前話はこちらです。 shiryuブログ ライトノベル作家のshiryuです。鬼滅の刃のSSを書きました。タイトル通り、炭治郎がもしも最初から最強だったらという話… 鬼殺隊の最強の称号を持つ、日柱の竈門炭治郎が……鬼だった。 まさかそんな訳がないと思って問いかけたが……肯定されるとは、思ってもみなかった。 「う、嘘でしょ……! ?」 「……ううん、本当だよ」 炭治郎は悲しそうな顔で、寂しそうな音を立てながら、そう言い切った。 その言葉を言った時に、嘘の音は聞こえてこなかった。 つまり、本当に……鬼なんだ。 いつもの俺なら、「イヤァァァ!!」とでも、「ギャァァァ! !」とでも叫んでいたかもしれないが……。 それをするにはあまりにも、炭治郎が鬼には見えなかった。 たとえ炭治郎が、「自分は鬼だ」と言って、本当のことを言っているのだとしても、そうは見えない。 だってさっきの鬼とは、明らかに違う。 何もかも、容姿も、優しさも、音も。 何もかもが違って、炭治郎は、普通の人に見える。 ……まあ、普通の人が鬼殺隊の柱になんて絶対になれないと思うけど! 「そ、その、なんで炭治郎は、鬼なんだ……? 炭治郎 日の呼吸適性. というか、本当に鬼なの?」 「ああ、そうだよ。容姿も擬態してて、ツノはないけど犬歯が鋭くて、目も赤いんだ」 そう言って炭治郎は1度目を瞑り、開けると目が黒から赤に変わっていた。 少し瞳孔も普通の人よりも縦長になっている。 炭治郎が「いー」という言いながら口を横に広げ、犬歯が鋭くなっているのを見せてくる。 なんか……犬みたいで可愛い、と場違いながら思ってしまった。 「本当に、鬼なんだ……だけど炭治郎、鬼っぽくないよね? あれ、というか鬼だったら、日の光浴びたら死ぬんじゃないの?
「鬼は待ってくれんぞ!」 「まあまあ、桑島さん。一応善逸もまだ隊士じゃないんだし、そこまで厳しくなくても」 「しかしじゃな、日柱のあんたが来て、一度も戦わないなんてな……」 「じゃあ明日、戦いましょう。桑島さん達がいいのであれば、泊まってもいいですか?」 「おお! それはいい案じゃ! 部屋に空きはある!」 ……えっ、嘘でしょ? 明日も炭治郎達がいるの? またこんなキツイ特訓が、明日も続くの? 「獪岳くんも、今日は泊まっていくけどよろしくね」 「ああ、よろしく。俺もその……炭治郎に教わりたかったから、好都合だ」 「さすが炭治郎さん。あの生意気そうな獪岳が、こんなにもデレデレに」 「で、デレデレしてねえ! ただ柱の炭治郎に教わって、早く強くなりたいだけだ!」 「わかりやすいツンデレだな」 「ツンデレじゃねえよ! もし炭治郎が、日の呼吸の適性が最適最強だったら その14│shiryuブログ. くそ、もう一回戦うぞ! どっちでもいいからかかってこい!」 「僕よりも弱いのに、良い度胸だね。じゃあさっき善逸も味わったけど、同時にいこうかな。ねえ兄さん」 「はっ?」 「そうだな。弟弟子が味わったんだから、獪岳もやるよね?」 「くっ……やりゃあいいんだろ! !」 そんなやり取りをした後、兄貴がボコボコになっていくのを……俺は木の上で無心で眺めていた。 そして、夜。 夕飯も食べて、就寝する頃。 俺と兄貴は同じ部屋で横になっていた。 いつもは違う部屋なのだが、今日は時透兄弟がいるので、俺と兄貴で同じ部屋を使っている。 「……兄貴」 「なんだ、カス。早く寝ろ」 「炭治郎と、何かあった?」 「っ!……何もねえよ」 今のは心臓の音を聞かなくても、嘘だとわかった。 あまり表に出ない人だが、今のはわかりやすい。 「……そっか」 「くだらねえこと聞いてねえで寝ろ。明日も地獄だぞ、ただでさえお前は死にかけてたんだ」 「……わ、わかった」 今の会話もそうだ。 前までの兄貴だったら、「うるせえ」だけで終わりだったと思う。 普通に会話が出来て、そして回りくどいけど少し俺の心配をしてくれている。 それがちょっと嬉しかった。 なんだかいつも聞こえる不満の音が小さくなり、心の中にある幸せを入れる箱が……少しだけ、直ったかのようだ。 炭治郎と救急箱を取りに行ってから、音が全然変わった。 確実にその時に、何かあった……炭治郎と会話をして、何かが起こったとしか考えられない。 あんな少しの時間、炭治郎と話しただけで獪岳は変わった。 それだけ炭治郎がすごいということなのだろう。 ……だけど!!
