0→27. 0 ヘモグロビン 12. 5→13. 7 偏頭痛、足のむくみ、だるさなどが改善
今日は、血液検査の「MCH」と「MCHC」について説明します。 ヘモグロビン値はバッチリ!なのに貧血?! 鉄欠乏を見るため項目には、ヘモグロビン値、MCV、MCH、MCHC、フェリチンなどがあります。 (MCVについて知りたい方は こちら ) 鉄欠乏がある場合、皆さんが良く知っているヘモグロビン値よりも先に、MCVやMCH、MCHC、フェリチンなどの値が低下してきます。(ただしこれらの項目の値を上昇させる因子もとても多いので、データを読むときには注意が必要ですが。) そのため、通常はヘモグロビン値だけを見て問題がなく「貧血ではない」と判断される場合も多いのですが、フェリチンや MCVやMCH、MCHCなどを測ってみると、結構値が下がっていて、実は貧血であるというケースが多く見られます。 貧血によって引き起こされる症状は色々ありますが、例えば、疲れやすい、階段の昇り降りがきつい、頭痛がよくある、立ちくらみがおこる、月経の前にふらふらするなどの症状も起こりやすくなります。 病院の検査で軽度の貧血と言われた時点では、非常に重症の鉄欠乏状態になってしまっていることもあるので注意が必要です。 MCH とは? MCHとは、M=Mean(平均値)C= Corpuscular(血球)H= hemoglobin (ヘモグロビン) を 表したもので、 赤血球 1 個に含まれるヘモグロビン量を平均的に表した数値です。「平均赤血球ヘモグロビン量」とも呼ばれます。 赤血球1個あたりのヘモグロビン量が少ないと、赤血球の機能が弱ってしまうため、酸素と二酸化炭素の運搬サイクルがうまくいかず、貧血症状が出やすくなります。 MCHCとは?
2017; 11():2373-2376. ) 爪カンジダ症[ APS(多腺性自己免疫症候群)1型]、 緑膿菌 感染(Dermatol Clin. 2015 Apr; 33(2):175-83. ) 甲状腺機能亢進症(プランマーズ・ネイル:Plummer's nail) (Endocr Pract. 2008 Jan-Feb; 14(1):132. ) 萎縮性甲状腺炎 による 甲状腺機能低下症 でも報告がある(Intern Med. 2018 Oct 15;57(20):3055-3056. ) 全身性強皮症(SSc) ・ 乾癬 (J Am Acad Dermatol. 2017 Nov; 77(5):863-867. ) 末梢循環障害(手先の血流障害)・貧血 です。 甲状腺機能亢進症 によるプランマーズ・ネイルは、 第4指(薬指)爪甲に初発し、次第に他の指にも拡大する事が多い。 甲状腺機能の改善とともに改善します。 萎縮性甲状腺炎 による 甲状腺機能低下症 でも爪甲剥離症(Intern Med. )。 甲状腺機能低下症は、過剰カロチン沈着で黄色く カロチン は ニンジン など緑黄色野菜に豊富に含まれる 赤橙色 色素。健康食品として有名で、体内の活性酸素の発生を抑え、発がん予防作用があります。甲状腺ホルモンは カロチン をビタミンAへ変換します。 甲状腺機能低下症 では、 カロチン をビタミンAに変換出来なくなります。過剰になった カロチン は手掌や足底に沈着し 黄色く なります。そのため黄疸と勘違いして、肝臓を調べても異常なく、原因不明・ミカンの食べ過ぎと誤診されていることもあります(実は 甲状腺機能低下症 )。 甲 Jo う 君 黄色く ない? カロチン は海藻類にも多く含まれています。海藻を過剰に摂取すると、 ヨード により甲状腺ホルモン産生が抑制され、 甲状腺機能低下 が進むと、さらに カロチン が沈着し黄色くなります。 後天性に生じる境界明瞭な脱色素性の 白斑 (皮膚のメラニン色素がなくなり、色が抜けた病変)を 尋常性白斑 と言います。自己免疫疾患、特に自己免疫性甲状腺疾患( バセドウ病 、 橋本病 )の合併率が高い事が知られています。また、 1型糖尿病 、 アジソン病(自己免疫性副腎皮質機能低下症) 、 悪性貧血・自己免疫性萎縮性胃炎 などの合併も報告されています。 尋常性白斑 の原因は不明な点が多いですが、抗メラノサイト抗体やメラノサイト傷害性T細胞などの自己免疫説が有力です。 美容上の問題以外に、白斑は重度の日焼けを起こすリスクのため、衣服や日焼け止めで遮光する必要あり。 尋常性白斑 の治療は、ステロイド軟こう、タクロリムス軟膏、紫外線療法などです。 白斑症 白斑症 橋本病、バセドウ病ではPRP(自己多血小板血漿)育毛療法、アンチエイジングは受けられない!