生理予定日より1ヶ月後には初診を。それ以降は「なる早」で!
なんとか血糖値が正常に落ち着き、妊娠18週のころには退院して在宅でのコントロールが始まりました。 自宅にいると家事や買い物などで体を動かすため、血糖値が下がりやすく、入院中と同じコントロールでは低血糖になってしまいます。低血糖にならないように糖分補給をする必要があり、せっかくなので食べたいお菓子をストックしていました。 また、食事の時には野菜から食べ、お米は少しの量をなるべく最後に食べるようにするなど、極力ストレスを溜めずに、しかも血糖値が上がりすぎないように食べる工夫をたくさんしました。 日々の血糖値の変動が赤ちゃんに直接影響するので、妊婦健診は毎回不安でいっぱい。しかし赤ちゃんはすくすく育ち、無事に妊娠期間を過ごすことができました。 子どもは2人とも自然分娩で出産することができ、1人目は体重3407g、身長49cm、2人目は体重3969g、身長51. 8cmで生まれてきました。妊娠がわかった時はどうなるのか想像もつかなかった出産ですが、夫や病院スタッフの方々の支えと、毎日コントロールを頑張ったおかげで、ハイリスク出産とは思えないほどの安産でした。妊娠中、今までで一番病気と真面目に向き合えたことは、現在も病気と付き合う私にとって、とても自信になっています。 [ゆみこ*プロフィール] 17歳で1型糖尿病を発症。インスリン注射を続けながら就職、結婚し、29歳で長男、35歳で長女を出産。派遣社員として働きながら、同病で妊娠出産を望む人を応援する活動を始めました。 ※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。 妊娠・出産 2020/04/22 更新 妊娠・出産の人気記事ランキング 関連記事 妊娠・出産の人気テーマ 新着記事
多分、それをなんとなく無視してるってことはない?
健康診断で、「コレステロールが高い」「中性脂肪に気をつけましょう」と言われたことはありませんか? 食べ物に気をつけようと思っても、どこから取り組んだらいいか難しいと感じることがあるかもしれません。 そもそも、コレステロールや中性脂肪の数値が高くても、自覚症状はほとんどないので、気をつけようと維持するのはとても難しいことです。とはいえ、ほうっておくと脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気につながることもあります。 まずは、正しく知ることから。コレステロールや中性脂肪とは一体どんなものなのか、体の中でどのような働きをしているのか、説明します。 「コレステロール」とは? コレステロールとは、「脂質」の一種。悪者のようなイメージがついていますが、 細胞の膜やホルモンの材料になるので、私達の体には必要な物質 です。体に必要ということは、つまりは体の中を循環しなければなりません。 その時に登場するのが「リポ蛋白」というたんぱく質。 コレステロールを血管を通して全身に運ぶための乗り物 だと思ってください。このリポ蛋白には、VLDL、HDLやLDLなどがあります。 まず、肝臓で作られたコレステロールと中性脂肪は、VLDLに乗って全身に運ばれます。中性脂肪は後で詳しく説明する通り、エネルギー源になる脂質です。 中性脂肪が全身に運ばれて、VLDLはLDLになります。次に、LDLはコレステロールを全身に運びます。一方で、運ばれた先で余分となった全身のコレステロールは、HDLに乗って肝臓に戻ってきます。 この循環だけなら、特に悪いことはないように感じます。しかし、例えば、 LDLが運ぶコレステロール=LDL-コレステロールの量が増えすぎてしまうと、血管に負担をかけてしまう ことに。なので、LDL-コレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれているのです。 逆に、余分となったコレステロールを回収するいい役目を負っているHDLに乗ったコレステロール=HDL-コレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれています。 「中性脂肪」とは? 悪玉コレステロールが多くなると、どうなるの?|脂質異常症|MSD. では、中性脂肪とはどのような成分でしょうか。 中性脂肪は トリグリセライドとも呼ばれていて、活動するためのエネルギー源である脂肪酸 を多く含みます。 中性脂肪の増加は直接、血管の負担になるわけではありませんが、インスリンの効きが悪くなって糖尿病になりやすくなったり、LDL-コレステロールを増やし、HDL-コレステロールを減らすことが分かっています。また中性脂肪が増えすぎると体の中に貯まり、肥満や脂肪肝の原因になります。 検査値が悪いとどうなるのですか?
では、コレステロールが高いと何が問題なのでしょうか。 中でも注目すべきは「LDL-コレステロール」です。LDLは末梢組織にコレステロールを運ぶ役割をもっていますが、その血中濃度が高すぎると一部が酸化して「酸化LDL」に変化します。酸化LDLは血管壁を傷つけ、さらにはマクロファージという生体内の異物を処理する白血球の一種に取り込まれ、コレステロールを抱えたまま血管壁に沈着することで動脈硬化の原因になると言われています。疫学的な調査でも、LDL-コレステロール濃度が高いほどリスクが高く、LDL-コレステロールが80 mg/dL未満と比較して140 mg/dL以上では、冠動脈性心疾患の罹患率が2.
Question 悪玉コレステロールが 多くなると、どうなるの? Answer コレステロールは本来、細胞を形成する成分として必要な物質ですが、過剰な状態が長く続くと動脈硬化の原因となります。自覚症状がないため、放置しておくと、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因となります。