腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Mon, 26 Aug 2024 04:38:48 +0000
食事による三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)の摂取カロリーがそれぞれ摂取カロリー量の何%に当たるかを示したもの。 高タンパク・低脂質・中炭水化物の食事を意識することがダイエットには大切です。 アンダーカロリーを意識して過度な食事制限をしてしまうと、体は十分な栄養素を摂取できません。 すると体内では栄養素を確保するために脂肪と筋肉を燃焼します。 脂肪だけが燃えるならいいのですが、問題なのは筋肉も燃焼していること。 筋肉量が落ちてしまうと基礎代謝も低下してしまうため、痩せにくい体になってしまうからです。 アンダーカロリーは大切ですが、痩せるにもエネルギーが必要。 サラダやフルーツだけといった極端な食事制限はせず、バランスの良い食事を心がけましょう! 3. 早食いをせずよく噛んで食べる 前述した2つのことを意識した上で、食事は早食いをせずよく噛んで食べましょう! 満腹中枢を刺激するにはよく噛むことが重要だからです。 時間をかけてよく噛むことで、以下の満腹感に関係するホルモンが分泌されます。 ヒスタミン セロトニン レプチン ヒスタミンとセロトニンは満腹中枢を刺激し、レプチンは食欲を抑制する効果があります。 よく噛めばこれらのホルモンによって少ない量で満腹感を得られるようになるため、前述したアンダーカロリーを目指しやすいです。 食事量を減らすためにも、よく噛んで満腹中枢を刺激するようにしましょう! 4. 筋トレで筋肉量を増やす 痩せるために有酸素運動をしている人は多いかと思いますが、それ以上に筋トレの方が重要です。 なぜなら 筋肉量が落ちて基礎代謝が低下するのを防げるからです。 前述したアンダーカロリーにすると体内はエネルギーが足りない状態になります。 すると体は脂肪を燃焼することでエネルギーを補おうとします。 その結果痩せられるのですが、それと同時に筋肉も燃焼されてしまっています。 筋肉量が落ちて基礎代謝が低下すると痩せにくくなり、なかなか体脂肪を落とせません。 しかし筋トレをしていれば、筋肉量と基礎代謝を維持できます! 女性の目標は体脂肪率20%!体脂肪だけを1kg落としてキレイに痩せる | 食べ過ぎ防止委員会. さらに基礎代謝を高めていれば消費カロリーが多くなるので、それほど運動をしなくても痩せることが可能に。 有酸素運動を頑張りがちですが、筋トレを意識した方が脂肪燃焼の効果は高まります。 5. 有酸素運動で脂肪を燃焼する 食事や筋トレと合わせて有酸素運動で脂肪を燃焼することも必要です。 ただ、有酸素運動だけを行っていると逆に痩せにくくなってしまいます。 実は有酸素運動によって燃焼するのは脂肪だけではありません。走ることで筋肉も燃焼されているのです。 前述したとおり筋肉量が落ちれば、基礎代謝が低下して痩せにくい体になります。 つまり走れば走るほど基礎代謝が低下し痩せにくくなってしまうのです!
  1. 女性の目標は体脂肪率20%!体脂肪だけを1kg落としてキレイに痩せる | 食べ過ぎ防止委員会
  2. 体脂肪を減らし見た目をよくするには?具体的な数値や痩せる方法を解説 | RETIO BODY DESIGN
  3. 体脂肪を落とすシンプルな方法とは? 正しい運動方法と食事法

