映画「三度目の殺人」は、是枝裕和が監督・脚本を手掛けた映像作品です。殺人事件を巡り、主人公である弁護士が真相を見つけ出そうと奔走します。果たしてその真実とは。今回はそのネタバレ・あらすじを紹介しながら、その魅力に迫っていきましょう。 映画「三度目の殺人」の基本情報 三度目の殺人 SCORE 集計中… 2017年9月9日より公開 2017年/日本/124分 more 映画「三度目の殺人」は2017年9月に公開された法廷サスペンスです。本作は、第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門へ正式に出品された作品でもあります。 監督は、映画「そして父になる」や映画「海街diary」などを手掛けた是枝裕和がつとめました。本作で是枝裕和は、脚本も兼任しています。原作のないオリジナル作品で、日本では第41回日本アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめ、たくさんの賞を獲得しました。 是枝裕和と言えば映画「万引き家族」が代表的な作品として有名ですが、映画「三度目の殺人」もまた国内だけでなく、国外でも高い評価を受けている作品です。 映画「三度目の殺人」に出演の俳優陣を紹介 『三度目の殺人』初日舞台挨拶を実施しました? ヴェネチア国際映画祭から帰国直後の福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさんと、更に満島真之介さんも駆けつけ豪華キャストが大集結‼️今だから話せる撮影裏話も飛び出し会場は大盛り上がり?? 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」第3話レビュー:「殺す」とつぶやいたのは一体だれなのか?戦々恐々とする展開で目が離せない!(※ストーリーネタバレあり) (2021年7月18日) - エキサイトニュース. 『三度目の殺人』は全国の劇場で絶賛公開中です? ✨ — 映画『三度目の殺人』 (@SandomeMovie) September 9, 2017 映画「三度目の殺人」で主演となる弁護士・重盛は、歌手をメインに俳優としても活躍している福山雅治が演じました。これまでの出演作品とはまた違い、ダークな側面も持ち合わせた演技に注目してみてください。 重盛が弁護することになる男・三隅高司は、映画「Shall we ダンス?
"本当は、なんで殺したと思ってるんですか?本当のことに興味はないのかな、あなたはー。" 円熟期に達した是枝裕和監督、ついにホームドラマの枠を脱ぎ捨て、人間の罪の"真実"に挑み描いた作品、それが『三度目の殺人』。 1. 映画『三度目の殺人』の作品情報 【公開】 2017年(日本映画) 【原案・脚本・編集・監督】 是枝裕和 【キャスト】 福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功 【作品概要】 『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が、ふたたびタッグを組んだ作品で、是枝監督自らオリジナル脚本で挑んだ法廷心理ドラマ。 第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品。 是枝組には初参加となる役所広司が殺人犯の三隅役で、福山雅治と初共演を果たしました。また、『海街diary』の広瀬すずが重要な鍵を握る被害者の娘役を演じています。 『海街diary』を今すぐ無料で見る 2.
※ 31日間以内に解約すれば料金はかかりません。 法廷は真実を解明する場所ではない 是枝監督の最新作「三度目の殺人」は法廷劇。それも法廷内ではなく、法廷外での重盛と三隅の会話が1番の見所となる異色の作品です。 「あの人の言った通り、ここでは誰も本当のことを話さない。」 裁判後の咲江のセリフです。 余白たっぷりの本作はたくさんのメッセージが観客に投げられました。その都度考えさせられ、印象的なセリフも多かったです。 エンターテイメント性は一切ないのにずっとスクリーンに釘付けになりました。 「3度目の殺人」の意味は? 結局何が真実なのか? なぜ三隅は最終局面で容疑を否認したのか? 自分なりに想いを巡らせてみました。 三度目の殺人の意味とは? 『三度目の殺人』初日舞台挨拶を実施しましたヴェネチア国際映画祭から帰国直後の福山雅治さん、役所広司さん、広瀬すずさんと、更に満島真之介さんも駆けつけ豪華キャストが大集結‼今だから話せる撮影裏話も飛び出し会場は大盛り上がり『三度目の殺人』は全国の劇場で絶賛公開中です✨ — 映画『三度目の殺人』 (@SandomeMovie) 2017年9月9日 劇中では殺人事件は2回しか起きていません。30年前と今ですね。 では「三度目の殺人」とは何のことだったのでしょうか? もう1回殺人事件が起きるのだろうと予想して映画を観ていましたが、何も起こらないままエンドロールが流れたときには驚きました。 上演後に色々と考えてみましたが、 「裁判長から三隅への死刑判決」 これが「三度目の殺人」だと是枝監督は言いたかったのだと思います。 元裁判長である重盛の父になぜ手紙を送ったのか?重盛の問いに、三隅はこう答えています。 「憧れていたんですよ、人の命を自由にできるじゃないですか」 裁判長は「真実を明らかにする正義の人」といったイメージがありますが、別の角度から見ると「日本で唯一、殺人権を持つ人」と解釈することもできます。 これは映画で見る前までの私にはなかった発想でした。「死刑宣告=殺人」と捉えるのはなかなか過激なタイトルですね。 三度目の殺人で三隅は殺したのか?
