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最終更新日: 2020年12月15日 「白色申告をしたら税務調査は来ない」そんな噂を聞いた事ありませんか?白色申告に対する税務調査の噂ですが、個人事業主の間では信じている方は多いそうです。 結論から言いますと その噂は真っ赤な嘘 です!白色申告、青色申告に関わらず、個人事業主の元に税務調査はやってきます。 この記事を監修した税理士 高崎文秀税理士事務所 - 東京都文京区本郷 高崎文秀 1976年埼玉県出身 早稲田大学理工学部応用化学科卒業 大学卒業後、メーカーでの技術職を経験し、一般企業で財務・経理職に携わりながら税理士試験に挑戦し、全科目に合格、税理士登録する。現在は独立開業し、これまで培ってきた知識やノウハウを発展させ、クライアントによりメリットあるサービスの開発・提供に携わる。 ミツモアでプロを探す 白色申告には税務調査が来ないというのは嘘! 白色申告には税務調査が来ないというのは嘘! 個人事業主の間では白色申告をしたら税務調査が来ないなどとまことしやかな噂があるのを聞いた事があるのではないでしょうか。 結論から言いますとそれは真っ赤な嘘です。白色申告だろうが青色申告だろうが税務調査は来る時は来ます。 ではどれくらいの確率で税務調査が来るのか?どんな人が来やすいのか?について解説していきます。 白色申告でも税務調査は来る! 白色申告の個人事業主は税務調査の対象外って本当?税務調査について解説! | inQup. 税務調査とは納税者が申告した売り上げと経費がちゃんと合っているのかを確認するための作業です。 仮にこの調査が無かったらどうなるのかというと、経費を増やして赤字申告し、所得税を脱税する人が増えてしまうでしょう。これを防ぐために税務調査があるのです。 「白色申告は税務調査に入られにくい」という噂に関しての真実は、 白色申告が青色申告に比べて簡易的な帳簿が多くて調査がしにくいから入ってこないだろうという思い込みに過ぎない です。 白色申告も、 申告に不審な点があれば 税務調査は来ると覚えておいて下さい。 個人の税務調査は100年に一度 個人に対して税務調査が入るのは「100年に一度」と言われています。 国税庁 によると個人の実調率(税務調査の確率)は年々下がっており、平成12年以降は非常に低い数値を推移しています。 平成28年においては個人事業主で1. 1%となっていて非常に低い数値となっています。確定申告が年に1回しかない事を考えると、およそ100年に一度のペースで税務調査が来ることになります。 なぜ、年々実調率が下がっているのかというと、以下の理由が考えられます。 確定申告の件数が増加した 事前通知等が法定化され手続きに時間がかかる 調査官の数が減少傾向 つまり、 税務調査を行う調査員の仕事量が昔よりも多くなったという事が要因となって実調率は低下しています。 ですが、下がったからといって油断は禁物です。 こんな人は税務調査を受ける確率が上がる 100年に1回の確率であるとはいえ、税務調査が来やすい人がいるのは確かです。では、どんな人が税務調査を受けやすいのか?というと、以下の様な人が挙げられます。 そもそも確定申告をしていない人 売り上げ1000万円未満ギリギリの人 売り上げの割に所得が極端に少ない人 副業を始めたサラリーマン ひとまとめに言ってしまうと 「脱税に近い何かをしているのではないか?」と疑われる人 です。悪気の有無に関わらず、税務調査に対する危機意識は高く持ち、脱税はやめましょう。 例えばあなたが調査員だったら 確定申告の書類に不備が全くない人 申告内容が間違いだらけの人 どちらから調査に入りますか?
今回は個人事業主(自営業、フリーランス、副業を含む⇒以後個人事業主と記載)の税務調査について、なぜ税務調査が入るのか、どんな人たちが選ばれやすいのかといった事をご紹介していきたいと思います。 税務署の職員の人数に対して、個人事業主の数は圧倒的に多いです。 その数多ある個人事業主の中で税務調査の対象に選ばれるというのには何かしらの理由があります。 前提として税務署は税務調査に入る基準というものは定めておらず、またなにも公表されてはいません。しかしながら、やみくもに申告書だけをみて対象者を選んでいるわけでもありません。各税務署の管轄内にはたくさんの個人事業主の方がいらっしゃる中で、税務調査先として選んでくる訳なので、それなりの根拠があって税務調査は行われています。 今回は、改めて税務調査の目的や税務調査先が選定するのに何を調べているのか、そして税務調査に選ばれやすい対象者について、元税務調査官からインタビューをしてきましたので、ご紹介していきます。 何故税務調査に選ばれるのか、もしくは選ばれたのか、気になる方は多いと思います。 「もしかして…」と心当たりがある方がいらっしゃるかもしれませんし、「何故?理由が見当たらない。」という方もいらっしゃるかもしれません。 もし、この記事を読まれた時に「あれ?心当たりがあるぞ…」という方は要注意です! 税務調査の目的 まず初めに、とても基本的な事ですが、 税務調査は何のために行われるのでしょうか?