女性の目標は体脂肪率20%!体脂肪だけを1Kg落としてキレイに痩せる | 食べ過ぎ防止委員会

5以上・25未満 普通体重 (BMI=22が標準) 25以上・30未満 肥満度1 30以上・35未満 肥満度2 35以上・40未満 肥満度3 40以上 肥満度4 健康的な体型や理想の体型に近付くためには、現在の自分の体脂肪率やBMIをきちんと把握し、適正な数値を目指すことが大切です。 2. 【食生活編】体脂肪を落とすためのポイント3つ 体脂肪は、食事から摂取した栄養が脂肪に変わり、体内の脂肪組織に蓄積されたものです。食生活を見直すことは、新たな体脂肪の蓄積防止につながり、体脂肪を落とすための重要なステップとなります。 ここから紹介する食生活における3つの改善ポイントをチェックし、体脂肪を無理なく落としましょう。 2-1. 糖質・脂質の摂りすぎに気を付ける 米やパンなどの主食に多く含まれる糖質や、油や脂身などに多く含まれる脂質は、運動に必要なエネルギー源であり、健康な体を維持するために必要不可欠な栄養素です。 しかし、 糖質・脂質を過剰に摂取すると、使われなかった分の栄養素が体内に脂肪として蓄積され、体脂肪が増えてしまいます。 生活習慣病や脳梗塞、脳出血、糖尿病、動脈硬化などを引き起こす原因となる恐れもあるため、次のチェックリストに多く該当する場合は注意しましょう。 ■食生活チェックリスト □麺類や丼など、炭水化物中心の食事が多い □野菜はあまりとらない □脂の多い料理が好き □濃い味付けが好み □魚より肉を食べることが多い □自炊をほとんどしない 上のチェックリストに多くのチェックが入った人は、糖質や脂質を摂りすぎている可能性があります。 糖質や脂質を過剰摂取しないよう、栄養バランスに気を付けて食事改善を行いましょう。 2-2. 体脂肪を落とすシンプルな方法とは? 正しい運動方法と食事法. よく噛んで食事をとる 人間の体が「満腹」と感じるためには、食事開始から20分以上の時間が必要であると言われています。よく噛まずに早食いをすると、満腹感を得る前にたくさんの食べ物を食べてしまい、摂取カロリーが多くなる傾向があります。 食べすぎを防ぎたい場合は、よく噛んで食べることを意識しましょう。 次のようなポイントに注意すると効果的です。 ■よく噛むために注意すべきポイント 食物繊維が豊富な食べ物や弾力のある食べ物を多く取り入れる 「生で食べる」「焼き物にする」「食材を大きめに切る」など調理方法を工夫する 一口30回を目安に、ゆっくり噛んで食べる ながら食いをせず、食事に集中する 飲み物や汁物で食べ物を流し込まない 噛む回数を増やして無理なく食事量や食欲を抑え、体脂肪がつくことを防ぎましょう。 2-3.

お腹がぽっこりで健康診断前はちょっと気が重いお父さん。その隣で貪欲に美への追求をし続ける娘さん。この一見まったく共通の話題が無いようにも思える父娘にとっての共通のテーマは、「体脂肪を落とす」ということではないでしょうか。きっとこのテーマなら二人仲良くお酒を飲めますよ。 体脂肪とは?役割と弊害 体脂肪とは身体の中にある脂肪の総称です。 脂肪は身体の機能を正常に維持するために欠かせないものです。体内での役割として以下のようなものがあげられます。 ①細胞膜などを構成する ②エネルギーをためておく ③体温を保持する ④外部の衝撃から内臓を守る 体脂肪には適正量があり、多すぎても少なすぎても身体にとって負担となります。 過剰であれば肥満や生活習慣病のリスクが伴い、不足すればエネルギー不足や血管・細胞膜がもろくなり、最悪な事態としては脳出血や命の危険につながることがあります。 *出典:栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版(p. 34、p. 62) 適切な体脂肪量は体脂肪率を目安に 体重に対して体内の脂肪重量の比率を表したものが体脂肪率です。 標準的な体脂肪率は男性18%・女性23%が目安*とされています。 *出典:栄養の基本がわかる図解時点 成美堂出版(p. 体脂肪を減らし見た目をよくするには?具体的な数値や痩せる方法を解説 | RETIO BODY DESIGN. 34) 正確な体脂肪量・体脂肪率を算出するにはCTや超音波・X線などでの測定が必要ですが、簡易的に市販の体脂肪計で計ることができます。時間帯や測定条件(食事・運動前後など)によって誤差が生じるため、1日の決まった時間(起床後など)に測定し、目立った増減があるかを目安とするのが望ましいでしょう。 体脂肪を落とすためにやるべきこと 食事から摂取するエネルギー量と消費するエネルギー量のバランスが重要です。 食事から体内に吸収された糖質などのエネルギー源となる栄養素は必要な分は体内で消費されますが、余った分が体脂肪として蓄積されてしまいます。 食事も運動も生活は何も変わっていないはずなのに、体脂肪が増えてきたかも?

