もしかして、俺達詰んでない? どうする? どうすればいいんだ? 魔法の効かない中ボス。中距離からの兵士達の銃撃。遥か遠方から飛んでくる階層ボスからの狙撃。 それらが折り重なって、確実に『 到達する者 ( アライバーズ) 』を追い詰めていた。 「――あっ!」 紫の閃光が空を駆ける。それはこの階層に来て何度も目にした魔弾の軌跡。 五分を待たずして発射された超遠距離射撃は俺の頭上を通り過ぎて――。 空を飛ぶ機械仕掛けの戦艦を射貫いた。 「えっ⁉」 狙撃が飛んできた方向は塔からじゃない。俺達の背中側――つまり23階層の入り口方向からだ。 正反対の場所から現れた第二の魔弾に『 到達する者 ( アライバーズ) 』のメンバーは面食らっていた。 空から落ちていく戦艦を見つめながら、かく言う俺もその気配に気づくとともに更なる疑念に頭を混乱させていた。
鋼の騎士・ナイト、格闘家・モンク、白魔道士・ヒメ、黒魔道士・クロマのパーティー4人は、魔王に決戦を挑む。が…! 「さかのぼれ… うらがえれ… いれかわれ… くずれおちよ…」 魔王の呪いの言葉で、パーティーは離れ離れに!さらに4人には大変な間違いが…! このあといったいどうなってしまうのか!? オレ達の戦いはこれからだ! 最新話はこちらでチェック! 続きを読む 7, 673 第2話〜第5話は掲載期間が終了しました 掲載雑誌 裏サンデー あわせて読みたい作品 第2話〜第5話は掲載期間が終了しました
『オレ達のパーティーは間違っている』が面白い!やばすぎるキャラと2巻まで見所をネタバレ紹介!
ここの防御は?」 「エリンに防御魔法を張ってもらう。どうせ攻撃魔法は防がれるんだから」 「何よ、その私が使えない子みたいな言い方! あいつらが魔法専門の防御してくるのが悪いんじゃない!」 「そんなつもりで言ったわけじゃない。対魔法障壁を張っている敵を優先して狙うから、そしたら攻撃の方もお願い」 「わかったわよ」 「もう《不落城壁》も限界です。三、二、一で行きますよ」 ロズリアが合図を出すとともに、光の城壁が解かれる。 その瞬間、ソフィーは土精霊術で地面を隆起させ、簡易的な壁を作る。 土壁は銃弾への障害となるとともに、ソフィーとロズリアが駆け上がる足場ともなる。 飛び出していく二人。その合間にエリンは防御スペルを展開して、こちらに迫ってくる銃弾の雨を防ぐ。 「右奥、左奥にいる細長い装置を持った兵士が対魔法障壁を展開してる」 「なら、わたくしが左をやります。ソフィーさんは右側の奴を倒してください」 「わかった」 ソフィーの【高位鑑定】によって、兵士達の役割は丸わかりだ。 二手に分かれ、ソフィーは土壁を作りながら敵に迫って、ロズリアは《 光突戦車 ( ライトチャリオッツ) 》という聖騎士スペルで突撃していく。 「エリン、横から敵が迫ってる。そっちも守れる?」 「いや、無理!
第1話「ぼくたちの失態」 (2016/11/25) プロフィール 吉田丸 悠 (よしだまる ゆう) 2010年アフタヌーン四季賞秋のコンテストにて、佳作受賞。 代表作に『じごくあね』(全④巻・小学館)、『きれいなあのこ』(新書館)。 2016年10月より「アフタヌーン」で『大上さん、だだ漏れです。』を連載開始。 作品紹介ページへ 単行本情報 » アフタヌーン 大上さん、だだ漏れです。 (6) 発売日:2019/06/21 定価:本体630円(税別) 大上さん、だだ漏れです。 (5) 吉田丸 悠 発売日:2019/02/22 定価:本体630円(税別) 単行本の一覧へ
どーも、コジトレヤおじさんだよ!