健康・医療 2021. 07. 05 子宮頸がん検診結果「NILM」 2019年8月に、 子宮頸部高度異形成の手術 を受けて以降、3回目のがん検診を札幌医大附属病院で受けてきました。 結果はNILM。今回も予想通り正常値でした。 次回は1年後。早速予約入れられました。忘れないようにスケジュールアプリに登録済み。もし次回も正常値なら、札幌医大附属病院「卒業」となり、どこか別の婦人科クリニックでの検診に戻るとのことです。 検査結果「NILM」とは?
月経痛(生理痛)や不妊で発見されることのある 子宮内膜症 による卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞、タール嚢胞)が、卵巣癌と関係あることがわかってきました。チョコレート嚢胞からも、約0. 5%~1%の頻度で悪性(卵巣癌)が見つかっています。これは年齢や大きさと関係があります。40歳頃から卵巣癌の発見率が増えてきているため、40歳未満では10㎝以上は卵巣嚢腫摘出(腫れているところだけ取り卵巣は残す)、40歳以上では10㎝以上や急に大きくなる場合は卵巣摘出を勧めています。 またチョコレート嚢胞を持っている人の中には最初は良性であったもの が癌化した(卵巣癌になった)と報告されています。頻度としては多くはありませんが、長い時間がたって癌になる方がいますので、子宮内膜症、特に内膜症による卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)といわれた方は、症状がなくても定期検診を続けることをお勧めします。(子宮癌検診などの時に超音波で 卵巣を診てもらうといいでしょう)