クラークの動き 「クラーク」については、まず医師とクラークの役割分担を行います。どの入力を医師が行い、クラークは何を担うかを決めることです。これを決めておくことで、医師とクラークの連携がスムーズに進みます。 まず初診と再診のセット、疾患ごとのセットから、どのセットを選ぶかを考えます。セットを選ぶ際のヒントは、患者の訴え、レントゲン画像などから類推することになります。初めのうちは、医師が出してほしいセットを口頭でしっかり指示することが大切です。いずれクラークが経験を積むことで、医師の動きに伴奏し、先回りすることが可能になります。クラークの成長は、疾患への理解とともに、経験が必要になりますので、長い目で育成していただくことをお勧めします。 4. 画像・検査管理 整形外科の場合、レントゲン撮影や、超音波検査、骨密度の検査、検体検査(院内・院外)などが行われます。これらの画像・検査の流れを、医師、看護師、放射線技師、クラークがしっかり理解しておくことでスムーズな運用が可能になります。具体的には、画像・検査の指示や実施、画像および検査結果のカルテへの反映、結果に対する患者説明の記録などを整理しておくことをお勧めします。 システム化のポイントは、画像と検査結果の取り込みにあります。レントゲンなどの画像は「画像ファイリングシステム」にまとめ、検体検査を電子カルテで管理するというのが一般的な運用方法です。ただし、院内で検体検査を行う場合は、その検査結果をどのように電子カルテに連携、取り込むかは確認が必要です。検査結果を閲覧する際に、できるだけ「一緒に確認できるものはまとめる」という原則に沿って確認してください。 5. 予約管理 整形外科は、治療上定期的な受診が必要です。定期的な診療を促すため、「予約システム」を導入する場合が多くみられます。運用としては、診療の終わりに、予約を取るのですが、この作業に時間がとられてはスムーズな診療が実現できません。例えば、次回の予約を看護師やクラークに任せ、医師は診療に専念できる環境を作ることが大切です。 整形外科診療所では、基本は「順番管理システム」を導入しています。ちなみに、順番管理システムは銀行の発券システムのように、患者が1番、2番と診察番号(札)をシステムから発番し、それをもとに患者の診察順番を整理していくシステムです。また、運動療法や手術については、時間で管理する「時間予約システム」を併用しているケースもあります。 予約システム並びに順番管理システムは、Webから簡単な操作で予約・発番、進行状況の確認が可能で、自分の予約時間、あるいは順番が近づいてから、クリニックに向かうという受診行動が促されます。その結果、待合室で長時間患者が滞留することがなくなります。 6.
そのメカニズム、予防や治療について、特効薬の開発者・山口大学小林教授監修のもと、わかりやすく解説しています。 参考文献 [1] 大塚製薬 商品情報サイト 「片頭痛」 [2] 徳島県医師会 「閃輝暗点」 [3] テレ東プラス 「"病気は遺伝する"のウソ!?ホント!? 閃輝暗点はなぜ起きる? :主治医の小部屋」 [4] 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス「脳梗塞が起こったら」 [5] 総合南東北病院「〜脳梗塞〜」 [6] 国立がん研究センター がん情報サービス「脳腫瘍<成人>」 [7] 東京都病院経営本部「食事療法のすすめ方 貧血の食事」
突然目がチカチカしたり異常に光がまぶしく感じて頭痛に襲われた経験はありませんか?
目がチカチカして吐き気がする 放っておいて大丈夫?
病気の症状には個人差があります。 あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。 左軸偏位で胸がチクチク痛む 健診で左軸偏位と言われた このセカンドオピニオン回答集は、今まで皆様から寄せられた質問と回答の中から選択・編集して掲載しております。(個人情報は含まれておりません)どうぞご活用ください。 ※許可なく本文所の複製・流用・改変等の行為を禁止しております。