ペナルティも大きいのでマネしないようにね。 3.売上・経費・利益に大きな変動があったとき 前年度の申告や同業者の申告の数字と比べて、明らかに目立つような数字の変動があった場合に税務調査の対象になることがあります。 税務署には毎年確定申告のデータが大量に集まります。 どのような業種の人がどれくらいの数字で申告をしているかという「 平均値のものさし 」を税務署は持っています。 そのため 同じような業種の人と比べて極端に違う数字があると、「異常値」となってピックアップされてしまいます。 もちろん突発で大きな仕事が入って売上が今年は倍になった、大口の客が離れて売上が半減した、など正当な理由があっての変動なら仕方がありません。 しかし、毎年同じことをやっているはずなのに売上や経費、利益が激しくアップダウンしているようだと税務署は「 数字を操作しているのでは? 」という見方をしてきます。 ペンギンくん どれくらいの変動の範囲なら大丈夫、って基準はいろんな噂があるけどはっきりしないみたいだよ。 4.所得が異常に低いとき 所得とは、売上から経費を差し引いたいわば「 もうけ 」のことです。 所得がかなり低い水準での申告が続いている場合、税務署から目を付けられる場合もあります。 個人事業主は基本的に所得の中から生活費を出していることになります。 その所得がもし50万円しかなかったらどうでしょうか? 白色申告で税務調査を受ける可能性. …50万円で1年間生活するなら、月4万円しか使えませんよね。 これで1年間生活していくのは 至難のわざ です。 税務署は家族構成なども把握していますので、一人暮らし・実家暮らし・結婚しているか・子供はいるかなどは バレている と思った方がいいでしょう。 家族構成から最低限必要な生活費はだいたいの目安がつきます。 短期的には預金を切り崩して生活している、ということももちろんあり得ます。 しかし、何年もわずかしかない所得で申告をしていると、 この人はどうやって生活をしているんだ? 申告書に載せていない隠している収入があるんじゃないか? と税務署は思ってしまうようです。 ぼのぼーの 所得と生活費のバランスが合っているかどうかに注意だね。 5.開業してから3年~5年くらいの人 個人事業主として開業し、しばらく経ったころに税務調査になる場合があります。 税務調査は多くの場合過去 3年分 を調べます。 ということは、開業して1年目や2年目で税務調査に行っても調べる材料がまだ少ないんですね。 そのため書類が一通り揃う 開業して3年から5年が過ぎたころに 最初の税務調査が入るケースがあります。 やっと事業が軌道に乗ってきた!という矢先に税務調査になるのはなんともヘコみますね… ペンギンくん 税務署側は「はじめまして」みたいなあいさつ感覚で調査に来るの…?
税務調査が多い時期は? 7月から11月までが一般的に税務調査が行われやすいといわれています。 基本的には、決算月が2~5月の企業に関しては7~12月に税務調査、決算期が6~1月の企業に関しては1月~6月に税務調査を行うことになっております。 この時期に開業3年目を迎える事業主は、もしかすると税務調査が入りやすいかもしれません。 5. 税務調査が決まったときに準備しておくべきこと 税務調査の目的は、「確定申告の内容が正しいものであるか?」を確認することです。 そのため実際に申告した内容の間違いや不備がない場合は、申告是認として特に処置などが無く終わる場合もあります。 申告内容が正しいと証明するために、 確定申告時に使用した資料やデータ があると良いでしょう。例えば、以下のようなものが考えられます。 会計帳簿 申告書の控え 通帳 領収書 請求書 契約書関連 など 万が一、間違いを指摘されそうになったときに申告を裏付ける資料があると話がスムーズに進むことが考えられます。 これらの資料や書類は数年分は大切に保管しておいた方がよいでしょう。 まとめ 個人事業主の方で白色申告を行っていても、税務調査の対象となる可能性は十分にあります。 特にご自身で記帳を行っている方はちょっとしたミスに気付かないまま、数年が経過し税務調査で指摘されてしまった、というケースも多くあります。 追加課税を求められて、多額の税金を払ってしまわないよう日頃から管理をしっかり行っておくことをおすすめします。
白色申告者には税務調査が来ない、という思い込みが世の中には蔓延しているようです。しかし、実際にはそんなことはありません。税務調査では実際にどのようなことが行われるのか、また申告に誤りがあった場合どのような対処が必要になるのか、解説します。 税務調査では何をするのか?そもそも、税務調査とはどのようなもの? 税務調査は、納税者が行った税務申告の内容がきちんと経済的な実態に即しているのか確認されます。計上すべき売上が漏れていないか?経費が過大に計上されていないか?悪質な隠蔽や仮装を行っていないか?計上されている収益や費用が確認できるような書類はきちんと用意されているか?そういった申告のバックボーンとなっている部分を確認するために行われるのが税務調査です。 税務調査には「強制捜査」と「任意捜査」があります。裁判所の令状を得て強制的に行うのが強制調査で、通常行われる税務調査は任意調査と呼ばれています。 税務調査はどんなときに来るのか?