体脂肪を減らし見た目をよくするには?具体的な数値や痩せる方法を解説 | Retio Body Design

食事をたっぷり摂っても活動力が多く、運動もしているという人であれば、消費カロリーが上がり、体脂肪率が低くなりやすいでしょう。 しかし、たくさん食べているのに体重が落ちて、体脂肪率も低くなっているという場合は、「甲状腺機能亢進症」など代謝異常の病気の疑いもあります。甲状腺の病気は、男性で50〜100人に1人、女性では30〜60人に1人という高い割合のものです。 甲状腺機能亢進症の症状の一つとして、食べるのにヤセる……ということがあります。その他の特徴的な症状としては、代謝が上がり、動悸や発汗、やたらに暑く感じるなどがありますので、そういった傾向がみられる時には医師に相談をしましょう。 体脂肪を減らす方法とは?

身体についてしまった余計な脂肪は落としたいですよね?

体脂肪を落とすシンプルな方法とは? 正しい運動方法と食事法

2020. 01. 22 更新 体脂肪を減らすには? おすすめな食生活、運動とは? ダイエットとは、ただ単に体重を減らすのではなく、体脂肪をいかに減らすかがカギとなります。そこで、健康的な体を作るための体脂肪の基礎知識と、体脂肪を減らすためにおすすめな食生活、運動を含めてご紹介します。 体脂肪とは? 健康的にヤセるために必要なのは、脂肪を適度に減らすことです。体には2種類の脂肪があり、皮膚の下にあるのが皮下脂肪、内臓まわりにつくのが内臓脂肪です。 この2つの脂肪を合わせたものが体脂肪で、体脂肪率とは、体重に占める体脂肪の割合をパーセンテージで表したものです。体脂肪を数値化することで、肥満やヤセすぎの予防をすることができます。 体脂肪率の計算方法は? 体脂肪率は、体重に占める体脂肪の割合です。家庭用の体組成計または体脂肪計を使えば、体重を測るようにかんたんに測定が可能です。 体脂肪率の計算式は「体脂肪率%=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100」。 体組成計がなくても、自分の体重から計算式で導き出す方法もありますが、手間がかかります。体組成計は、2000円代から購入することができますので、健康管理アイテムのひとつとして持っておくのがおすすめです。 体脂肪率は、体の水分の量によって変動しやすいので、食後2時間以上たってから測定しましょう。さらに、1日のうちでも体内の水分量が変動しますので「毎朝、測る」など一定の時間に計測した方が、数値のブレがなく比較しやすくなります。また、メーカーによっても多少の誤差がでると言われているので、同じ機械で計測して記録しましょう。 ちなみに、体脂肪率はパーセンテージによって下記の肥満度となります。 ○男性 軽度肥満 20%以上 中等度肥満 25%以上 重度肥満 30%以上 ○女性(15歳以上) 軽度肥満 30%以上 中等度肥満 35%以上 重度肥満 40%以上 体脂肪率とBMIの違いは? もうひとつ、ダイエットの指針になる基準にBMI(ビーエムアイ)値があります。BMIとは、Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略で、免疫調査に基づいて導きだされた指数であり、国際的な計算方法となっています。BMI値は体格指数ともよばれ、自分でも簡単に計算することができます。 ○BMI値の計算式 BMI値=体重kg÷(身長m×身長m) ○日本肥満学会による「肥満症の診断基準」 18.

