このニュースをシェア 【12月22日 AFP】太陽系で最大の惑星、木星と2番目に大きい土星が21日夕、約400年ぶりにほぼ重なって見えるほど大接近した。次に木星と土星が大接近するのは2080年になる。 「グレートコンジャンクション」と呼ばれるこの現象は、北半球では冬至に、南半球では夏の初めにごくまれに見られる。 木星と土星は実際には7億3000キロ以上離れているが、地球との相対的な位置関係によって近づいて見えた。最も近づいて見えたのはグリニッジ標準時午後6時22分(日本時間22日午前3時22分)。 観察する条件が最も良かったのは赤道に近い晴れた場所で、西欧やアフリカの広い範囲では南西の方角に見えた。 インドのコルカタでは天文ファン数百人が市内の技術博物館の天体望遠鏡で、あるいは近くの屋根や空き地からこの現象を観察した。 クウェートでは、天文写真家らが首都クウェート市の西にある砂漠に行き、一生に一度の天文ショーを撮影した。(c)AFP/Juliette COLLEN
2020年11月7日 2020年12月22日 今年は様々な天体イベントがあって、いろいろと夜空を楽しませていただきましたが、まだ終わりではありません。2020年12月に土星と木星が見かけ上の大接近をします。 札幌丘珠空港とコミュニティドーム「つどーむ」の上空に輝く土星(左)と木星(右)。2020/8/12撮影 2020年12月21日に土星と木星が大接近 今年の夏は、南の夜空を見上げると、いつも見えていた土星と木星。この2つの惑星が近づいていることは見ただけでわかったのですが、本当に(見かけの上で)接近するのはこれからなんです。 上の写真でわかるとおり、北半球から南を見ると、左側に土星、右側に木星があります。土星は地球と同じく太陽のまわりを公転しており、上の写真で言うと、左の方にゆっくりと移動しています。公転周期は29. 5年なので、1年ぐらいじゃ違いがわからないぐらいの移動しかしません。 一方、木星も同じ方向に公転しており、公転周期は11. 木星と土星、大接近ピーク 西条の天文愛好家が撮影|愛媛新聞ONLINE. 9年。こちらは倍以上のスピードで回っています。すなわち、左方向に逃げる土星を木星が追いかけている格好になります。2020年8月には上の写真ぐらい離れていますが、11月である今はもっと近づいています。 そして、もっとも近づくのは、日本時間で 2020年12月22日の午前3時 。 なんと、その瞬間は土星と木星が0. 1度まで近づきます。これは 満月の見かけの直径の5分の1 にあたるという驚異的な近さです。ほとんど2つの星が重なって見えるのではないでしょうか。 397年ぶり天体ショー 土星の公転はゆっくりですが、木星は意外と速いので、今回の接近を逃しても、20年待てばまた木星が追いついてきて接近します。でも、土星の軌道も木星の軌道も完全な円ではありませんので、その都度接近の物理的距離も地球からも見かけ上の距離も違います。 今回は、満月の1/5の距離まで近づく大接近なのですが、毎回こうではないのです。実は、前回ここまで接近したのは、なんと397年前。西暦1623年のお話です。だから今回の大接近は、、、 超レアな天体ショー なのです! 要するに、 歴史の目撃者 になれます!
25%(太陽の3倍)と、予想と同程度の結果が出た。これも赤道付近だけの情報なので、他の地点も引き続き調べる必要があるが、こうした水の量の計測から木星の形成過程がわかるかもしれない。 また、木星の北極と南極の上を通過するジュノーで、初めて北極と南極の詳細なデータが得られた。木星の極域には、多数の大きな渦が集合していることがわかった。かたや、同じ巨大ガス惑星の土星の極域は穏やかな様子で、六角形の模様が見られる。木星の画像の色の禍々しさを抜きにしても、まったく様子が違うことがわかる。 磁場や大気についても、木星の方が土星よりも複雑だということがわかっている。同じ時期に生まれた同じ巨大ガス惑星なのに、なぜ木星と土星に違いがあるのだろうか?
グランド・タック・モデルの模式図。木星(赤)や土星(黄色)の移動によって、太陽系が形作られた これまでの探査やシミュレーションの結果から、太陽系初期の惑星形成について、いくつかの理論が立てられた。その1つは、Kevin J. Walsh氏らが2011年に提唱した「木星は現在とは別の場所でできて、現在の位置まで移動してきた」という理論「グランド・タック・モデル」だ。タック(タッキング)とはヨット用語で、ヨットが風を受ける舷を変えながら、進行方向をジグザグと変えることだ。このモデルでは、木星は最初は3. 5 AU(現在の太陽と地球の距離の3. 5 倍)付近ででき、一時は火星と同じくらいの1. 5 AUまで太陽に近づいている。その後、木星は外向きに切り返し、現在の5. 2 AU付近に移動してきた、と考えられている。しかもこれは太陽系の誕生から60万年以内の非常に短い間に起こったというのである。 大きな質量をもつ木星が移動すると、重力場が変化して太陽系がかき乱され、様々な事象が引き起こされたと考えられる。このシミュレーション結果から、太陽系の現在の姿について、いくつかのことが説明できた。たとえば、火星が地球の半分のサイズまでしか大きくなれなかったこと、岩石を主成分とするS型や水・有機物を含むC型など様々なタイプの小惑星が、火星と木星の間の小惑星帯に混在することなどだ。 火星が大きくなれなかったのは、火星の材料となるはずだった小惑星が、木星の重力で排除されたせいだと考えられる。上の図では、10万年頃に木星が内側に移動した影響で、火星の1.