目次 和漢書の部 第2章 名家の筆跡 当館では著名な人物の書簡、稿本、書入本等を多数所蔵しています。なかでも、著者自らが書いた自筆稿本などは、著者の苦心や推敲の跡などが残されており、作家や作品研究の上で貴重な資料です。ここでは細川ガラシャ、曲亭馬琴の自筆稿本など、書簡、書入本等13点を紹介します。 〔細川忠興同夫人等書状〕 「〔細川忠興同夫人等書状〕(ほそかわただおきどうふじんとうしょじょう)」 細川ガラシャ自筆書状 〔桃山時代〕 2軸 縦39. 5cm 【WA25-35】 仮名消息。細川忠興夫人たま(1563-1600)が細川家の家臣松本家の人々に送った書状。掲出の書状は夫人が侍女小侍従に宛てたもの。流麗な筆跡の美しい仮名散らし書きで文面からは周囲の者への細やかな心配りや、病の者を気遣うやさしさが読み取れる。たまは明智光秀の娘、細川忠興に嫁し、天正15年(1587)受洗、ガラシャ(伽藍沙、伽藍奢)と称す。慶長5年(1600)関ヶ原の戦いに先だって没した。享年38。当館では夫人の書状10通のほか、細川忠興書状8通、三男忠利書状1通、四男立允書状1通、合わせて20通を所蔵する。 本朝編年録 「本朝編年録(ほんちょうへんねんろく)」 零本 道春撰 〔江戸前期〕1冊 29. 本居宣長 古事記伝 絵島. 2×20. 7㎝ 【WA17-9】 漢文で書かれた編年体の日本通史。本書編修の幕命をうけた儒学者林羅山(1583-1657)は、三男鵞峯、四男読耕斎の助力を得て、慶安3年(1650)夏までに神武朝から宇多朝までを編修し終え、幕府に進献した。この進献本が明暦の大火で焼失したため、幕府はその続修を鵞峯に命じ、寛文10年(1670)に神代から後陽成帝までが完成した。書名は「本朝通鑑」と改められたが、正編40巻には本書を増修したものが使われている。展示本の内題が「本朝編年録」とある上に紙片が貼られ「本朝通鑑」と訂正されているのはこうした事情による。内容は「仁明天皇上」の部分。林読耕斎旧蔵本。 貞観政要抜萃 「貞観政要抜萃(じょうがんせいようばっすい) (唐)呉兢編 新井白石手写本 〔江戸中期〕1冊 23. 8×16. 3㎝ 【WA17-2】 中国の代表的な帝王学の書『貞観政要』の新井白石(1657-1725)による抜萃本。「貞観」は唐の太宗の年号(627-649)。太宗の政治に関する言行等を10巻40編に編集したもの。本書は単に政治上の理論を述べたものではなく政治の実践記録ともいうべきもので、わが国では歴代の皇室で珍重されたのをはじめ、源頼朝や徳川家康らにも好んで読まれた。白石は江戸時代中期の学者、政治家。将軍家宣、家継の二代に亘って幕政に参画し、弊政の改革につとめている。自伝『折たく柴の記』ほか多くの著書を残した。 孝経小解 「孝経小解(こうきょうしょうかい)」 2巻 熊沢蕃山自筆稿本 〔江戸時代前期〕 4冊 26.
