洗濯物に「 ワカメのような茶色いカス 」がついている・・・ その正体は、 カビ、洗濯洗剤の残り、衣類の汚れが洗濯槽の裏にこびり付いたもの なんです! この汚れ、オキシクリーンを使えば気持ちいいくらいピロピロワカメが取れるので、 今回は オキシクリーンでの洗濯槽のお掃除方法 をご紹介します。 洗濯槽ワカメがなくならない?取り方を紹介! それでは実際に、洗濯槽ワカメの取り方を紹介していきます。 用意するものと掃除の仕方をそれぞれ説明しますね。 洗濯槽ワカメを取るのに用意するもの オキシクリーンなど、以下のものをご用意ください。 オキシクリーン(今回は日本製のものを使用) ごみ取りネット(100円ショップなどに売っています) キッチンペーパー この3つです。 洗濯槽ワカメの取り方! さっそく洗浄していきましょう!
# 洗濯機(洗濯槽)クリーニング 洗濯機を掃除しないとカビが生える可能性が高く、衛生的とは言えません。今回は専用の洗剤を使わなくてもできる「塩素系漂白剤」「酸素系漂白剤」「重曹」を使った洗濯機の掃除方法を紹介します。梅雨のジメジメが来る前に、綺麗さっぱり汚れを落としましょう。 洗濯機は洋服をキレイにしてくれる電化製品で、今はなくてはならない家電ですよね? そんな洗濯機が、 汚れていると想像したことはありますか? 洗濯機でキレイに洗濯したはずの洋服に「鰹節やワカメのような汚れがついていた…」ということはありませんか? 実は鰹節やワカメのような汚れの正体は、 洗濯槽にこびりついた黒カビです。 洗濯機は黒カビや汚れを防ぐために、定期的に掃除する必要があります。 そこで今回は、 洗濯機を掃除する方法や、洗濯機をキレイに保つポイントについて 紹介します。 >>プロの洗濯機クリーニング業者の一覧 【洗濯機の掃除】洗濯機は掃除しないとカビが生えるかも!? 洗濯機にカビが生えやすい場所は「洗濯槽の裏」です。 洗濯槽の裏側には溶け残った洗剤や、石けんかすが残りやすく、そこに洋服に付着したホコリや、泥汚れが混ざり洗濯槽にひっついてしまいます。 洗濯機の掃除しないと汚れが膜のように固まり、洗濯槽の裏にひっつき黒カビの栄養源や、繁殖の原因となってしまいます。 この膜のように固まった黒カビや、汚れが洗濯槽から剥がれて、鰹節やワカメのように洗濯物にひっついてしまうことがあります。 【洗濯機の掃除】カビはアレルギーや肌荒れの原因になる! キレイにするために洗濯した洋服が、雑菌だらけでは自分で着るのも、 お子様に着せるのも抵抗がありますよね? 洗濯機は汚れた洋服を洗濯してキレイにするものですが、洗濯機も同じように定期的に掃除する必要があります。 雑菌や黒カビが付いた服を着ると アレルギーや肌荒れ、喘息を引き起こす原因になります。 小さいお子様がいるご家庭は、こまめに洗濯機掃除しておきたいですね。 【洗濯機の掃除】洗濯機の掃除ができる洗剤は3種類ある!