明日の特訓は、絶対にやだ!! 数十分後。 兄貴は爆睡した。 やはり特訓で疲れていたのか、すぐにとても深い眠りについたことが音でわかる。 今が、好機……!! 俺はゆっくりと布団から抜け出し、家を出ていく……。 逃げないと……! 明日の特訓なんて受けたら、俺は絶対に死ぬから……! 家の中の音を聞くと、いつもの俺の寝室に時透兄弟が寝ている。 そしてじいちゃんもすでに寝ているようだ。 こ、これは、絶対に逃げられる……! じいちゃんが寝ていることなんて、そうそうない! 俺は家から抜け出し、落とし穴に気をつけながら家から離れていく。 は、ははは!! やった、抜け出せた!! 一か八かだったけど、まさか成功するなんて!! やったぁぁぁぁぁぁ!!! その時、俺は気づかなかった。 炭治郎が、家の中にいなかったことに。 あの家を抜け出せたのは、初めてだ。 最初は嬉しすぎて、発狂寸前になりながら喜んでいたけど……。 「……俺、あそこ以外、行くところない」 冷静になると、そうだ。 あそこの家以外に、行くあてなんて全くない。 女に騙されて借金まみれになった俺を助けてくれたじいちゃん。 そのじいちゃんの場所以外に、行くところなんてないんだ。 というか、なんで今日は逃げ出せたんだろう。 今まではずっと無理だったのに。 「はっ! 「全集中の呼吸」は、炭治郎たち鬼殺隊の人々を、どれほどパワーアップさせるのか?(柳田理科雄) - 個人 - Yahoo!ニュース. まさか、今から来るのか……! ?」 後ろを向いてじいちゃんが来るかドキドキしてたけど……やっぱり来ない。 もしかして……考えたくないけど。 ――見限られた……? 今まで一度も抜け出せず、じいちゃんは俺を捕らえていた。 それが今日、何の前触れもなく抜け出せてしまった。 いや、前触れは……あった。 兄貴、獪岳が、雷の呼吸・壱の型を使えるようになったことだ。 壱の型を使えなかった兄貴と、壱の型だけしか使えない俺。 じいちゃんは、二人で後継者になれと言っていた。 だが兄貴が壱の型を覚えてしまったら……俺は、いらない。 後継者は、一人でいい。 「……あっ」 気づかぬ間に、涙が溢れていた。 じいちゃんなら……見限らないでいてくれると、信じていた。 だけど……兄貴が壱の型が出来るようになって、すぐに見限られた。 俺は、いらないんだ。 「うぅ……」 俺は森のような場所で、一人蹲って泣いた。 また、一人になった――。 「おいおい。ガキが一人でこんなところにいるもんじゃねえぞ」 「えっ……」 いつの間にか、誰かが近くにいた。 「一人でいたら――俺みたいな、怖い鬼に食われちまうからなぁ」 「ひっ……!
