「野菜だより2021年1月号」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの野菜作りの基礎やレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
トマトなどの果菜類、大根などの根菜類は、栽培に大型のプランターが必要です。広いベランダやテラスなら問題ありませんが、スペースがあまりない場合、悩みどころはその置き場所・・・。ベランダに大きなものが置けないという方には、「袋栽培」をぜひおすすめします!便利な栽培キットもあるので、初心者も気軽に始められますよ。 1. 「袋栽培」ってどんな栽培法? 「袋栽培」は、プランターの代わりに袋に土を入れ、そこに種や苗を植えて野菜を育てる方法のこと。ベランダやテラス、屋上や玄関先など、ちょっとした場所で野菜を育てるのに便利で、栽培が終わったあとの片付けも楽です。 袋栽培に向いているのは、地上部分が大きく育つトマトやナスなどの果菜類、土の中に根を伸ばす大根やごぼうなどの根菜類、ジャガイモやさつまいもなどのイモ類です。これらの野菜を育てるには、深さ30〜40cmの大型プランターが必要ですが、袋を使えばコストが抑えられて、ベランダに物が増える心配もなくなります。 ベランダが狭くてあまり物を置きたくない方や、「ハマるかどうかわからないけれど、お試しでちょっと家庭菜園に挑戦したい」そんな方も、おすすめの栽培法です。 2. すぐにスタートできる!おすすめ袋栽培キット できるだけ手間をかけずに、すぐに野菜作りを始めたい方は、培養土の入った袋でそのまま栽培できるキットが便利です。袋を開けて、タネをまいたり苗を植えたりするだけでOK!いろいろな野菜用があります。中の土も、それぞれの野菜が育ちやすいようにブレンドされているので、失敗するリスクも減らせますよ。 製品によって、種がセットになっているもの、自分で種や苗を購入するものがあります。また、栽培期間の長い野菜は、追肥用の肥料を一緒に準備しておくと安心です。 このまま植えるだけで手軽に育つエコバッグ ジャガイモの土 袋の口をあけて折り曲げ、種イモを植えるだけ!成長に必要な肥料がブレンドされていて、追肥は基本的に不要です。土を掘り返す手間がなく、収穫も楽にできますよ。 ITEM 種イモを植えるだけで手軽に育つ「ジャガイモの土」15L トマトにとまと培養土 真っ赤なトマトそっくりの袋で、トマト1株が栽培できます。園芸資材の専門メーカーがブレンドした土なので、うまく育ちそう!
8×長さ5m 両端に強化ロープが付いていて、支柱なしでも設置できます。 ITEM サイドロープ緑のカーテンネット0.8m×5m そのまんま野菜畑 たっぷり25Lの土で、トマト、ナス、キュウリなどの果菜類全般が栽培できます。袋の底のテープを引っ張ると安定し、中の水の量がわかるウォーターゲージもついているすぐれものです。 ITEM そのまんま野菜畑 25L WE LOVE パクチー このまま栽培セット パクチーを愛するパクチストなら、ぜひ手に入れたい栽培セット。種と土、栽培説明書が付いているので、これだけで育てられますよ。 ITEM ハナゴコロ WeLoveパクチー袋栽培セット 用土2L+種 ぷっくりふくらむ玉ねぎ村 袋の上部に植え付け穴をあけ、直接苗が植えられる培養土。1袋で玉ねぎ8玉が育てられます。ピートモスやバーク堆肥などをブレンドし、玉ねぎ栽培に必要な保水性、排水性をアップしています。 ITEM 花ごころ:ぷっくりふくらむたまねぎ村 10L 自分大根 大根そっくりの袋と深型のポット、培養土、大根の種がセットになっていて、自分だけの大根作りが、すぐに栽培を始められます! ITEM Artec(アーテック) 自分大根 #102954 3. 袋栽培、自分でやるなら? 袋栽培は、既製品を使わずに自分でもできます。丈夫で容量が20L程度ある袋と、野菜用の培養土を準備すれば、いろいろな野菜が育てられますよ。途中で破けたりしないよう、しっかりした素材のものを選んでください。 ポリ製の土のう袋は10枚で数百円程度なので、低コストでたくさんの野菜を育てたいときはこちらがおすすめ。ほかに、培養土や肥料の空き袋、コーヒー豆の袋や大型のショッピングバッグなども使えます。 使い方のポイントは、袋の下部と底面に水抜き穴を複数あけて水はけをよくすること。また、土を移したあとに、袋を持ち上げてトントンと全体をならしてから種や苗を植えましょう。 カラー 強力土嚢袋 50×63cm 重さ50kgまで耐えられる丈夫な土のう袋。全10色あるので、野菜に合わせて色を選ぶのも楽しそう。 ITEM カラー強力土のう袋 コーヒー麻袋(ドンゴロス)10枚セット ナチュラルでガーデニングにぴったりなコーヒー豆の袋は、柄のバリエーションも豊富です。 ITEM コーヒー麻袋 (ドンゴロス) 10枚セット 4. 袋栽培なら、片付けも楽々!
育てる野菜によって袋の向きを考えよう 支柱が必要になるトマト、ナス、キュウリや深さが必要なダイコンなどは、 袋をタテに使って育てましょう。 レタスや白菜など葉物野菜は袋をヨコにするとよいでしょう。 タテよりもたくさんの苗を植え付ける事ができます。 また、袋を仰向けにして育てる方法もあります。 土を平らに置き、対角線に切れ込みを入れて使用します。 小松菜やホウレンソウなど栽培期間が短い野菜はこちらの方法が向いています。 袋栽培にはたくさんのメリットがあることがわかりましたね。 今回ご紹介した商品のように、袋ごと使える培養土も最近ではたくさん販売されています。 是非、袋栽培にチャンレンジしてみてはいかがでしょうか?
仕入債務回転期間とは 仕入債務とは商品や材料を仕入れて、その仕入れ代金を支払う義務のことを言います。「ツケ」と言う言葉を用いるとイメージが湧きやすいかもしれません。そして仕入債務回転期間とは、商品や材料を仕入れてから支払うまでの期間を示す指標です。つまり、仕入債務が発生してから同債務が消滅するまでの期間ということになります。まずは、仕入債務の発生時と消滅時をまとめて見ておきましょう。 仕入債務の発生時:商品を仕入れて、代金支払いを後払いにしたとき 仕入債務の消滅時:後日、後払い代金を支払ったとき なお、仕入れ代金の支払いは遅ければ遅いほど、会社にとっては資金繰りに余裕が出ます。よって、仕入債務回転期間は長い方が好ましいです。一方、仕入債務回転期間があまりに長い場合は注意が必要です。支払いサイトが長いだけなら良いのですが、支払条件が悪化している、あるいは資金不足のために支払いを延ばしている可能性があります。過去2.
本稿では、経理知識として欠かせない「仕入債務回転期間」とその「回転率」について解説していきます。それぞれにどういった意味を持ち、どのように使用するのか?気になる方はぜひチェックしてください。 仕入債務回転期間とは?