体脂肪が見た目以上に多いのは内臓脂肪が原因 見た目が痩せていても、実は隠れ肥満だという可能性もあります。 「そこまで太った見た目でもないのに体脂肪率が多い…」という人は、内臓脂肪が多いのかもしれません。 内臓脂肪とはその名のとおり内臓の周りにつく脂肪のこと。 体温調整や内臓を守る働きをしていますが、増えすぎるとコレステロールや中性脂肪の増加につながります。 見た目としては内臓脂肪が多いと「リンゴ体型」と言われる腰回りやお腹周りに脂肪がついてぽっこりした状態に。 見た目は痩せているのにお腹だけが出ているなら、内臓脂肪が多いことが考えられます。 ウエストの数値でいうと、 男性は85cm・女性は90cm以上 なら内臓脂肪がついている可能性が高いです。 参考 「出ているお腹だけ痩せたい…!」と考える人もいるかもしれませんが、人の体は1箇所だけ部分痩せすることはできません。 そのためお腹周りを細くするには、全身の脂肪を落としていく必要があります。 また、内臓脂肪の他に皮下脂肪という言葉もよく聞きますが、具体的な違いが分からない人もいるのではないでしょうか。 2つの違いについて以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。 【プロが指導】皮下脂肪は筋トレのみで落ちる?効果的に燃焼させるメニューも紹介! 体脂肪を落とし見た目の印象を変える6つの方法 見た目の印象をよくするには、体脂肪を落として痩せることが重要。 具体的な方法は以下のとおりです。 アンダーカロリーにする PFCバランスを意識した食事をとる 早食いをせずよく噛んで食べる 筋トレで筋肉量を増やす 有酸素運動で脂肪を燃焼する 睡眠をしっかりとる 順番に見ていきましょう。 1. アンダーカロリーにする 食事量を調整しアンダーカロリーになるように調整しましょう! アンダーカロリーとは、 摂取カロリーが消費カロリーを下回っている状態のこと。 摂取カロリーの方が少なければ、脂肪が分解されてエネルギーとして使われていきます。 そのため体脂肪率が落ちて痩せることができます。 アンダーカロリーを目指すなら運動でもいいように感じるかもしれません。 しかしアンダーカロリーは食事量を調整する方が達成しやすいです。 月に1kg痩せるには1日240kcalの消費が必要ですが、これを運動で達成するために必要な運動量は毎日1時間強のランニングなど。 それほどの運動を毎日行うより、食事で240kcal減らす方が簡単です。 運動を頑張るのもいいですが、食事を調整した方がアンダーカロリーを達成しやすくなります。 Cバランスを意識した食事をとる 食事ではアンダーカロリーを目指すだけでなく、PFCバランスを意識しましょう!
© 2015 EPFL といっても、何がどうすごいのかがとてもわかりづらいわけですが、なぜこれを撮影するのがそんなにすごいことなのか、どのようにして撮影したのかをEPFLがアニメーションムービーで解説していて、これを見れば事情がわりと簡単に把握できます。 Two-in-one photography: Light as wave and particle! - YouTube アインシュタインといえば「特殊相対性理論」「一般相対性理論」などで知られる20世紀の物理学者です。19世紀末まで「光は波である」という考え方が主流でしたが、それでは「光電効果」などの説明がつかなかったところに、アインシュタインは「光をエネルギーの粒子(光量子)だと考えればいい」と、17世紀に唱えられていた粒子説を復活させました。 この「光量子仮説」による「光電効果の法則の発見等」でアインシュタインはノーベル物理学賞を受賞しました。 その後、時代が下って、光は「波」と…… 「粒子」の、両方の性質を持ち合わせていると考えられるようになりました。 しかし、問題は光が波と粒子、両方の性質を現しているところを誰も観測したことがない、ということ。 そこでEPFLの研究者が考えた方法がコレです。まず直径0. 00008mmという非常に細い金属製のナノワイヤーを用意し、そこにレーザーを照射します。 ナノワイヤー中の光子はレーザーからエネルギーを与えられ振動し、ワイヤーを行ったり来たりします。光子が正反対の方向に運動することで生まれた新たな波が、実験で用いられる光定在波となります。 普段、写真を撮影するときはカメラのセンサーが光を集めることで像を結んでいます。 では、光自体の撮影を行いたいというときはどうすればいいのか……? 光があることを示せばいい、ということでナノワイヤーに向けて電子を連続で打ち出すことにします。 運動中の光子 そこに電子がぶつかると、光子は速度を上げるか落とすかします。 変化はエネルギーのパケット、量子として現れます。 それを顕微鏡で確認すれば…… 「ややっ、見えるぞ!」 そうして撮影されたのが左側に掲載されている、世界で初めて光の「粒子」と「波」の性質を同時に捉えた写真である、というわけです。 実際に撮影した仕組みはこんな感じ なお、以下にあるのが撮影するのに成功した顕微鏡の実物です この記事のタイトルとURLをコピーする