ヒノカミ神楽の12の舞 を12時間以上ぶっ通しで舞い、「 透き通る世界 」の境地にまで達していた炭十郎ですが、鬼殺隊との関係はなかったのでしょうか。 原作の漫画17巻の第151話で、炭十郎が炭治郎にヒノカミ神楽について語っており、そこでは炭治郎の祖父から神楽を継いだ時のことを語っています。 不思議なもので お爺ちゃんに神楽を習ったばかりの頃は 今より若く健康で力もあったのに 息も絶え絶えになって辛かった この時の語りから、 炭十郎が若い頃から神楽を習っていた 事がわかります。 逆に言うと、もし鬼殺隊にいたらそんな暇はないはずなので、 炭十郎は鬼殺隊には入っていなかった と思われます。 一方で、原作の漫画5巻の第40話で、炭十郎は「 ヒノカミ神楽 」と「 耳飾り 」について、「 必ず途切れさせず継承していってくれ。約束なんだ 」と告げています。 縁壱の死後400年経ってもなお、これだけ強調して言うということは、たとえ鬼殺隊とは関わりがなくとも、竈門家で代々「 絶対に継承する 」という強い意思でもって受け継いできたということですね。 これは16巻の第137話で産屋敷耀哉が無惨に向かって言っていた、 永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ この言葉にも通ずるものがあります。 炭治郎の父・炭十郎は病弱だけど子沢山!痣の影響?
前話はこちらです。 shiryuブログ ライトノベル作家のshiryuです。鬼滅の刃のSSを書きました。炭治郎がもし最初から最強だったら、という話です。鬼化して… 初めは、ちょっとした違和感だった。 顔を合わせた時は……泣きたくなるような優しい音が聞こえた。 とても落ち着いていて、側にいるだけで人の心を癒すような、そんな音。 実際、隣にいる継子の双子は、その人と絡むととても嬉しそうな音をさせ、同じような優しい音すら奏でる。 だけど……本当に、ちょっとだけ。 その優しい音の中に、嫌な音が、聞こえた。 奥の方に、ほんの少しだけ。 俺の耳でも注意深く聞かないと、聞こえないような、深いところに。 その人……竈門炭治郎は、何か変だ。 俺、我妻善逸は、そう感じた。 ◇ ◇ ◇ 「もうやだ!! もうしたくない! !」 日が暮れて、辺りも真っ暗になってきた時間。 そんな時間になっても、日柱の炭治郎と継子の時透兄弟との特訓は続いていた。 「降りてこい善逸! まだお前は日柱と戦っておらんだろう!」 「無理でしょ! なんでまだ隊士にもなってない俺が、鬼殺隊最強の人と戦わないといけないの! !」 俺は木に登り、大きな幹に「離れてたまるものか!」というように抱きつく。 「絶対に死ぬ! 手加減されても死ぬ自信があるからぁ! !」 「大丈夫だよ、善逸。手加減は苦手だけど、俺頑張るから」 「死ぬじゃん! 手加減されても死ぬって言ってるのに、手加減が下手だったらもう絶対に死ぬじゃん!」 下ではじいちゃんが怖い顔で、炭治郎が少し困った笑顔で俺の方を見ている。 「現柱に教わることなど、滅多にないんだぞ!」 「じいちゃんは元柱じゃん!」 「師範と呼べ!」 「俺は元柱のじいちゃんから教わりたいから! !」 「おふぅ……」 なんだかじいちゃんが変な声を出して、「ポッ」と顔を赤らめている。 「先生、あれくらいで嬉しがるなよ……」 「可愛いじいちゃんだね」 「無一郎、あれを可愛いと言うか?」 三人がそんな会話をしていたのが聞こえたが、今の俺はそれどころじゃない。 「さっきまで無一郎と有一郎、それに兄貴ともずっと戦ってたんだよ!? これで最後に日柱なんかと戦ったら、俺はもう死ぬよ!? 【鬼滅の刃】竈門炭治郎が鬼化で最強の敵へ?太陽を秒で克服できたのは”日の呼吸”が理由か | Pixar Box. 絶対に死ぬ! !」 どれだけ万全の状態で戦っても死ぬのに、もう欠けらしか残ってない体力で戦うなんて、それこそ自殺行為でしょ。 俺は死にたくない!