2020年12月21日から22日にかけて、木星と土星が20年ぶりに見かけ上大接近します。木星は約12年、土星は約30年の周期で太陽の周りを公転しているため、約20年に一度、空で接近することになります。 接近時の視距離(※)はたいてい1°程度になることが多いのですが、今回は0. 1°まで近づいて見える、まさに「大」接近となります。0. 1°以内まで接近するのは、1623年以来397年ぶりの出来事です。 木星と土星は、9月頃から徐々に近づいていきます。最も接近するのは12月22日午前3時頃ですが、日本ではすでに地平線の下へ沈んでいるため、その瞬間を観察することはできません。そのため、21日か22日の夕方に観察するのがおすすめです。 19時になる前には西の空へと沈むため、事前に南西の空が開けたところを見つけておき、18時頃から眺めてみましょう。望遠鏡を使うと、同じ視野内に木星と土星を同時に楽しむことができます。 次回の接近は20年後の2040年ですが、今回のように大きく接近するのはさらに40年後の2080年です。 (※)視距離:2つの天体の間の見かけの距離 ▲2020年12月21日18時00分(仙台)
1度以内に接近したのは、1623年7月17日のことで397年前のことです。また、次回の大接近は2080年3月15日となります。 詳しくは 国立天文台「ほしぞら情報」 もご覧ください。 今回の0. 1度の大接近で、皆さんは木星と土星を肉眼で見分けられるでしょうか?視力1以上なら計算上は見分けられそうですが、星の場合は見分けられないのではとの予測もあり、天文関係者の団体等が「木星・土星"超"大接近観測プロジェクト 惑星で星空視力大実験!! !実行委員会」を組織し、 「惑星で星空視力大実験!!! 」 への参加を呼びかけています。参加してみてはいかがでしょうか。 自然科学研究機構 国立天文台 准教授/普及室長 1961年長野県大町市八坂生まれ(現在、信濃大町観光大使)。NHK高校講座、ラジオ深夜便にレギュラー出演中。東京大学附属中学・高校教諭を経て現職。国立天文台天文情報センターで広報・アウトリーチ、教育を担当。専門は天文教育(教育学博士)。「科学を文化に」、「世界を元気に」を合言葉に世界中を飛び回っている。
2021年07月10日 z会出版から出されている『 現代文キーワード読解 』は、今や現代文においては必須ウェポンとなっています。 オンラインストアのランキングでも、現代文参考書においては上位に居座り続けています。 しかし人気な参考書ほど、なんとなく買ってしまい持て余してしまうのも世の常でしょう。 使い方がわからず、結局本棚の奥へ…なんていうのはもったいないです!
「MARCHレベル」のキーワード集は、 『現代文キーワード読解』 (Z会)です。 『入試現代文へのアクセス 基本編』 を行った人なら、「キーワード」の重要性や「語彙」と「キーワード」の違いについて理解できていると思います。 「日大レベル」では、 『ことばはちからダ!
要約ができると、解答速度も上がります。正解率もアップします。 さあ、こんな感じで現代文は勉強してみてください。ひとつひとつ丁寧にやることがポイントです。国語って、なめている人が多いんですが、一度鉄板科目にしてしまえば、武器になります。
「現代文にも、数学の公式みたいなはっきりした解き方があればいいのに……」 こういう理由で現代文が苦手だという方、結構多いのではないでしょうか? 確かに文章を"読む"とき、考えることは人それぞれです。 だって同じドラマを見た友達同士で感想が違っているのに、文章を読んだ時だけみんな同じ感想になるなんてことはありませんよね? しかし現代文が苦手なみなさん。解決策はあるのです。 どういうことかというと…… 現代文が得意な人は、現代文の公式を知っているのです! 数学ほどはっきりした公式ではなくとも、現代文には公式があります。 そしてこの公式の前提となっているのが…… 現代文は"読んで"はいけない、ということ。 特に評論文がこれにあてはまります。 もちろん評論文は本来読むものです。「評論文は読むものじゃねえ!」とか言ったら世の評論家さんたちから怒られます。 しかし、時間が限られており、答えまで用意されている「試験としての評論文」では話が別。 "読む"と思うから解き方があいまいになり、"読む"と思うから点数が上がらないのです。 ではどうすればいいのか? 現代文は"読む"試験ではなく、" 見つける "試験だとまずは覚えてください。 長い本文から答えの箇所を見つけるのが現代文(繰り返しになりますが特に評論文)の正しい解き方なのです。 この「答えの見つけ方」が現代文における公式です。 公式はいくつかあるので、他の記事で紹介していきます。その記事を読んでみてもいいし、現代文が得意な友だちに「きみはどんな公式を持っているの?」と聞いてみるのもいいでしょう。 まずはこの 現代文は"読む"試験ではなく、" 見つける "試験 という意識を頭に叩き込んでください! より詳しく知りたい人は以下のリンクへどうぞ。 評論文読解のコツ② 主張ってどうやって見つけるの? 現代文のおすすめキーワード帳は?-自分に合うもの?要約のあるもの? | コソ勉速報【大学受験勉強法まとめ】. ~逆接編~ 評論文読解のコツ③ 主張ってどうやって見つけるの? ~要約編~ 評論文読解のコツ④ 主張ってどうやって見つけるの? ~具体例編~ 評論文読解のコツ⑤ 理由ってどうやって見つけるの?