光って、波なの?粒子なの? ところで、光の本質は、何なのでしょう。波?それとも微小な粒子の流れ? この問題は、ずっと科学者の頭を悩ませてきました。歴史を追いながら考えてみましょう。 1700年頃、ニュートンは、光を粒子の集合だと考えました(粒子説)。同じ頃、光を波ではないかと考えた学者もいました(波動説)。光は直進します。だから、「光は光源から放出される微少な物体で、反射する」とニュートンが考えたのも自然なことでした。しかし、光が波のように回折したり、干渉したりする現象は、粒子説では説明できません。とはいえ波動説でも、金属に光があたるとそこから電子、つまり、"粒子"が飛び出してくる現象(19世紀末に発見された「光電効果」)は、説明がつきませんでした。このように、"光の本質"については、大物理学者たちが論争と証明を繰り返してきたのです。 光は粒子だ! (アイザック・ニュートン) 「万有引力の法則」で知られるアイザック・ニュートン(イギリスの物理学者・1643-1727)は、プリズムを使って太陽光を分解して、光に周波数的な性質があることを知っていました。しかし、光が作る影の周辺が非常にシャープではっきりしていることから「光は粒子だ!」と考えていました。 光は波だ! (グリマルディ、ホイヘンス) 光が波だという波動説は、ニュートンと同じ時代から、考えられていました。1665年にグリマルディ(イタリアの物理学者・1618-1663)は、光の「回折」現象を発見、波の動きと似ていることを知りました。1678年には、ホイヘンス(オランダの物理学者・1629-1695)が、光の波動説をたてて、ホイヘンスの原理を発表しました。 光は絶対に波だ! (フレネル、ヤング) ニュートンの時代からおよそ100年後、オーグスチン・フレネル(フランスの物理学者・1788-1827)は、光の波は波長が極めて短い波だという考えにたって、光の「干渉」を数学的に証明しました。1815年には、光の「反射」「屈折」についても明確な物理法則を打ち出しました。波にはそれを伝える媒質が必要なことから、「宇宙には光を伝えるエーテルという媒質が充満している」という仮説を唱えました。1817年には、トーマス・ヤング(イギリスの物理学者・1773-1829)が、干渉縞から光の波長を計算し、波長が1マイクロメートル以下だという値を得たばかりでなく、光は横波であるとの手がかりもつかみました。ここで、光の粒子説は消え、波動説が有利となったのです。 光は波で、電磁波だ!
光は電磁波だ! 電磁気学はマックスウェルの方程式と呼ばれる 4 つの方程式の組にまとめることが出来る. この 4 つを組み合わせると波動方程式と呼ばれる形になるのだが, これを解けば波の形の解が得られる. その波(電磁波)の速さが光の速さと同じであった事から光の正体は電磁波であるという強い証拠とされた. と, この程度の解説しか書いてない本が多いのだが, 速度が同じだというだけで同じものだと言い切ってしまったのであれば結論を急ぎすぎている. この辺りは私も勉強不足で, 小学校の頃からそうなのだと聞かされて当たり前に思っていたので鵜呑みにしてしまっていた. しかし少し考えればこれ以外にも証拠はいくらでもあって, 電磁波と同様光が横波であることや, 物質を熱した時に出てくる放射(赤外線や可視光線, 紫外線), 高エネルギーの電子を物質にぶつけた時に発生するエックス線などの発生原理が電磁波として説明できることから光が電磁波だと結論できるのである. (この辺りの事については後で電磁気学のページを開いた時にでも詳しく説明することにしよう. ) 確かにここまでわざわざ説明するのは面倒だし, 物理の学生を相手にするには必要ないだろう. とにかく, 速度が同じであったことはその中でも決定的な証拠であったのだ. 昔から光の回折現象や屈折現象などの観察により光が波であることが分かっていたので, 電磁波の発見は光の正体を説明する大発見であった. ところが! 光がただの波だと考えたのでは説明の出来ない現象が発見されたのだ. この現象は「 光電効果 」と呼ばれているのだが, 光を金属に当てた時, 表面の電子が光に叩き出されて飛び出してくる. 金属は言わば電子の塊なのだ. ちなみに金属の表面に光沢があるのは表面の電子が光を反射しているからである. ところが, どんな光を当てても電子が飛び出してくるわけではない. 条件は振動数である. 振動数の高い光でなければこの現象は起きない. いくら強い光を当てても無駄なのだ. 金属の種類によってこの最低限必要な振動数は違っている. そして, その振動数以上の光があれば, 光の強さに比例して飛び出してくる電子の数は増える. 光が普通の波だと考えるなら, 光の強さと言うのは波の振幅に相当する. 強い光を当てればそれだけ波のエネルギーが強いので, 電子はいくらでも飛び出してくるはずだ.

