2019年09月20日 Brightureには海外の大学や大学院への進学を控えた人が来ます。シンガポールの大学院に在籍中の方が何名か来たこともあります。みんな英語で非常に苦労して、Brightureに救いを求めてやってきました。 進学前にシッカリ勉強しておけばいいのに… と思うかも知れませんが、なかなかそうもいかないのです。進学後どこでつまずきやすいのか、具体的な情報が少ないため、何をどう準備していいのかよくわからないのが実情です。 そこでこの記事では、日本人が留学するとどんなところで困るのか、どうすると克服できるのか、そしてBrightureでは具体的にどのようなプログラムを利用して、留学準備ができるのかをお話しします。 日本人が苦労するポイント 苦労するポイントは大学と大学院で若干違いますが、主に次の5つに集約されます。 1. 発音が悪くて通じない 2. 自由に行動できるようになったら行ってみたい海外の国・スポットは?ショッピング、スポーツ観戦、リゾート…学生のみんなの声を紹介 | 大学入学・新生活 | 学生トレンド・流行 | マイナビ 学生の窓口. 読むのが遅く、課題図書が読み終わらない 3. 英語で論文を書くのに苦労する 4. クラス内で気後れして発言できない 5.
今さら大学なんて行きたくない人はどんな戦略を取ればいい? について改めて考えてみようと思った次第です。 海外での就職するのにIT系の学位って本当に必要なの?
遂に第一子が!! (喜) どうもご馳走様ですm(_ _)m イヴにゃん 2019年 10月04日 13時04分 感想は受け付けておりません。
「……面白い、魂?」 『普通の人間とは違う、なにか混ざった感じかの』 「…………」 きっと前世の記憶があるから、そのことだろうとティアラローズは考える。それ以外は変わったところも特にないので、あまり深く聞くのは得策ではないだろう。 なにより、自分で墓穴を掘ってしまいそうだとティアラローズは思った。 『自分でわかっているようだの。己が特殊であると』 「多少、ですが……」 『それを言うつもりはない、か』 魚の言葉に、ティアラローズは返事の代わりに微笑みを返す。 『ティアラローズ・ラピス・マリンフォレストと言ったか』 「はい」 『おぬし、この指輪を持っていくとええ』 魚の尾ひれが、ゆっくりと指輪の真珠をなぞる。 そして魚の言葉に、ティアラローズは目を見開く。まさか、ヒロインでない自分が持っていっていいと言われるとは思ってもみなかったのだ。 じっと、不思議な真珠のあしらわれた指輪を見る。 少し小さめのサイズは、おそらくピンキーリングなのだろう。女性であるパールらしいと、ティアラローズは思う。 ――どうしたら、いい? もちろん指輪は気になる。 でも、悪役令嬢である自分が持っていい代物ではないように思う。思うのだが――許可が下りるのであれば、自分で手にしてみたいという思いもある。 だってティアラローズは、この乙女ゲームが大好きだから。それ以上の理由なんてないし、いらない。 じっと指輪を見つめたまま動かないティアラローズを、魚が促す。 『パール様のいとし子であるおぬしには、その資格がある』 「……資格が、わたくしに?」 悪役令嬢なのに? でも、確かに妖精王に祝福された時点で有資格者となる。であれば、ティアラローズが指輪を手に入れたとしても何ら問題はないのかもしれない。 「パール様の指輪……」 ティアラローズは意を決し、そっと指輪に手を伸ばす。 指先が触れると、ぞわりとした感覚に襲われる。まるで体中の血液が沸騰でもしてしまったのではないかと、自分の体をぎゅっと抱きしめた。 「……っ、はぁっ、は」 ――はめてすらないのに、なんて力。 改めて王という存在の大きさに、ティアラローズは震える。 両の手で指輪を取り、ティアラローズはそれをそっと左手の小指にはめる。 じんわりと指輪から熱が広がって、それが体中に巡っていくのがわかる。まるで、この指輪に自分の体を作り替えられてしまったかのようだ。 『ふむ、よう馴染んでおるの』 「……?」 『そうよの……その指輪がおぬしに馴染むには、一日ほどかの?』 『ああ、それくらいだろう。一日経たないと、その指輪を外してはいけない』 どうしてそんな重要なことを、指輪をはめたあとに言うのだとティアラローズは焦る。しかし、それならば指輪を外さなければいいだけだ。 了承の返事をしようとすると、先ほどティアラローズが入ってきた扉がバンと音を立てて開く。 「ティアラ!」 「え!?
」 アクアスティードがティアラローズの手を引きながら外へ出ると、倒れているエリオットの姿が目に映った。いったい何があったのかと、アクアスティードはティアラローズを背に庇いながら周囲を見渡す 。 だが、周りには誰もいない。辺りは日が落ち始め、少し暗い。夜目が効きにくいわけではないが、あまり長引かせるのは得策ではないとアクアスティードは考える。 「アクア様!」 「大丈夫。ティアラは私の後ろから出ないように――ッ!」 瞬間、重い一撃がアクアスティードに襲いかかる。 とっさに愛剣を掴み、攻撃をその鞘ごとそれを受け止めた。手がじんと痺れてしまったが、それに構っている余裕は残念ながら――ない。 「思っていたよりも、動きがいいですね」 「レヴィ!? 」 アクアスティードに一撃を入れた反動で宙を跳んで、レヴィはそのまま静かに着地する 。きっちりと執事服を身に着けた男が、口元に弧を描いて目の前で立っている。 レヴィを睨みつけながら、アクアスティードは剣を抜く。乱れた呼吸を整え、相手の武器を確認するがその手には何も持たれていない。 ――魔法?