10月26日にあったプロ野球のドラフト(新人選択)会議で北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けた埼玉県行田市出身の中央大学4年、五十幡(いそばた)亮汰選手(22)が10日、母校の同市立東小学校と同長野中学校を訪問した。五十幡選手は夢を持って努力することの大切さを自らの体験をもとに後輩たちに伝えた。 五十幡選手は小1で軟式野球を始めたときから「プロ野球選手になるという夢を持っていた」。幼少時から無類の俊足で「夢の実現に少しでも役に立つ」と考え、長野中では陸上部へ。野球は東京の硬式チームで続けた。中学3年の時、全日本中学陸上選手権大会の100メートル、200メートルで同学年のサニブラウン・ハキーム選手らを破って2冠を達成。サニブラウン選手が100メートルの日本記録を出すと「サニブラウンに勝った男」として一気に注目を集めた。 この日、長野中では3年生158人相手に課外授業に臨み、「今は一流のプロ野球選手になるのが新しい夢になった」などと話した。(坂井俊彦)
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サニブラウンに勝った男! 中央大学 五十幡選手 - YouTube