長崎市のお天気は、土曜日、日曜日もよい天気でしたが、ちょっと気温が低くて、ひんやりします。 今日のサンソン、ポンタさん、あらためてカッコいいドラマーだったのだなぁ、としみじみ感じました。 ということで、このブログでは山下達郎さんのサンデーソングブックの一部を文字お越ししています。 誤字脱字は、ご容赦くださいませ。 冒頭 達郎氏: また日曜日が雨というのが・・ しかし、なかなかほんとに、暖かくなりませんね。 夜は一桁台ですね、温度が。 なんか、変な陽気であります。 なにしろ、温度差が激しい! 毎週同じこと申し上げておりますけれど(笑) 時々そういうの、4月に雪降ることもありますし。 引き続き、みなさん、お体お大事に。 また第4波とか、そういうのになってきております。 私ですね、ここの1年半ほどの、このウィルス騒ぎ経ましてですね・・ 二つだけ、わからないことがあるんです。 あれほど医療先進国とうたわれた日本がですね、なぜにワクチンを独自開発できないのか、という問題と、 あとは欧米に比べて感染者が圧倒的に少ないにも関わらず、医療がひっ迫していると、ずーっと言い続けている。 これは、いったい何だろう。 一年たっても何も改善されないのはなぜ? この二つが、一番大きな疑問です!
気に入ってるバージョン 達郎氏: この時代、私、ポンタさんとレコーディングやった中でですね、気に入ってるバージョンがありまして。 竹内まりやさんのセカンドアルバム「UNIVERSITY STREET」 もともとはシングルで出ました「ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~」ですが。 これのアルバム・バージョンを作ってくれというですね。 そういう依頼を受けまして。 それで集まったメンバーはですね、 ポンタさんのドラムで 岡沢さんが他の仕事でこれなかったので、小原礼さんが来ましてですね。 ポンタさん、小原礼さん それから松木さんのギター そいで佐藤博さんのキーボードという これも、意外と珍しいんです。 でも小原さんのベースが大正解でありました! とってもいいテイクがとれました。 1979年の竹内まりやさんのアルバム「UNIVERSITY STREET」に入っております「ドリーム・オブ・ユー」のアルバム・バージョン。 ♪ ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~/竹内まりや めちゃくちゃレアな曲 達郎氏: これは、結構レアなものなんですが。 1977年に、細野晴臣さんがアルファレコードのためにですね、アメリカの女性を一人プロデュースしまして。 アルバムを出す予定だったんですけども。 いろいろな問題がありまして、結局お蔵入りになったまま、いまだに公式では発売されておりません。 プロモーション用のレコードが何枚かあるだけで、めちゃくちゃレアなですね、高値がついております!
ので、来週、本人から申し上げたいと。 いうことでございますので、来週は突如として「夫婦放談・番外編」をお届けします。 よろしくお願いします。 なので、急遽、おたより、お待ち申し上げております(笑) すいません(笑) おハガキの方は 〒102-8080 TOKYO FM 山下達郎サンデーソングブック メールの方は、 おなじみのメッセージフォームからお願いします。 さぁ、なんだろう!
