ペニシリンの発見以降、細菌感染症に多大な効果を見せ、治療に役立ち続けている抗生物質は、犬の皮膚炎や消化器の病気などといった、細菌による感染症治療にも用いられています。 私たち人間と同じように、犬にも処方される抗生物質は、一方で耐性菌や副作用といった問題も抱えています。そこで今回は、犬の感染症に用いられる抗生物質について、副作用や耐性菌の話も交えて簡単にご説明していきたいと思います。 目次 1. 犬にも抗生物質が必要? 1. 1. 抗生物質の仕組み 1. 2. 抗生物質が必要になる病気 1. 3. 抗生物質が効かない?『耐性菌』とは? 2. 抗生物質の副作用について 3. 犬の抗生物質の種類と効果 4. 処方された抗生物質は、必ず獣医師の指示通りに投与する 5.
まだ若いのですが、長期服用となると副作用がとても心配です。 それともこのまま一生薬を飲み続けないといけない場合も あるのでしょうか? また、この獣医の治療方針についてどう思われますか? 他の治療法(例えば体質改善)でのアプローチを 試したほうがいいと思われますか?
参考文献・図書 ・化学同人 青木健次著「微生物学」 ・羊土社 実験医学別冊「もっとよくわかる!腸内細菌叢」 ・食べもの通信社 安田節子著「食べものが劣化する日本」 ・河出書房新社 アランナコリン著「あなたの体は9割が細菌」
「ご説明させていただきます」のビジネスシーンにおける正しい使い方 そもそも謙譲語って何? という部分についてもくわしく解説していきます。 「説明」に「させてもらう」の謙譲語を使っているから正しい ここではなぜ「ご説明させていただきます」が敬語として正しいのか?という部分について順をおって解説していきます。 「ご説明させていただきます」敬語の種類 繰り返しにはなりますが「ご説明させていただきます」を敬語としてみると、以下のように成り立ちます。 ▼敬語の解釈 ① もとになる単語「説明」 「させてもらう」の謙譲語「(お・ご)〜させていただく」を使い、 丁寧語「ます」をくっつけた敬語 あるいはもっと細かくすると以下のような敬語の解釈もできます。 ▼敬語の解釈 ② もとになる単語「説明」に謙譲語「お・ご」で 「ご説明」 さらに「させてもらう」の謙譲語「〜させていただく」で 「ご説明させていただく」 さらに丁寧語「ます」をくっつけて 「ご説明させていただきます」 本来あるべきなのは 解釈② なのですが… ややこしくなるため「(お・ご)〜させていただく」のセットで謙譲語とし 解釈① で考えたほうがシンプルでわかりやすくなります。 ここで(お・ご)と( )にしたのは「お・ご」があっても無くても敬語としては丁寧だからです。 とにかく敬語としては全くおかしいところは見当たりません。間違い敬語でもなく二重敬語でもなく、正しい敬語です。 補足①敬語の種類(ざっくり復習) ① 尊敬語とは? 相手をうやまって使う敬語の一種。 相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。 敬語の種類はほかに②謙譲語、③丁寧語がある ② 謙譲語とは? 自分をへりくだって下にすることで、相手への敬意をあらわす敬語。 自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。 ③ 丁寧語とは?
これまでの解説から「ご説明させていただきます」は敬語としては正しいということが分かりました。 ところが敬語うんぬんの前に… 「ご説明させていただきます」が正しいかどうかをみるためには、そもそも日本語としておかしい表現じゃないの?というポイントに注意する必要があります。 正しい日本語である気もするし、おかしい気もする「説明させてもらう」 「ご説明させていただきます」は日本語として正しいような気もしますし、おかしい気もします。 なぜこう考えるのかというと… 元の形「説明させてもらう」で考えてみると分かりやすいです。 「させてもらう」の意味は辞書によると「相手方の許しを求めて行動する意をこめ、相手への敬意を表す」です。 つまり、 許しが必要なときにつかう言葉です。 で、 「説明させてもらう」だと「説明するために相手からの許しを得たい」という感じのニュアンスになります。 恐れ多くも説明させてもらうよ、許してね 何かしらの説明をするときに、はたして許しが必要なのでしょうか?