とにかく行けたときの達成感はすごいですね。 「行かないと」ってずっと思ってるんですよ。常に「行かないといけない」って。周りからはそんなに言われなかったはずなんですけど、自分で自分を常に追い込んでいて、誰にも言われないけど、そう思ってました。 当たり前にみんながやっていることがこなせない。でも理由がわからない。…理由が分からないというか理由が無いんですよ。ならば行かないとけないはずなのに、でもなんか行けない…っていう。 そこから、なんで自分は行けないんだろう。ここがダメなんじゃないかっていうのを1年以上ずっと考え続けていました。 それで、「自分はなにかを我慢して乗り越える経験が必要なんだ」と思って、知り合いの人がやっているバレエ教室に通い始めたんです。 行く、だけど嫌だったら逃げればいいや ── なぜバレエに? バレエというよりは、なにかを続けるってことが目的でした。 ダイエットが目的のような教室だったので大人の人も多くて、最初はすごく嫌で。大人との仲良くなり方も分からなかったんですけど、でも徐々に仲良くなって、そこからはほんとに楽しく通えたんです。中学校のときの唯一の成功体験でした。 それで、我慢して行ったら…こういう未来が待ってるんだと。挫折を初めて乗り越えましたね(笑) ── 避ける以外の方法を試して、うまくいったんですね。 はい。それで、認めたんですね、自分を弱さとか、できないことを。それで、進学先もそれまでの自分だったら中高一貫校だから絶対そのまま一環の高校に行ってたと思うんですけど、今の自分の状態でも頑張らずに行ける高校に行こうと。それで毎日登校型の通信制高校へ進学することにしました。 ── 少し頑張れば大丈夫そうなところにハードルを設定し直したんですね。 はい。でも入学してすぐはすごくきつかったですね。荒れてる子やコミュニケーションが苦手な子が多くて、仲良くなれそうな子が少ないっていう状況。それに、窓も開けられない教室の空間が辛くて、最初はお昼ごはんも全然食べられませんでした。 ── それでも通信制高校は通い続けた?
そうですね…中学3年間のうち半年ぐらいは通ったかなと思うんですけど、半年のうち毎日通ったのは前半だけで、1ヶ月に1、2回が、週に1回になり、週に2回になり…。正直、週2回になったらもう…行きたくなくなるっていう(笑)。徐々に減って、完全不登校になりました。 ── きっかけみたいなものは特に無くですか? 無かったんですよね。 誰がいやだということも無く、むしろ喧嘩をしつつも仲良くなって、仲のいい友達もできて、部活も始まって。普通の生活が始まったんです。本当にゼロからスタートできたのに行けなくなって…。今度は原因が分からない。なぜか行けなくなってしまいました。 ── 小学校の時とは違ったんですね。 小学校の時は「行きたくない」が最初にあったはずなんですけど、そうじゃなくてもう「行けない」。行くということが考えられない。家から出て学校に行くって想像しただけで、辛かったですね。 ── そこからはどんな生活をされていたんでしょうか。 中学2年生になるタイミングでもう一回行こうと思って、そのためにいろいろやっていました。周りのつてを頼ってカウンセリングに行ったり、ひたすらビリヤードとか卓球とかお菓子作りとかしながら話すような施設に行ったり、せめて苦手な英語・数学だけはやろうっていうので個別の塾に通ったりとか。 ── フリースクールには行かなかったんですね。 存在は知ってたんですが、私は自分が不登校というのを認めたくなくて、「私は行けるんだ。理由が無いんだから」っていう気持ちがあったのでフリースクールを避けてましたね。認めたら戻れないんじゃないかという不安…というか認めなければ普通に戻れるっていう希望があったと思います。 ── 2年生を目標に動いていたわけですが、どうなりましたか? 1日だけ行ってテストを受けました。その1日以外は1回も教室に行ってないです。 ── そうなんですね。 友達が普通に受け入れてくれて楽しかったし、中2からみんなと一緒に始められるなっていう安心感もありました。でも、やっぱり半年間のブランクって大きいな、とも思いました。 当たり前なんですけど、自分の居場所を今からまた作らないといけないんだ、と。学校に戻ることに必死すぎて、その先のことをあんまり考えてなかったのかな。 ── なるほど。 そのあとも、学校の先生から図書室に自由に来てもいいと言われて、週1回くらいは行ってたかな。行ってみて駐車場から出られないこともあったんですけど。先生が迎えに来てくださったこともあったし、途中まで母親と一緒に行った事もありました。 ただ、まず、廊下を歩くのが緊張するんですよね、すごく。一応、授業中の時間を見計らって行くんですけどね。 ── 「行ける日」「行けない日」ってあると思うんですけど、そこで気持ちの変化ってありましたか?