劇場公開日 2017年9月9日 予告編を見る 作品トップ 特集 インタビュー ニュース 評論 フォトギャラリー レビュー 動画配信検索 DVD・ブルーレイ Check-inユーザー 解説 「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた法廷心理ドラマ。勝つことにこだわる弁護士・重盛は、殺人の前科がある男・三隅の弁護を仕方なく担当することに。解雇された工場の社長を殺害して死体に火をつけた容疑で起訴されている三隅は犯行を自供しており、このままだと死刑は免れない。しかし三隅の動機はいまいち釈然とせず、重盛は面会を重ねるたびに、本当に彼が殺したのか確信が持てなくなっていく。是枝監督作には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たし、「海街diary」の広瀬すずが物語の鍵を握る被害者の娘役を演じる。第41回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本、助演男優、助演女優、編集の6部門で最優秀賞を受賞した。 2017年製作/124分/G/日本 配給:東宝、ギャガ オフィシャルサイト スタッフ・キャスト 全てのスタッフ・キャストを見る 受賞歴 詳細情報を表示 インタビュー 是枝裕和監督が投じた新たな一手、その真意に迫る Amazonプライムビデオで関連作を見る 今すぐ30日間無料体験 いつでもキャンセルOK 詳細はこちら! 万引き家族 海街diary そして父になる 真実(字幕版) Powered by Amazon 関連ニュース 「いのちの停車場」で広瀬すず&佐々木みゆが初共演 是枝監督に見出された才能に注目 2021年6月5日 西川美和監督×役所広司×仲野太賀、必然ともいうべき数奇な巡り合わせ 2021年2月11日 米津玄師、是枝裕和監督と初タッグ! 「カナリヤ」MVが公開 2020年11月19日 【国内映画ランキング】「アナ雪」V7で興収125億突破!新作は5本がランクイン 2020年1月20日 【国内映画ランキング】「IT」が首位デビュー、「マチネの終わりに」は3位、「閉鎖病棟」は8位、「ブラック校則」10位 2019年11月5日 是枝裕和監督「真実」ベネチア国際映画祭オープニング作品に!日本人監督作は初めて 2019年7月18日 関連ニュースをもっと読む OSOREZONE|オソレゾーン 世界中のホラー映画・ドラマが見放題!
出典: 三度目の殺人 三度目の殺人のポスターを見ると、重盛・咲江・三隅の3人の頬に血痕が残っています。3人がそれぞれ頬をぬぐうシーンが印象的でしたね。 三隅はともかく、なぜ重盛と咲江の頬に血がついていたのでしょうか? 重盛は割と理解しやすく、三度目の殺人である「死刑判決」に重盛も加担したからだと思っています。 証拠が「被告人による自供」しかなかったため、咲江のレイプ事件を明るみに出せば三隅を死刑から減刑することはできたはず。 ですが、重盛は咲江がレイプのことを公共の場で聞かれるのを避けるため、それをしなかった。つまり重盛は三隅を死刑に近づけるように弁護したといえます。 「死刑宣告=殺人」とみなしている本作では重盛もまた加害者の1人なのでしょうか。 次に、咲江の頬に血がついている理由。 それは咲江が父の死を望んだからではないでしょうか。 「心のどこかで父を殺して欲しいと思っていた」 だから咲江も殺人に関わっている……?