映像の違いで戸惑ったことはありますか? 前田 テレビの世界というのは常に横でカメラが監視しているわけだから、やっぱりその部分が最大の違いだと思うんです。相手の困惑している表情も入る。息継ぎしている音も入る。言い逃れがきかないというか、すべてが収録されてしまうんです。たとえば突撃取材に対して相手が無言で逃げる場合、その走っていく様子も放送される。もちろんこちらが追いかける様子も映される。その逃げ惑う様子が面白いということで、ワイドショーが人気になっていったわけです。 ──活字では伝えきれないリアルさが映された。 前田 ところがその一方で「あいつら、あそこまでやっちゃっていいのかよ?」という批判の声も出てきた。だけど、そのへんの問題というのは非常に曖昧だったんですよね。ちゃんとした法律がなかったから。いや、正確に言うなら「名誉毀損」という犯罪はあったんです。だけど、どこまでが名誉毀損なのか定義できていなかったわけ。芸能人に毀損される名誉はあるのか? それまでまったく議論されていなかった領域だったので。 ──「そもそも公人にプライバシーは存在するのか?」という話にも繋がります。 前田 ズバリ言って、そこの問題ですね。だけど結論から言うと、芸能人にもプライバシーは存在する。裁判で「公人でもプライバシーはある」という判決が出ましたから。一度前例が作られると、もう覆らないですよ。それが90年代に入るちょっと前の時期だったと思う。逆に言うと、その前の時代はやり放題だったんだけど。もう本当に野放しだった。まず芸能人というのは政治家や官僚と同じく公人の扱いですよね。そして悪いことをしたら、法の裁きを受けて報じられるのは一般人と同じ。では、不倫はどうなるのか? 道徳的には悪かもしれないけど、法に抵触する問題ではない。今、『文春』が躍起になって不倫を扱っているのは、結局、法に引っかからないからですよ。不倫報道に関しては、昔から今に至るまでずっとグレーゾーンのまま進んでいるんです。 肉は斬るけど骨は断たない。「前忠的」芸能取材の極意 ──芸能スキャンダルに関しては、世論がどう反応するかということも大きいのではないですか。「さすがにマスコミもやりすぎだろ」という声が大きくなれば、そこに大義はなくなるわけですし。 前田 「歌は世につれ、世は歌につれ」じゃないけど、世の中の声というのは時代によって変化していくものなんです。結局、国民に共感されたらOKということなんでしょうね。政治だってそうじゃないですか。今だったら大問題になるような発言を、昔の政治家は平気でしていましたから。世間もそれを見過ごしていましたしね。僕自身、「どうしてもそれは許せない!」と詰め寄られて、坊主になったことが2度あります。 ──自分がミスを犯して、視聴者や局側に反省の意を示した?

力を借りたい、力を借りたから助かったといった表現がありますが、これらは目上の人が述べているように聞こえませんか。ここでは力を借りたいという敬語の例文をみてみます。 例文①:皆様のお力をお借りし、社の発展に努めたいと存じます。 このような表現ができます。前後の文脈をかしこまったものにすることで、どんな場面でも失礼のない文章になっています。 例文②:先輩のお力をぜひお借りしたいです。 これでも問題はありませんが、ビジネスシーンで使用するとなると、もう少しかしこまった表現が必要となります。「借りる」という言葉は使用しませんが、同じ意味でこのような表現もできます。 例文③:申し訳ありませんが、何卒お力添えいただきたく存じます。 この表現の方が失礼になることはありません。同じ意味でも表現ほ違いで印象が変わってくることを認識する必要があります。 知恵を借りるという敬語はどうすれば?

「借りる」の敬語表現は?ビジネスシーンで使える例文 - 退職Assist

2 avrahamdar 回答日時: 2007/06/14 20:44 『ご返却します』か『返却いたします』かのどちらでもいいですが『ご返却いたします』だと確か二重敬語でNGだったはずです。 『ご』に『いたす』までつけて丁寧な感じがしますが、敬語のマナー違反なので礼儀として成り立ちません。過ぎたるは及ばざるが如しという奴です。 3 「ご返却」はOKでも、組み合わせ方によってNGに成りうるということでしょうか。 …ということで、「返却いたします」ならOKで、 もしくは、「ご返却します」なら二重敬語ではないからOKということですね。 お礼日時:2007/06/14 21:10 No. 「借りる」の敬語表現は?ビジネスシーンで使える例文 - 退職Assist. 1 marikopiyo 回答日時: 2007/06/14 19:09 こんにちわ。 丁寧語として「ご返却」という言葉はあるようです。 いいのではないでしょうか。 1 「ご返却」はOK、ということですね。 では逆に、「返却」だけだと無礼なのかが気になります…。 お礼日時:2007/06/14 20:14 お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて! gooで質問しましょう! このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