5×15. 8㎝ 【WA21-5】 蘭書から小関三英が抄訳した『新撰地誌第二稿』の一部分を崋山が筆写校正したもの。原書はオランダ人プリンセン(Pieter Johannes Prinsen 1777-1854)の『世界地理書』(Geographische oefeningen)第2版(1817)である。冒頭の部分は三英の訳文に相当の修訂が加えられ、欄外には按文が付され、崋山の筆写校訂の意図が窺える。蛮社の獄(1839)の際に幕府が没収したもので、当館所蔵の「旧幕府引継書」のなかに含まれていた。崋山(1793-1841)は三河国田原藩士。天保3年(1832)に家老として海防を担当、本格的に蘭学研究を開始した。小関三英、高野長英等の蘭学者を通じ世界地理書、歴史書、兵学書等広範な書物により海外事情を学び、日本の現状を客観的にとらえる必要性を説いた。蛮社の獄で逮捕され田原に蟄居、自刃した。 泰西本草名疏 「泰西本草名疏(たいせいほんぞうめいそ)」 伊藤圭介自筆稿本 〔文政11-12(1828-29)〕 1冊 25. 【中学歴史】本居宣長のまとめ!古事記伝の研究とはどんなこと? | 社スタ. 1×17. 6㎝ 【WA22-4】 文政11年(1828)長崎にてシーボルト(P.F.von Siebold)より贈られたツュンベリー(unberg)の『日本植物誌』(Flora Iaponica)をもとに日本産植物の学名(ラテン語)をABC順に並べ、対応する和名と漢名を記したもの。セピア色の文字はシーボルトの書き入れ。朱字は本草学者賀来佐一郎筆。【㋛】とあるのは既に長崎でシーボルトから得ていた見解であるが、文政11年秋に発覚したシーボルト事件のため刊本ではシの字が削られ○印のみとなる。伊藤圭介(1803-1901)は名古屋生まれ、植物学者。24歳の時、長崎でシーボルトから博物学の教えを受ける。後、蕃書調所などに出仕、維新後は東京大学に迎えられ明治21年(1888)わが国最初の理学博士となる。 風土 「風土(ふうど)」 和辻哲郎自筆稿本 〔昭和4(1929)〕 1冊 26. 7×18. 3cm 【WB12-92】 和辻哲郎(1889-1960)は大正、昭和時代の哲学者。兵庫県出身。東京大学教授。独自の倫理学体系を形成するとともに文化史家、思想史家としても多くの著作を残した。展示本は『思想』昭和4年4月号に発表された論文「風土」の原稿である。所々に加筆訂正のあとが見えるが、和辻は草稿を準備せず「ぶっつけに決定稿を書く人」だったという。論文は後に改稿され単行本『風土―人間学的考察』(昭和10年刊)の第1章「風土の基礎理論」となった。布川角左衛門旧蔵。他に当館は和辻夫人より寄贈された手書き原稿、ノート類82点を所蔵する。
↑画像をクリック(Click here) 請求記号 Call No. リ05 09177 タイトル Title 古事記伝. 1-5之巻 / 本居宣長 撰 kojikiden ●このタイトルで早稲田大学蔵書目録を検索(OPAC title search)● 著者/作者 Author 本居 宣長, 1730-1801 motōri, norinaga ●この著者/作者で早稲田大学蔵書目録を検索(OPAC author search)● 出版事項 Imprint [出版地不明]: [出版者不明], [出版年不明] 形態 Description 5冊; 27cm 内容等 Notes 朱書入あり はり込あり はさみ込あり 和装 印記:長善館章, 嘉賀美迺屋蔵, 葛城真純所持本, 葛真純所持本 キーワード Keywords 古典籍 / 歴史-日本史(通史・時代史・地方史) 公開者 Copyright 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
若者言葉で「エモい」という言葉があります。 この言葉は、2016年頃から使用されたと考えられており、気持ちや感情が揺さぶられた時や言葉に表せない気持ちを表現する際に使用されることが多いです。 「もののあはれ」は現在でいう「エモい」かもしれませんね。 まとめ 本居宣長の生い立ちや「古事記伝」、「もののあはれ」についてご紹介いたしました。 まとめ▼ 享保15年(1730年)松坂で誕生 宝暦7年(1758年)松坂で医師を開業 宝暦13年(1763年)賀茂真淵と初めて会い、弟子入り 寛政2年(1790年)日本各地を旅し、弟子を激励 寛政10年(1797年)「古事記伝」を完成させる 享和元年(1801年)亡くなる 本居宣長は生涯「古事記」の研究に没頭し、「古事記伝」を完成させた人物でした。 「古事記伝」は現在でも『古事記』の研究、古代史研究の基本書として使用されており、日本の文学研究に大きな影響を与えました。国学者として有名ではありますが、実は医師としても活躍しており、昼間は医師、夜は研究者として活躍していたとされています。