王道の博多とんこつ系スープよりも少し濃くてコッテリ感があるような。スープが気持ちトロッと泡立つような感じさえあります。豚骨臭さはあまり無いのですが、どんきさろく独特の香りがします。。。これが苦手な人の原因かも(なんの匂いかは不明。笑) 麺は細麺、九州では当たり前の硬さ選べます。替え玉も。私はいつもバリカタです。 店員さんによって違いますが、ある人は湯切りのパフォーマンスがあります。麺を宙高く放り投げます。笑 具材はチャーシュー、ノリ、青ネギ、きくらげ、味付け卵 チャーシュー... 続きを見る ちょっと前のを記録用に。 スープは臭み少ない豚骨醤油、やや丸みを帯びたマイルドな味。チャーシューは口内でとろとろ溶けて好きな人多そう。食べやすいけど、高菜有料だとか、惜しい感じもあります。 平日の11時過ぎに訪問。先客は2名。 濃いめのスープでチャーシューはとろとろ。 麺は細麺とちぢれ麺から選べ、細麺を注文。 ラーメンだしが無く、替え玉すると味が薄くて残念。 どんきさろくのお店情報掲示板 まだお店情報掲示板に投稿されておりません。
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Go To Eatキャンペーン および 大阪府限定 少人数利用・飲食店応援キャンペーンのポイント有効期限延長ならびに再加算対応について ( 地図を見る ) 千葉県 市川市欠真間2-19-20 霜田ビル1F 南行徳駅より徒歩約10分。ロータリー左手の信号を渡り細い道を直進します。6号線を右折し更に直進すると見えてきます。 月~土、祝前日: 10:30~翌2:00 (料理L. O. 翌1:45) 日、祝日: 10:30~翌0:00 (料理L. 23:45) 定休日: なし 一人でも気軽に楽しめる! 一歩入るとカウンター席になっているので、一人でも入りやすく、気軽に美味いとんこつラーメンを楽しめる。 すぐに食べられる! 注文してから出てくるまでの時間が短いので、会社の休憩時間や、ちょっとした時間に気軽に立ち寄れる。 平日ランチ時が安い 平日ランチ限定!+50円で昼のごはんが選べる。ラーメン+ごはんでボリューム満点!トッピングも試したい。 つけめん とんこつベースでかつおが利いているつけめんは、平内太麺を使っていてもっちもち。食べ応え十分で大満足。 840円 みそラーメン 自慢のとんこつスープに合わせて、厳選した数種類の味噌とスパイスを使用。コクがあってまろやか。癖になる味わい。 820円 全部入りラーメン 大人気のメニュー。半熟味タマゴ、明太子も入っていて、更にチャーシューは2枚以上!お得でボリュームたっぷり! 890円 ※更新日が2021/3/31以前の情報は、当時の価格及び税率に基づく情報となります。価格につきましては直接店舗へお問い合わせください。 深夜まで営業しているので、飲み会の締めの他にも、夜中に食べたくなったら気軽に立ち寄れる。 テーブル席もあるので、友達同士でゆっくり会話を楽しみながらの食事も。充実の時間を味わえる。 お昼時から開いていてリーズナブルなので、ランチにもピッタリ。女子でもふらっと入りやすい雰囲気◎ 学生替え玉サービス有り☆ 平日15:00から閉店まで、学生替え玉1玉無料(学生証提示) 九州らあめん どんきさろく 南行徳 詳細情報 お店情報 店名 九州らあめん どんきさろく 住所 千葉県市川市欠真間2-19-20 霜田ビル1F アクセス 電話 047-358-7797 ※お問合せの際は「ホットペッパー グルメ」を見たと言うとスムーズです。 ※お店からお客様へ電話連絡がある場合、こちらの電話番号と異なることがあります。 営業時間 月~土、祝前日: 10:30~翌2:00 (料理L.