生糸の大量生産を実現した「技術革新」と、世界と日本の「技術交流」に貢献したとして、2014年6月「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、世界遺産に登録されました。東置繭所のギャラリーには世界遺産登録認定証が掲げられています。 富岡製糸場とともに登録された絹産業遺産群は、近代養蚕農家の原型である「田島弥平旧宅」(伊勢崎市)、国内外に養蚕の技術を広めた「高山社跡」(藤岡市)、蚕の卵の貯蔵施設「荒船風穴」(下仁田町)の3ヵ所。機会があれば、こちらもぜひ訪れてみてはいかがでしょう。 富岡製糸場を1時間でめぐるゴールデンコース!【徹底レポ】 歴史的建造物やギャラリーなど、施設内には見どころがいっぱいです。音声ガイドやガイドツアーを利用して、より楽しく、より効率よく見学しましょう。 ガイドツアーの受付近くでは、富岡市イメージキャラクター「お富ちゃん」がお出迎え。お富ちゃんは2012年の富岡製糸場創業140年に誕生した女の子で、ずっと14歳の女の子です。 まずはチケットを購入しよう 製糸場に入ってすぐ左手にある受付で見学料を払い、案内パンフレットをもらいましょう。 多彩な音声ガイド&ガイドツアーでもっと楽しく! 入口のほか随所にある看板と、案内パンフのQRコードを読みこめば、スマホ向けの無料音声ガイドを聴くことが可能。屋外見学範囲のほとんどと東置繭所1階で、無料Wi-Fiが利用できます。 QRコードが入ったパンフレットを持ち帰れば、家でも音声ガイドが聴き返せるので、ぜひパンフレットを入手しましょう。 「西置繭所」の見どころを、声優・武内駿輔氏の美声による音声ガイドと、浪曲師・玉川太福氏による創作浪曲によるスペシャルガイドで楽しめます。西置繭所入口にある看板のQRコードから、無料アプリをダウンロードしてください。 音声ガイド機(貸出1台200円)は、自分のペースで解説を聴きながら場内を見学ができます。スマホの音声ガイドよりも詳しく、製糸場にまつわるさまざまなエピソードを織り交ぜて案内。各施設の前に立っている施設名と説明が書かれた看板に番号が記されているので、その番号を押して解説を聴きましょう。 更に詳しい解説が聞きたい場合は、大人200円、中学生以下100円で、解説員が約40分かけて場内を案内してくれる「ガイドツアー」に参加できます。申し込みと集合場所は東置繭所の北側にあるテントが目印。ツアーは1日6回で、集合時間は9:30、10:30、11:30、13:00、14:00、15:00。
世界文化遺産、富岡製糸場(富岡市)の10月の入場者数は3万4131人で、前年同月の79%だったことが5日、市への取材で分かった。新型コロナウイルスに伴う休業から再開した6月は同19%で、客足は少しずつ前年水準に近づいてきている。 入場者数は7月が36%、8月は37%、9月は53%だった。 9月以降は修学旅行で訪れる小中高生が数字を底上げしているとみられる。同月中は、前年同月にはなかった福島県内の中学校(5校)が訪れるなど、これまで縁遠かった地域からの来場も見られた。 市の担当者は「西置繭所が完成し、新たな見どころもできた。来たことがある人にももう一度、来てほしい」と話す。 一方、本年度(4~10月)の累計入場者数は10万1469人で、前年同期の3割にとどまる。冬場は例年閑散期になることもあり、仮に11月~来年3月に前年と同等の入場者が確保できたとしても、本年度の累計入場者数は22万人余り(前年度は44万2840人)となる見通し。
2%と7年連続でプラス成長していますが、新聞、雑誌、ラジオ、テレビのいわゆる「マスコミ4媒体(4マス)広告費」は、同96. 7%。一方で、「インターネット広告費」は前年比116. 5%と5年連続で2ケタ成長しています。この流れを受けて、広告出稿先を「4マス」からをネットにシフトする企業が増加していて、ネット広告代理店の業績は好調。人材ニーズも拡大しているのです。 なお、ネット広告代理店の中でも、ネット広告全般を取り扱っている企業もあれば、SEO(※2)やリスティング広告(※3)、アドテクノロジー(インターネット広告に関連するシステム全般)など専門領域に絞って事業展開している企業もあり、裾野が広いのも特徴です。 (※1)リアルタイムにターゲットやクリエイティブ、広告枠、入札額などを変更・改善しながら運用し続けていく、インターネット広告のこと。 (※2)"Search Engine Optimization" の略で、検索エンジン最適化を意味する言葉。検索エンジンで上位に表示されるよう対策を行い、集客を拡大することを指す。 (※3)検索したキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する、検索連動型広告のこと。 マーケティング職の仕事のやりがい、醍醐味は?
市場を創造する 市場(Market)は、需要を満たしてくれそうなもので溢れています。そして、その価値の対価が発生し続ける場所に「市場」が生まれるのです。 市場には常に新参者が訪れ、価値と感じてくれたものに対価を支払ってくれます。あるいは、その需要を満たし続けることができれば、既存顧客として居続けてくれます。 需要を満たす優れた価値の提供、顧客として居続けてもらうためのリレーション、この2つがマーケティングの目標です。 しかし、市場は流動的で時代の移り変わりと共に変化します。 市場に応えることもマーケティングですが、ドラッカーの言葉を借りるなら、イノベーションを起こして顧客を創造し、市場を創造することが究極的なマーケティングだと言えるでしょう。 スティーブ・ジョブズ率いるAppleは、市場調査をはじめとする「顧客を知るためのマーケティング」をしなかったことで有名ですが、新たな市場を創造し続け、世界中のファンを虜にしてきました。 今回のまとめ 今回は「マーケティングとは何か?」といった本質的な疑問に対して、3つの視点で紐解いてきました。 「顧客を知り、ニーズと需要を理解して、市場を創造する。」……マーケティングとは正解がないものです。様々な工夫を凝らして、あなたなりの正解を探してみてください。
> 知見・スキル > 今さら聞けない「マーケティングとは何か?」基礎から解説 2017. 11.
マーケティング職に携わる人はどんなキャリアを歩んでいくのでしょうか?また、さまざまな職業が「将来AIに代替される」といわれる昨今、マーケティング職は将来性のある職種といえるのでしょうか?
Price(プライス:価格)⇒いくらで売るか? Place(プレイス:流通)⇒どこで売るか? Promotion(プロモーション:販売促進)⇒どうやって認知させるか?買ってもらうか? ただ現在では、主体が「顧客」に移っており、また、前述の通り、世の中の状況が「デジタル中心」の世界に移行しつつあります。 このような状況の中では、「4P」から一歩進み、「4E」の概念に基いて、このプロセスを考えていく必要があります。(4Cという概念もありますが、ここではすっ飛ばします) Experience(体験)⇒どのような体験を提供するのか? Exchange(交換)⇒顧客と何を交換するのか? Evangelism(伝道)⇒どのように体験を伝播させるのか? Every Place(あらゆる場所)⇒各顧客接点にどんな役割を持たせるか?