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』(東邦出版)『プロフットボーラーの家族の肖像』(カンゼン)他、がある。サッカー専門TV、実況中継のリサーチャーとしても活動。
「試合に向かう気持ちは一つ一つの試合変わらないが、常にノーミス。自分で言ったが、ノーミスで完ぺきな演技をする、自信を持って滑るというのを考えていた。演技が終わった時に完ぺきではなくて、自分の現役の最高の演技ではなかった。少し、悔しい気持ちもあったと思うが、その後キス&クライに座って、点が出て順位が出て、『もういいのかもしれない』って思いました」 ――もういいのかもとは? 「全日本選手権に12歳から出ているが、一番残念な結果で終わってしまって、結果も一つ大きな決断にいたるにあたって大きなできごとだった」 ――もしも、一度だけ過去に戻れるなら、いつの自分に、どんな言葉をかけるか 「26年間ですからね、あー、難しい。戻ることはないので、ぱっと答えは出ない」 ――平昌まで続けたいということだったが 「あと1年で平昌五輪なので、選手はいろんな思いなので、エールを送りたいです」 ――オリンピックの舞台とは 「4年に1度ですし、選手である以上はそれを目指しますし、メダルをとれたのは良かったです。素晴らしい舞台だと思う」 もう一度人生があるなら、スケートの道には行かない 記者会見で後ろを向き、涙をぬぐう浅田真央さん(12日午後0時24分、東京都港区で)=稲垣政則撮影 ――もし生まれ変わるとしたらもう一度スケーターに? 「今こうして26歳までスケートをやって、すべてやりきって、もう何も悔いはないので、もしもう一度人生があるなら、スケートの道には行かないと思う(笑)」 ――たとえば何に? 「いろいろある。やはり。なんだろう? 浅田真央ヒストリー 幼少期~引退会見(全文) : まとめ読み : ニュース : 読売新聞オンライン. 私、食べることが大好きなので、ケーキ屋さんとか、カフェとか、そういうレストランだったり、そういうのをやっていたのかなというふうに思ったりする」 ――必ず自分が行ったことをやりきるポリシーは誰から 「まずは母かな。こういう性格、頑固なので。普段はそうではないが、自分が決めたことには頑固なので」 ――ポリシーを貫いた最初の体験は 「しっかり覚えているのは野辺山の新人合宿で、トリプルアクセルを必ず跳ぶと決めたのが記憶にある」 ――それが原点か 「その時に目標を達成すると、また頑張りたいと思えた」 ――結婚の予定は? 「ないです。お相手がいればその方と一緒に帰れたんですけどね」 ――お相手がいれば、例えば福原愛ちゃん。愛ちゃんみたいに台湾の方と結婚するんですか? あと、ずっと寒いリンクにいたから、温かいところ、例えば台湾でのんびりしたりとか、そういうのは?
「やっぱりソチのフリーかなと思う」 ――あの時間に込めた思いは大きい? 「気持ちが落ち込んたりつらかったりしたが、挽回の演技ができたことに対して、オリンピックだったということが一番大きかったと思う」 ――長く指導を受けた2人のコーチ。どんな思いが? 「挑戦する楽しさを教えてくれた。その一方で、色々なことを教えてくれた先生」 ――そして佐藤コーチについては 「佐藤コーチは大人になってから指導を受けたけど、やはり自分の意志ですごく強いので、先生と話し合いをして機会を多かったが、自分の意見を聞いてくれて、見守ってくれていた先生だった」 ――休養があって、戻ってきてのシーズンは、佐藤コーチとのやり取りもあったと思う。復帰後の2年の意味は? 「復帰をして望んでチャレンジした結果なので、何もやり残したことはない。もう一度チャレンジすることができたので、よかった」 若い選手がスケート界をひっぱっていってほしい ――今後のこと 「まず、夏にアイスショーで、みなさんの前で滑れる。いい演技を見せたい」 ――スケートにどう携わるか 「ずっと関わっていきたい」 ――スケート界へ今後のエールを 「若い選手がこれからのスケート界をひっぱっていってほしいと思う」 ――フィギュアスケートとはどんな存在か? 「存在……。どんな存在ですかね。難しいですけど、一言で言うと、やはり人生かなと思う」 ――引退を発表して自分をほめたい部分は? 「私、結構飽きてしまうことが多いが、スケートは、5歳から26歳まで続けて来られた。長い間、すごいね、続けて来たねって言いたい」 ――どういう人生だった? 「すべてがスケート中心の生活だったので、本当に私の人生」 ――ファンも一緒に歩んできた。ファンに向けて 「本当にたくさんのファンの方が私のことを応援してくれた。長い間、良いときも悪いときもあきらめずに応援してくれたので、すごくはげみになったし、すごくパワーになった、本当に感謝している。ありがとうございました」 ――のどを潤してましたが 「熱気がすごく、のどが渇いた」 ――引退という日。実際にこの日を迎えて 「発表まで実感はなかったが、改めてここに座り、振り返りながら話していると、引退するんだなという気持ちは湧いてくる」 ――さみしいのか、ほっとしているのか 「晴れやかな気持ちだ」 ――現役でやり残したこと、悔やまれることは 「決断をするにあたって、たくさん悩んだ。でもやり残したことは何だろうと思うことがなかったので、すべてやりつくしたんじゃないかなと」 ――今日は白いブラウスに白いジャケット。真っ白の服に込めた思いは?