どういう条件で, どういう割合でこの現象が起きるかということであるが, 後で調査することにする. まとめ ここでは事実を説明したのみである. 光が波としての性質を持つことと, 同時に粒子としての性質も持つことを説明した. その二つを同時に矛盾なく説明する方法はあるのだろうか ? それについてはこの先を読み進んで頂きたい.

さて、光の粒子説と 波動説の争いの話に戻りましょう。 当初は 偉大な科学者であるニュートンの威光も手伝って、 光の粒子説の方が有力でした。 しかし19世紀の初めに、 イギリスの 物理学者ヤング(1773~1829)が、 光の「干渉(かんしょう)」という現象を、発見すると 光の「波動説」が 一気に、 形勢を逆転しました。 なぜなら、 干渉は 波に特有の現象だったからです。 波の干渉とは、 二つの波の山と山同士または 谷と谷同士が、重なると 波の振幅が 重なり合って 山の高さや、 谷の深さが増し、逆に 二つの波の山と谷が 重なると、波の振幅がお互いに打ち消し合って 波が消えてしまう現象のことです。

(マクスウェル) 次に登場したのは、物理学の天才、ジェームズ・マクスウェル(イギリスの物理学者・1831-1879)です。マクスウェルは、1864年に、それまで確認されていなかった電磁波の存在を予言、それをきっかけに「光は波で、電磁波の一種である」と考えられるようになったのです。それまで、磁石や電流が作り出す「磁場」と、充電したコンデンサーにつないだ2枚の平行金属板の間などに発生する「電場」は、それぞれ別個のものと考えられていました。そこにマクスウェルは、磁場と電場は表裏一体のものとする電磁気理論、4つの方程式からなる「マクスウェルの方程式」(1861年)を提出しました。ここまで、目に見える光(可視光)について進んできた光の研究に、可視光以外の「電磁波」の概念が持ち込まれることとなりました。 「電磁波」というと携帯電話から発生する電磁波などを想像しがちですが、実は電磁波は、電気と磁気によって発生する波のことです。電気の流れるところ、電波の飛び交うところには必ず電磁波が発生すると考えてよいでしょう。この電磁波の存在を明確にした「マクスウェルの方程式」は1861年に発表され、電磁気学のもっとも基本的な法則となっています。この方程式を正確に理解するのは簡単ではありませんが、光の本質に関わりますので、ぜひ詳細を見てみましょう。 マクスウェルの方程式とは? マクスウェルの方程式は、最も基本的な電磁気学上の法則となっているもので、4つの方程式で組みをなしています。第1式は、変動する磁場が電場を生じさせ、電流を生み出すという「ファラデーの電磁誘導の法則」です。 第2式は、「アンペール・マクスウェルの法則」と呼ばれるものです。電線を流れている電流によってそのまわりに磁場ができるというアンペールの法則に加えて、変動する磁場も「変位電流」と呼ばれる電流と同じ性質を生み出し、これもまわりに磁場を作り出すという法則が入っています。実はこの変位電流という言葉が、重要なポイントとなっています。 第3式は、電場の源には電荷があるという法則。 