今回は、俳句の変化球のお話です。 「句」について Q.「句」って何ですか? 詩や文章の一区切りのことですが、俳句では、主に2つの意味で使います。 俳句の作品一つ を指す場合と、作品の中の 5音や7音のひとまとまり を指す場合があります。 いくたびも雪の深さを尋ねけり(正岡子規) 【読み方】いくたびも/ゆきのふかさお/たずねけり この場合、「いくたびも雪の深さを尋ねけり」の全体のことを「句」と呼んだり、「いくたびも」などの一部分を「句」と呼んだりします。 どちらを指しているかは、話の流れで判断します。 今回の話では、作品の中の 5音や7音のひとまとまり を指して「句」と呼んでいます。 字余り・字足らず Q.字余りって何ですか? 本来は5音の句が6音以上あったり、本来は7音の句が8音以上あったりすることを字余り(じ あまり)と言います。 例をあげます。 ポストまで歩けば二分走れば春(鎌倉佐弓) 【読み方】ぽすとまで/あるけばにふん/はしればはる 「走れば春」が字余りです。 本来は5音ですが、6音になっています。 この作品は、「5音・7音・5音のつもりで読む」ことで、字余りが生きてきます。 「ポストまで歩けば二分」と「走れば春」を分けて映像にしてみてください。 歩いているのと、走っているのとでスピード感がちがいます。 今度はそれを意識して声に出して読みます。 「ポストまで歩けば二分」は、普通に5音・7音のペースで読めばいいです。 それに対して、「走れば春」は少し早口で、5音の長さで6音一気に読み上げるようなつもりで、読んでみてください。 勢い余った感じが出ませんか? 「幾たびも雪の深さを尋ねけり」の意味 正岡子規は病床で俳句や短歌を詠み続けた. このように、5音・7音・5音のリズムを意識して読むからこそ、そのリズムから少し外れていることが生きてくるのが、字余りの面白さです。 Q.字足らずって何ですか? 本来は5音の句が4音以下だったり、本来は7音の句が6音以下だったりすることを字足らず(じ たらず)と言います。 と言ひて鼻かむ僧の夜寒かな(高浜虚子) 【読み方】といいて/はなかむそうの/よさむかな これは、「と言ひて」が4音で字足らずです。 「と言ひて」は、「…と言って」という意味ですから、この僧(お坊さん)は、何か言ってから鼻をかんだようです。 ですから、「と言ひて」と読む前に、「…」を感じさせる間を持たせて読むと、情景が思い浮かびやすいと思います。 字余りにも字足らずにも、狙いがあります。 それを感じたり、推理したりするのも俳句を読む楽しみです。 自由律句とのちがい Q.5音・7音・5音になっていないなら、自由律句なのではありませんか?
お得に読めるエブリスタEXコース 書きたい気持ちに火がつくメディア 5分で読める短編小説シリーズ 正岡子規の俳句から話を作りました。 ミッチー あらすじ これは国語の授業で出た『俳句から情景を想像して作文を一枚書く』という課題の中で書いた作文だったのでかなり話は完結です。 私は正岡子規の『いくたびも 雪の深さを 尋ねけり』という俳句を選び小説を作り タグは登録されていません 感想・レビュー 0 件 感想・レビューはまだありません
詩歌紹介 読み方 いくたびも ゆきのふかさを たずねけり 語意 いくたびも=幾度も。 尋ねけり=「けり」は切れ字。 句意 東京では珍しい大雪で、障子の中で寝たきりの自分は、雪を賞玩することがかなわない。仕方なく何度も何度も家人に降り積もる雪の深さを尋ねたことだよ。 出典 「寒山落木」 作者略伝 正岡 子規 1867-1902 愛媛県松山の人。本名は常規(つねのり)、幼名處之助(ところのすけ)または升(のぼる)。別号は獺祭書屋(だっさいしょおく)主人・竹の里人(さとびと)。俳人であり歌人。「獺祭書屋俳話」は明治25年、「歌よみに与ふる書」は明治31年に、新聞「日本」に掲載。雑誌「ホトトギス」を創刊。没後「アララギ」へと発展する。明治35年没す。享年36。 備考 前書に「病中雪 四句」とあり、他の3句は 雪ふるよ 障子の穴を 見てあれば 雪の家に 寝て居ると思う ばかりにて 障子明けよ 上野の雪を 一目見ん いずれの句も折からの雪にうち興じているが、家人や門人たちは子規の身を案じて、なかなか障子を開けて外を見せてくれなかったのであろう。仕方なく子規はなんども雪の深さを尋ねては、庭に降り積もってゆく雪の量を想像し、それで心をなぐさめているのである。