「著書」の敬語 -「○○先生の著書」というときに、「著書」を丁寧な言葉- 日本語 | 教えて!Goo

3 この回答へのお礼 回答者2さんのアドバイスを参考に菓子折りも渡しました。ありがとうございました。大変参考になりました。 お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて! gooで質問しましょう! このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

「レシートのお返しです」は間違った接客用語!「レシートのお渡しです」に正そう - Yagilog

物を返す時はいつでも「返却」と言う訳ではなく、 状況を選んで「返却」と言うことが多いでしょう。 その為、反対の意味も状況によって 使い分けれますね。 ◇対義語辞典 ◇類語辞典 ◇関連記事 この記事の監修者 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書のようなものではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえるサイトを目指します。 こんな記事を書いています

質問日時: 2007/06/14 18:53 回答数: 5 件 ビジネス文書に関する質問です。 業者から借りたものを返す際に添える文書として、 「ご返却いたします」 が正しいのか 「返却いたします」 が正しいのか、判断に困ります。 「ご返却」のほうが丁寧な感じがしますが、実際にはどうなのでしょうか? 分かる方、ご回答をよろしくお願いいたします。 No. 5 ベストアンサー 回答者: dec02 回答日時: 2007/06/16 09:16 #3です。 ビジネス文書なので簡潔な言い回しがふさわしいでしょう。 #4さんのおっしゃる ・ご案内いたします ・ご手伝いいたします ・ご返却いたします ですが、 「ご案内」「お手伝い」は 「ご挨拶」「お電話」などと同様、 丁寧語として耳慣れています。 例えば、「おみおつけ」(味噌汁)などは丁寧部分をとると 「つけ」だけになりますしね。 でも、「ご返却」の場合、 「ご出席」「ご意見」「ご確認」などに「致します」が続くと 変に思うように、 自分の行動に「御」をつけるなんて・・・となると思うのですが、 如何でしょう? 「レシートのお返しです」は間違った接客用語!「レシートのお渡しです」に正そう - YAGILOG. 「致します」に繋げるところに問題があるのでしょうね。 変に感じたら、続くことばで工夫ですね。 「ご返却させていただきます」なら、変じゃないですよ。 5 件 この回答へのお礼 丁寧なご回答&ご解説ありがとうございました。 みなさま、ありがとうございました。 私的にはやはり自分の行動や、身内に対する行動に「御」をつけるというのは、注意すべき事なのかなと思いました。 一方で、丁寧語、謙譲語などについて、もっと勉強しなければならないことも痛感いたしました。 最後にもう一度、ありがとうございました。 お礼日時:2007/06/17 01:14 No. 4 monzou 回答日時: 2007/06/15 15:31 丁寧語として「ご返却いたします」でよいでしょうね。 (謙譲語なら「ご返却申し上げます」でしょうか・・・) 自分の行為に「ご」をつけるのはおかしくありませんし、「いたします」をつけても問題ないのではないでしょうか・・・ おかしくないと思います。 2 この回答へのお礼 ご回答ありがとうございます。 お礼日時:2007/06/17 01:09 No. 3 回答日時: 2007/06/15 09:04 返却するのが自分であれば、御をつけるのはおかしいですね。 「返却いたします」が正しいです。 「ご返却下さい」と動作を促す場合は御をつけます。 9 私もその点が気になってました。 返却するのは自分なのに「御」をつけるということ。 「返却するからありがたく受け取るように!」 というニュアンスになったら嫌だなということ。 「返却いたします」なら間違いないということですかね。 ご回答ありがとうございました。 お礼日時:2007/06/16 06:52 No.

"May I use this pen? " モノを借りる場合の英語表現では、このように 「use」 を使う場面が多く、「borrow」「lend」などの文字通りの「借りる」を示す単語はあまり使われません。 知恵を借りる場合 知恵を借りる場合は以下のような表現となります。 「お知恵を拝借できませんでしょうか?」 「知恵をお借りできませんでしょうか?」 なお、実際の意味は「アドバイスをもらえませんか?」「少し時間をいただけますか?」という意味ですので、英語表現になると以下の表現が適しています。 "Could you give me some advice? " "Could I have a minute of your time? "