第4式は、磁場には電荷に相当するような源は存在しないという「ガウスの法則」です。 変位電流とは? 2枚の平行な金属板(電極)にそれぞれ電池のプラス極、マイナス極をつなぐと、コンデンサーができます。直流では電気を金属板間にためるだけで、間を電流は流れません。ところが激しく変動する交流電源につなぐと、2枚の電極を電流が流れるようになります。電流とは電子の流れですが、この電極の間は空間で、電子は流れていません。「これはいったいどうしたことなのか」と、マクスウェルは考えました。そして思いついたのが、電極間に交流電圧をかけると、電極間の空間に変動する電場が生じ、この変動する電場が変動する電流の働きをするということです。この電流こそが「変位電流」なのです。 電磁波、電磁場とは?

しかし, 現実はそうではない. これをどう考えたらいいのだろうか ? ここに, アインシュタインが登場する. 彼がこれを見事に説明してのけたのだ. (1905 年)彼がノーベル賞を取ったのはこの説明によってであって, 相対性理論ではなかった. 相対性理論は当時は科学者たちでさえ受け入れにくいもので, 相対性理論を発表したことで逆にノーベル賞を危うくするところだったのだ. 光は粒子だ! 彼の説明は簡単である. 光は振動数に比例するエネルギーを持った粒であると考えた. ある振動数以上の光の粒は電子を叩き出すのに十分なエネルギーを持っているので金属にあたると電子が飛び出してくる. 光の強さと言うのは波の振幅ではなく, 光の粒の多さであると解釈する. エネルギーの低い粒がいくら多く当たっても電子を弾くことは出来ない. しかしあるレベルよりエネルギーが高ければ, 光の粒の個数に比例した数の電子を叩き出すことが出来る. 他にも光が粒々だという証拠は当時数多く出てきている. 物を熱した時に光りだす現象(放射)の温度と光の強さの関係を一つの数式で表すのが難しく, ずっと出来ないでいたのだが, プランクが光のエネルギーが粒々(量子的)であるという仮定をして見事に一つの数式を作り出した. (1900 年)これは後で統計力学のところで説明することにしよう. とにかく色々な実験により, 光は振動数 に比例したエネルギー, を持つ「粒子」であることが確かになってきたのである. この時の比例定数 を「 プランク定数 」と呼ぶ. それまで光は波だと考えていたので, 光の持つ運動量は, 運動量密度 とエネルギー密度 を使った関係式として という形で表していた. しかし, 光が粒だということが分かったので, 光の粒子の一つが持つエネルギーと運動量の関係が(密度で表す必要がなくなり), と表せることになった. コンプトン散乱 豆知識としてこういう事も書いておくことにしよう. X 線を原子に当てた時, 大部分は波長が変わらないで反射されるのだが, 波長が僅かに長くなって出て来る事がある. これは光と電子が「粒子として」衝突したと考えて, 運動量保存則とエネルギー保存則を使って計算するとうまく説明できる現象である. ただし, 相対論的に計算する必要がある. これについてはまた詳しく調べて考察したいことがある.