2021. 村上春樹『騎士団長殺し』書評感想 - AYUTANINATUYA. 03. 30 のこ こちらは肖像画家の不思議な 体験を描く物語、文庫本で 全4巻のうちの第1巻よ。 ぬこ わ〜 村上春樹だ〜 春樹〜〜(≧∀≦)♪ のこ …。 妻から離婚を切り出され、 友人の親が住んでいた山荘で 過ごしているときに不思議な 出来事が起こるの。 ぬこ ほほ〜う。どんな謎が起こるのかな?? 『騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上)』 村上 春樹 (著) 新潮文庫 あらすじ 六年間を共に暮らした妻から別れを切り出された三十六歳の肖像画家は、家を出て放浪の旅へ。 やがて友人の父親が住んでいた小田原の山荘へ住むことに。 夜中に聞こえてくる鈴の音、肖像画を依頼してきた正体不明の人物。 謎めいた出来事が次から次へと彼のもとに起こる。 まとめ 高名な画家である友人の父親が、アトリエを兼ねて暮らしていた家に住むことになった「私」は、屋根裏部屋で一枚の絵を見つけます。 それは家主が描いた「騎士団長殺し」というタイトルの不思議な絵でした。 絵は描かないという「私」に、どうしても肖像画を描いてほしい、と依頼する白髪頭の正体不明の男性や、夜中に聞こえてくる鈴の音。 これからの展開を期待させるような謎があちこちに散りばめられています。 絵描きの画家のとらえ方や描き方も興味深い物語。 <こんな人におすすめ> 肖像画家がモデルに潜む本質を取り出す様子に興味がある メタファーに満ちた不思議な物語を読みたい 村上 春樹のファン リンク ぬこ へえ〜 絵描きってこんなふうに 人物を捉えているんだな。 のこ 十分に謎が散りばめられた プロローグってところね。 次からの展開が楽しみよね。 本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。 にほんブログ村 書評・レビューランキング
(ということでコイツの再読にかかったワケである。) *いつもの春樹パターン 冒頭、突然妻に別れを切り出され、それまで当たり前にずっと続くはずであった日常を失い、もはや失うべきものを持たなくなった「私」は家を出て、ひとり山の上に住んでいる。 周囲と日々の生活に流されてきた己の半生を振り返り見直し洗い直し読み替えようとする、青年から中年への過渡期の「人生見つめ直し時期」を得た主人公。将来を見定めるためのライフワークとしての絵画が、生活の糧のための 肖像画 なのか、己の魂からの純粋な芸術性・抽象画のものなのか、自分にとって「絵(芸術)」とは何だったのか? 世界と己の意味を読み替えるためのまなざしの力としての絵画という、二者が 止揚 されたトータルな芸術の力のテーマが示しだされる。 それに至る道を模索しようとする「私」の再生のための空白、これはその9か月の物語である。 それが大切なパートナーの問題と同根であるものとして、主人公の「己とは何だったのか」という疑問への思索と生き方への模索と絡み合いながらトータルに語られてゆくスタイルだ。 己の中の歪みや過去をすべて隠ぺいしたまま惰性のようにして続くと思っていた日常現実を突如失う体験。そのために日常現実の切れ目から入り込んでくる隠されたその己の深奥を見つめなおすまなざしを得る。己とは一体何だったのか?
今日は、たまたま見つけた 斉藤和義 さんの雨宿りの歌詞から思ったことを書きます。 人生のヒントになる言葉ないかな?って考えていたら目についたのが「雨宿り」。ググってみると歌のタイトルに使われていたり、喫 茶店 の名前だったり、小説のタイトルだったり・・・ 雨宿り:急な降雨などの時に雨具を持っていないために、軒下などで雨がやむのを待つこと 皆が共感できる、ちょっと人生考えさせられる共通キーワードなんでしょうね。 ちょっと、暗いイメージ。間違っても、ハッピーなイメージは与えないですよね。 「昔の恋人」だったり、ふと過去を思い出す内容だったり、なんか昭和だなー・・・ さだまさし さんだったり、 五輪真弓 さんだったり・・・ "思考停止"なんて言葉が私のブログのテーマの1つでもあったりするので、 斉藤和義 さんの雨宿りの歌詞は、じっくり読んでしまった・・・ 引用 テレビも新聞のニュースも誰かに気を使ってばかり そいつを鵜呑みにしている思考停止の快楽主義者 身分不相応の夢を捨てるつもりもなくただひたすら闇雲に 「がんばろう」 私のブログ、こんな感じに空回りしていないかな?なんて思ったりしました。 快楽主義者になっていないかな? ちょっと人生を立ち止まったときに読んで欲しいブログを書いているつもりです。
長髪で髭で笑うとチャーミングなお姿…。今やチョイ悪おやじの代名詞ですが(たぶん。ジローラモの次くらいには)こう淀みのない笑顔がまぶしいです…。 ←キャ?ワ!イイv キャストの割に若干期待外れ感もなくはなかったですが、先述したロン毛のクルーニーがかっこよかったので持っていかれました。全て。あとユアンはあーゆーヘタレが似合うね。 関連記事 映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』ネタバレ 感想 ← ハリウッドのそっくりさん達(私しらべ) 映画『ラブ・アゲイン』ネタバレ 感想 → ▲ページのトップへ
ラングの似合わないわざとらしい笑顔も観れる。『スター・ウォーズ』シリーズ('77~)を知らないと物語の背景が判り辛く楽しめないかもしれない。新地球軍の軌跡を辿りつつ旅を続ける迄は良かったが"サイク"に搬送されてからの展開がイマヒトツ。ヒッピーか或いは幻覚剤が平和を齎すと云う穿った見方も出来てしまう。60/100点。 ・運転中の"キラキラ眼力"と云うやり取りに噴いた。オープニングでは実話、エンドロールではフィクションと表記され、一部ニュース映像等も使われているが、実際はJ. ロンスンの『実録・アメリカ超能力部隊』と云う本にインスパイアされたオリジナルストーリーで、「超能力部隊」なるモノのみ米軍に実在していたらしい。 ・"ボブ・ウィルトン"のE. マクレガー、"ビル・ジャンゴ"のJ. ブリッジス、"ラリー・フーバー"のK. スペイシーと孰れ劣らぬ演技だったが、何と云っても"リン・キャシディ"のG. 映画『ヤギと男と男と壁と』予告編 - YouTube. クルーニーがヤリきった感があり、往年の名優S.