大学入ってからは、サボったことほぼ無いんじゃないかな。ただ、負い目は感じてました、常に。 自分は普通に生きてたら普通になれなかったし、意識しないと普通のことができないような人間なんだから、人より頑張らないといけないし、普通の一般大学からすると私は底辺からのスタートなんだっていう劣等感はありましたね。 「普通の道を歩いてみたい」って中学校の時からずっと思ってたことが今やっと出来るんだから、失敗しちゃいけないな、と思ってました。 ── 今はどうですか? 自分って普通だなと思いますか? ずっと普通になりたいって思ってたんですけど、社会に出てから、「普通って何?」って言われたとき「あっ、確かになんだろう?」って思ったんですよ(笑)。普通の人って一体何だ?誰が普通なんだ?って考えても、結局分からないんだって。 広がったのかもしれないですね、世界が。 ── 最後に、不登校になってから今にいたるまで、何が一番大切なことだったと思っていますか? 途中で焦るのをやめたことですかね。立ち止まるというか…後ろをちゃんと振り向こうって。中学生の時はとにかく未来ばっかり見ていて、立ち止まるのがすごく怖かったんですよ。 そうじゃなくて、今を見る。 ── 今を見る? 今を見る。 今の自分の現状をちゃんと見る。次に学校行くためにはどうしたらいいんだろう、とかじゃなくて、今日一日をちゃんと頑張る。 たぶん中学生のときは、今日一日を見ることが怖かったんじゃないですかね。今日の自分を受け入れたくない、っていう気持ち。だから、今の自分の現状を知る、っていうのが私にとって立ち止まるってことだったんだと思います。
#庭園 #ガラスの森 — 箱根ガラスの森美術館La canzone (@glass_sweets) 2019年4月5日 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:59 2019年04月05日 春ランチ おはようございます!ラ・カンツォーネでは春に合わせて、筍などの旬の食材を使ったメニューをご用意しています。是非お越しくださいませ♪ またランチ時、レストランでは混雑が予想されます。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。 #春 #ランチ — 箱根ガラスの森美術館La canzone (@glass_sweets) 2019年3月27日 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:01 2019年03月27日 箱根ガラスの森美術館で特別なお誕生日を過ごしませんか?
。また、豪華列車オリエント急行も展示されておりますので見逃さず!!
口の中でやさしくとろけるブランマンジェの舌触り。甘酸っぱいフランボワーズのガスパチョ、ほのかにライチが香るジュレの中にはフルーツがたっぷり♪ 情熱の赤いソースでスイーツも恋も自分色に染めてみて下さい! — 箱根ガラスの森美術館La canzone (@glass_sweets) 2019年2月25日 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 23:27 2019年02月18日 フルーツティー 箱根ガラスの森美術館カフェ・レストランおすすめメニュー 「フルーツティー」 季節のフルーツとニルギリのハーモニーをお楽しみ下さい。 ※お二人様でどうぞ 2, 200円 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 09:49 2019年02月17日 クロワッサン 焼きたてクロワッサンのサックリした食感と、こうばしい香りをお楽しみください。 随時焼き上げております。お持ち帰りも出来ます。 •プレーン・アプリコット •チョコレート・ナッツクリーム •ラズベリー 各300円 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 09:40 2019年02月13日 シフォンケーキとパネトーネ 明日はバレンタインデー♪ ラ・カンツオーネでは、バレンタインデー限定で人気なシフォンケーキとパネトーネに、甘酸っぱいフランボワーズチョコソースを使った、甘いひと時にピッタリな美味しいデザートをご用意しました! お友達や大切な方と是非ともご利用下さい^ ^ #バレンタインデー #デザート — 箱根ガラスの森美術館La canzone (@glass_sweets) 2019年2月13日 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 22:56 2019年02月03日 箱根スイーツコレクション 2019 箱根スイーツコレクション 2019は、箱根のシェフやパティシエ、和菓子職人が腕をふるう創作スイーツの祭典です。今回で23回目の開催となり、宿泊施設・観光施設・和菓子店・レストラン・カフェなど36店舗が参加しています。小田急ロマンスカー車内販売スイーツもぜひお楽しみください。 会期:2月1日から4月21日まで。 箱根ガラスの森美術館のカフェレストランも参加しております。 posted by 箱根ガラスの森美術館 at 10:12 | カフェレストラン
オンリーワンの輝く美術館 箱根の雄大な自然の中に現れる非日常の別世界。遥か時代のヴェネチアを再現した優美な佇まい、まるで中世ヨーロッパのお城にいるような雰囲気の中、ここでしか見ることのできない輝きをお楽しみいただけます。日本発のヴェネチアングラス専門の美術館として、歴史的にも価値の高いコレクションを誇る"箱根ガラスの森美術館"。食を通じ喜びをお届けしているように、芸術からも夢や幸福感を感じていただける、うかいのもうひとつの世界です。
コースは順次追加予定です。 小田急トラベルなら往復ロマンスカー付きの ロマンスカーセットが断然お得!! 中世ヨーロッパの王侯貴族を魅了した繊細優美ヴェネチアン・グラスを展示する美術館。レストランでは、カンツォーネの生演奏が楽しめます。 ★標準見学時間90分 ■交通/箱根湯本駅より桃源台行きバスで約25分 「俵石・箱根ガラスの森前」下車徒歩約1分 ■営業/10:00~17:30 (入館受付17:00迄) ※レストラン ラ・カンツォーネ 10:00~17:00( カンツォーネ公演は休演中) ◆コロナ対策のため、入館の際には「マスクの着用」「体温測定」が必要となります。 箱根ガラスの森美術館イメージ ●入館のみ 新宿発着ロマンスカー往復+入館 通常 大人6, 460円 ▶ 大人 5, 500 円 ) ※セットが断然お得!!お得なロマンスカーセットプランをご用意!! 2館セットで楽しさ2倍!