書評 2021. 04. 06 【あらすじ】 東京オリンピック開催を翌年に控えた浅草で幼児誘拐事件が発生した。身代金の要求をしてきた犯人を捕らえようと警察が目論むが、現金受け渡し場所での捜査員の連携ミスにより身代金が奪われてしまう事態となり、身代金と男児を奪い返すため警察が威信をかけて犯人を追う。 警察の意地と執念の捜査はある一人の青年に辿り着く。こいつが本当に極悪非道な誘拐犯なのか?男児の行方は・・・ 深い霧と紫煙が物語を包む。 【感想】 昭和38年の東京が舞台。会議室では刑事が紫煙をくゆらせ、取調室では容赦なく容疑者を叩く描写は時代背景を感じさせる。 寛治の・・・ある意味、純真無垢さが同情を誘うが結末はいたたまれない。負の連鎖が生んだ貧困が犯行に走らせたのだろうか?まさに「畢竟の悲しみ」。昭和の刑事たちが発する半端ない熱量、身代金を奪われた刑事の焦燥感、寛治からの電話を受けた交換手の緊張感、息をのむ音まで聞こえてきそうな圧倒的な心理描写が読む手を休ませてくれない名作です。 1963年に東京で発生し戦後最大の誘拐事件と呼ばれた「吉展ちゃん誘拐事件」がモデルとなり、著者の作品である『オリンピックの身代金』と同じ刑事たちが事件を追う。 2021/04/06読了(再読) リンク
罪の轍 奥田英朗 昭和38年、オリンピックを翌年に控えあちこちで突貫工事中の東京が舞台。 礼文島 から東京に出てきた空き巣常習犯の青年「宇野寛治」。 幼少の頃、義父に突き飛ばされるクルマへの当たり屋をさせられていた経験が心身及び脳に障害として残っていた。周囲の人から 莫迦 と呼ばれ子どもたちからもからかわれていた。そんな寛治が 礼文島 を抜け出して東京に出てきてからの物語。周辺で起きた連続空き巣事件と小学生男子誘拐身代金脅迫事件。子供の無事を願いながら懸命に犯人を追う刑事達の姿が当時の風景・日常とともに生き生きと臨場感逞しく描かれる。 昭和38年現実に起きた吉展ちゃん誘拐殺人事件をモチーフとしていて、社会背景描写がとてもリアル。 「 砂の器 」を連想させるような一冊。犯罪の動機にいささか疑問が残るところも似ている。しかし大作であることには違いない。読みやすい文章、物語に引き込まれ夢中になり一気に読了。昭和38年当時の世相、街角が色鮮やかな文章で表現されている。 奥田英朗 さんの著作は初めて読んだ。別の本も読んでみたい。
奥田英朗、「罪の轍」。 読み始めて、どっかで聞いた話やな思い始めた。そのうち、これって「吉展ちゃん誘拐殺人事件」の ことやないかと分かった。 そうして読むとまた内容が濃くなっていく。事実をベースにした小説ということであっても ただのニュース解説よりはとても深い印象を受ける。 東京オリンピック開催前の頃のことだ。 北海道礼文島に貧しい若者が暮らしていた。猖獗を極めたニシン漁の景気はあっと言う間に 去ってしまった。わずかな昆布漁にすがる漁師の親方に雇われた宇野寛治という男。 父はどこかに逃げてしまい、母子二人の貧乏暮らし。 若者にとってはどうにもならん、鬱屈ばかりがたまるくらしであった。 父は何故にげたのか? 子どもの頃は当たり屋をやらされた? なぜ彼はバカとよばれるようになったか? そう呼ばれる振る舞いをするようになったか? 心の闇が深く深くなっていく。 金欲しさにコソ泥を重ねた上に、何をしでかしたのか? 礼文島の嵐の夜に何があったのか? 彼はどこへ消えた? そして舞台は東京へ。 ある日、南千住で質屋の主人が殺される事件があった? 強盗殺人か? 何か裏の事情がありそう? 空き巣と殺人とは別かも知れん? 罪の轍 - みつこのジャバライブ♪. 警視庁捜査一課の落合刑事が追う。 子どもたちからバカと呼ばれる若者が浮上。いったいどこに潜んでいるのか? そして大事件が起きた。 子供の誘拐事件だ。犯人からの身代金の要求があった。 そして警察は? 縄張り争いとマスコミの狂騒。 そしてどこかで話が繋がっていく。 北国なまり? 暗い過去? 三谷のドヤ街暮らし? 一気に読んでしまう。とても面白い。どんどん惹き混まれる。 古川真人、「背高泡立草」 草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。 長崎の島にある母の実家の納屋の草刈りをするのが毎年の習慣であった。 そこには<古か家>と<新しい方の家>がある。どちらも空き家ではあるが、どちらにも 物語がある。 島は海に出ればどこにでも行ける。 そこには古くから冒険の物語があったようなのだ。 戦争中に立ちいかなくなってその頃流行の満洲移民の話の乗せられて出ていった人が沢山いる。 出ていく人もいれば帰ってくるひともいた。 そこから始まるいろんなことがある。 もっと昔は鯨漁が盛んであった。蝦夷までも行って漁をしていたものたちがいた。 それにまつわる話がある。 終戦後すぐに故郷に帰ろうと船出した朝鮮人たちが難破して流れ着いたこともあった。 海の冒険の話は尽きない。 ある日、家をでて、カヌーで海を漂う家で少年が流れ着いた。 彼にはどんな話があったのだろう。 わしにはちょっと難しい。 ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。 にほんブログ村 ありがとうございました。
昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。 東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。 一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子供たちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつける―。 オリンピック開催に沸く世間に取り残された孤独な魂の彷徨を、緻密な心理描写と圧倒的なリアリティーで描く傑作ミステリ。