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Sun, 02 Jun 2024 20:57:22 +0000
文章指南の書はあまたあるが、接続詞に特化した本はほとんどない。文章論の研究者で一橋大学准教授でもある著者によれば、接続詞は近代以降急速に整備が進み、文法的にはまだ位置づけがあいまいで、専門家の間ではあまり人気がないテーマらしい。 しかし一方でプロの書き手は文章を接続詞から考えるという。たとえば、だが、しかし、ところが、の本当の違いがわかれば使い方ひとつで文章の読みやすさ、わかりやすさが変わることを知っているからだ。 本書は接続詞とは何か、文章の中での役割から個々の接続詞の機能や実践的な使い方まで詳細に解説。文学作品に見られる印象的な接続詞の事例に文豪たちの妙手を味わいつつ表現効果を学べる。 光文社新書 798円
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文章 は 接続詞 で 決まるには

例えば、以下の様な論の進め方がめちゃくちゃな文章があるとします。 私はお腹がすいていません。 だからごはんをおかわりしました。 そしてからあげがとてもおいしかったです。 見ての通り、話の筋が通っていない、支離滅裂な文章になります。 この支離滅裂な文が、読者に「なんか読みにくいなぁ」という印象をあたえてしまう、いわゆる 「リズムの悪い文章」 になるというわけです。 「論理展開」という言葉を聞いて、「うわ・・・難しい話になりそうだ・・・」と思ったかもしれません。論理展開に苦手意識をもっているのはあなただけではありません。 論理展開とはそもそも難しいもの。 なぜなら、「言葉」だけですべてを伝えなければならないからです。 想像してみてください。 あなたは人と話をするとき、論理展開を考えながら話をしていますか? 私はそんなこと考えながら話をしません。でも会話はちゃんと成り立っています。 なぜでしょう? 文章は接続詞で決まる 石黒圭 pdf. 人は話しをするとき、言葉以外に声や表情、身振り手振りといった、いわゆる「非言語コミュニケーション」を無意識のうちに使っています。 これが、意思疎通に言葉以上に大きな影響を与えており、会話を成り立たせているのです。 「英語ができなくてもボディラングエッジでなんとかなるさ」というのはあながち嘘ではないんですね。 一方、文章での表現方法はというと、表情、声、身振り手振り全部使えません。 使えるのは言葉だけ。 会話をするとき声や表情で伝えていた情報も言葉で補わいと、うまく伝わらないのです。 だから会話以上に言葉の選択や順番に気を使わないと、論理展開がうまくいかなくなってしまいます。 ではそうすれば、論理展開のうまくいった、「リズムの良い文章」が書けるのでしょうか? 調べてみると、どうやら「接続詞」を利用することで、リズムの良い文章が書けるとのこと。 接続詞とは、「だから」「でも」「つまり」のような、文と文をつなぐ言葉のことです。 例文を用いて見てみましょう。 ぼくは一生懸命勉強した。 A大学に合格した。 この二つの文を繋げようと思ったら、どの接続詞を使いますか? 正解は 「だから」 ですね。 だからA大学に合格した。 接続詞でうまくつなげることができます。 では、つぎの文はどうでしょう。 ぼくはA大学を志願した。 A大学の受験者は、例年より多くなりそうだ。 この二つの文をつなげようと思ったら、どの接続詞を使いますか?

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ホーム > 和書 > 新書・選書 > 教養 > 光文社新書 出版社内容情報 「読む人にわかりやすく印象に残る文章を書くために、プロの作家はまず、接続詞から考えます」。ふだん何気なく使っている接続詞の全体像や具体的な役割を解説。文豪や名文家の文章を参考にしながら、接続詞使用の勘どころを身につける。 内容説明 多種多様な役割を知り、効果的に使い分けるには―接続詞使用のセンスを磨くための小辞典。 目次 接続詞がよいと文章が映える 接続詞とは何か 接続詞の役割 論理の接続詞 整理の接続詞 理解の接続詞 展開の接続詞 文末の接続詞 話し言葉の接続詞 接続詞のさじ加減 接続詞の戦略的使用 接続詞と表現効果 著者等紹介 石黒圭 [イシグロケイ] 1969年大阪府生まれ。神奈川県出身。一橋大学留学生センター・言語社会研究科准教授。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文章論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

作品紹介・あらすじ 多種多様な役割を知り、効果的に使い分けるには-接続詞使用のセンスを磨くための小辞典。 感想・レビュー・書評 予想以上に勉強になりました! なぜか、あるはずのない場所に面陳されていたこの本。 でも、気になって買って良かった。 文章の中のスパイス、接続詞。 けれど、読むにも書くにも、大体のニュアンスで使っていることが多い。 なんとなくのことが多いから、微妙な説明を避けていたりしたのだけど……。 甘えて良いのであれば、巻末にまとめがあれば嬉しかった。あ、わがままですね、すいません。 意識していないところを意識することで、文章は精錬されるのではないか。うん、良かった!

文章は接続詞で決まるとは?