NMB48の最後の1期生、白間美瑠がグループ卒業を発表したなか、韓国でも彼女の今後に注目が集まっている。 【関連】48グループがK-POP界に与えた「衝撃」とは 韓国メディア各所は3月3日、「日本のアイドルグループNMB48の白間美瑠が卒業を発表した」と報じ、「本人は今後の活動について"歌やパフォーマンスや、女優やたくさんのことに挑戦していこうと思っている"と伝えている」と今後の活躍についても言及した。 白間美瑠は2018年、グローバルグループIZ*ONE(アイズワン)を輩出したオーディション番組『PRODUCE 48』に出演してその名を知らせた。放送当時は現地の音楽ファンからの注目度も高く、「韓国のファンを魅了した白間美瑠」「期待が高まる日本からの参加者」などと高く評価されていた。 今回の卒業発表に関しても、韓国のファンは各種SNSを通じて「ぜひ韓国に来てほしい」「これからも応援します」「ずっと大好きだよ」といった激励の言葉を綴っている状況だ。 (写真=Mnet)
【白間】ゆくゆくは海外でもコンサートをしたいという夢があるので、まずは韓国語の勉強をしたりしていました。本当にちょっとだけですけど。 ――それは韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 48』での経験に手応えを感じたということでしょうか? 【白間】はい。韓国にもファンの方がたくさんいてくださって、私が卒業発表したときも、韓国でニュースになったと聞きました。コロナの心配がなくなったら海外のファンの方にも恩返ししたいなと思っています。あとは、自分から何か発信できないかなと考えて、YouTubeチャンネルを2020年9月に開設しました。 ――YouTubeではスケボーやスノボーをやったり、"みる姉さん"に扮したりと、さまざまな動画を投稿されていますが、手応えは感じていますか? 【白間】バラエティーでしゃべることに苦手意識があったので、それを克服するために始めたという意味合いもありました。見返すと、始めたばかりのときよりも今のほうがしゃべれるようになっていて、やってよかったなと思いますし、YouTubeを通して「みるるんってこんなことできるんや」と新しい一面もお見せすることができたので、これからもどんどんYouTubeやSNSを使っていろんな私を発信していきたいと思っています。 ■卒業シングルで決意新た「もう一度足元踏ん張って」 ――16日にはNMB48卒業シングルとなる「シダレヤナギ」がリリースされます。いよいよラストスパートですね。 【白間】正直まだ実感が沸いていないんですが、卒業シングルでステキな楽曲をいただけたなと思います。歌詞は切ないんですけど、芯の強さもしっかり込められていて。「シダレヤナギ」の花言葉は「自由」なんですけど、NMB48から外に出て自由になっていく私を表現するような曲になっていると思いますし、すごく自分に刺さる曲です。 ――中でも刺さったフレーズは? 【白間】「想う気持ちが折れないように 足元 踏ん張ってても」のフレーズです。この10年間、足元を踏ん張らなきゃいけないことがめちゃくちゃたくさんあったので。グループを卒業しても、「もう一度足元踏ん張って、しっかり恩返ししていかな」という気持ちにさせられました。 ――ミュージックビデオの撮影でも卒業の実感は沸かなかったですか? 【白間】卒業シングルのMVはだいたい、卒業メンバーを送り出すような演出があるんですけど、私はしんみりしたくないので、そういう演出を望んでいないことを監督に伝えていました。それなので、「これからもやってやるぞ!」「これからのNMBも楽しみにしていて」「白間美瑠のこれからも楽しみにしていてください」というギラギラしたMVになっています。それもあって、撮影時にも卒業する実感は沸かなかったですね。後輩たちからも「本当に卒業するんですか?」って言われるくらい、ふだんどおりの撮影でした。 ――ソロの卒業曲「いつもの椅子」のレコーディングではいかがでしたか?