イレギュラーに行われたプロジェクトへ協力してくれた社員に報酬を支払う場合、どのような名目にすれば良いかをご存知ですか? 特別手当 社会保険料 月額変更. このケースのような労働の対価は、ズバリ「賞与」です。仮に「特別手当」など他の名目に変更しても、社会保険料の対象になります。今回はその理由と、社会保険料における賞与について解説します。 社会保険料における賞与とは? 社会保険料において、賞与は次のように定義されています。 賞与とは、賃金・給料・俸給・手当・賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が労働の対償として受けるすべてのもののうち、3ヵ月を超える期間ごとに受けるものを言う 年3回以下のペースで、労働の対償として受け取るものが「賞与」にあたります。 今回のケースですと、"イレギュラーなプロジェクト"という労働への対償ですから、当然賞与と見なされます。 もし社内で「特別手当」と呼んでいたとしても、公には認められないので、社会保険料の対象になります。 社会保険料の対象にならない手当にはどんなものがあるの? 社会保険料の対象にならない手当には、次のようなものがあります。 見舞金、慶弔金、健康保険の傷病手当金、出張旅費、大入袋など 意外かもしれませんが、大入袋は対象外となります。大入袋とは、業績が良かった場合に社員全員に一律の額で支給するものですが、「発生が不定期であること」「中身が高額ではなく、縁起物なので極めて恩恵的要素が強いこと」から、社会保険料の対象からは外されています。 今回のケースですと、支給される人員が限られている上に額も大きいことが予想されますので、社会通念上「大入袋」とみなされないでしょう。 ■ 「経理」関連記事一覧 「シゴ・ラボ」では、経理用語や経理の方々のスキル向上に役立つ記事を多数ご紹介しています。他の記事は こちら から、ぜひチェックしてみてくださいね。 ■ 【経理用語集】実務で役立つ!頻出・経理用語100 「実務で役立つ!頻出・経理用語100」は、経理初心者の方や経理としてステップアップしたい方にとって、大変役立つ経理用語集です。 日々の業務や毎月の経理イベントでよく使われる基本的な用語を100個ピックアップし、分かりやすく用語の解説をしています。 こちら からダウンロードできますので、ご利用ください。 参考サイト: 【経理豆知識】仕訳に悩む「勘定科目」をまとめました!|シゴ・ラボ 経理を学ぶ|株式会社パソナ
Q. 従業員の成果報酬を賞与ではなく手当として支給することで社会保険料は削減できるの? 結論から先に申し上げると、社会保険料は削減されません。 基本的に、給与に係る社会保険料は毎年4月から6月までにおいて支給される報酬月額を基に算定されます。 そこで、成果報酬(営業手当、特別手当などの名目)を4ヶ月毎や6ヶ月毎に支給することによって、4月から6月までに支給する報酬を下げて、社会保険料が低く算定されるようにしている会社が見受けられます。 しかし、上記のような報酬は、「健康保険法」ならびに「厚生年金保険法」において「賞与」とみなされるため、賞与に係る社会保険料を控除して、後日、年金事務所に賞与支払届を提出する必要があります。 ちなみに、「健康保険法」ならびに「厚生年金保険法」における「賞与」の定義は、「賃金、給料、俸給、手当、賞与等の名称に関わらず、労働者が労働の対償として受けるすべてのもののうち、3ヶ月を超える期間ごとに受けるもの」とされています。 一方、年3回を超えて支給されるものは賞与とはみなされませんが、給与とみなされるため、算定基礎に含める必要があります。
では、今回の改正ポイントを給与収入のみであった場合でケース別に整理してみましょう。 【給与収入別改正ポイントまとめ】 本人給与収入(年収) 配偶者の給与収入(年収) 改正の影響 1, 120万円以下 103万円以下の場合 今回の改正には影響なし 1, 120万円超 本人の所得制限が創設されたことによって 増税 1, 220万円以下 141万円以上201. 6万円未満場合 配偶者特別控除の枠が広がっているので、 減税 103万円超の場合 もともと配偶者特別控除適用がなかったため、 影響なし 103万円超141万円未満場合 本人の給与収入によって、減税か増税か決まる 例えば、本人の給与収入が「1, 120万円以下」で配偶者の給与収入が「103万円超105万円未満の場合」には影響はありません。 あるいは、配偶者の給与収入が「120万円以上125万円未満の場合」で本人の給与収入が「1, 170万円以下」ときは減税、本人給与収入が「1, 170万円超1, 220万円以下」のときは増税となります。 このように、配偶者の所得だけでなく、世帯主の所得によっても影響が異なるので、自分の場合にはどのタイプに当てはまるかをチェックしたうえで今後の働き方を考える必要がありますね。 企業の「配偶者手当」と「社会保険料の壁」にも注意!
手当にかかる所得限度額 最終更新日:2021年3月30日 (1)所得制限限度額表 (2)諸控除一覧表 注意 所得は前年分が対象となります。なお、所得には退職所得と山林所得を含み、株式の譲渡所得と分離課税を選択した上場株式に係る配当所得は含みません。また、特別障害者手当の受給者本人の所得の内、公的年金等に係る雑所得は、障害年金等の非課税年金も収入金額に含め、年齢に関わらず一律65歳未満の控除額の計算式を適用して算出します。 支給の可否は、所得から(2)諸控除一覧表の各控除額を引いた額が、(1)所得制限限度額表の額未満(以下)であるかで判断します。 70歳以上の老人控除対象配偶者及び老人扶養親族、16歳以上19歳未満の控除対象扶養親族、19歳以上23歳未満の特定扶養親族がいる場合、所得限度額に一定の額が加算されます。 受給者本人とは、特別児童扶養手当では世帯主等(生計中心者)であり、特別障害者手当及び障害児福祉手当では障害者(児)です。 このページの作成担当 健康福祉局 障害福祉部 障害施策推進課 電話: 072-228-7818
> > または「 賞与 」のように別途明細を作成し、 社会保険料 も徴収すべきなのでしょうか。 > > 会社としても 従業員 の立場からしても、15~16%が 社会保険料 として > > 控除される「 賞与 」としての支給は避けたく。。。 > > 給与として支給できる方法はありますでしょうか?
吸盤フックの場合は付けられなさそうな、表面がザラッとした曇りガラスでしたが、何の問題もありませんでした。 厚すぎなければ本当にどんなところにも取り付けられるので、たとえばカーテンなんかにもOK。 翌日に着る服を掛けておいたりするのによさそう♪ ただ、写真からもわかるように、あまり重さのある物を掛けるとマグネットを取り付けている場所にややシワが寄ってしまうので、軽い物がおすすめ。 使い方は無限大! 壁面収納の幅が広がる便利アイテム iフックも便利でしたが、マグサンドはさらに整理整頓の可能性が広がりますね。今回紹介したようなファッション小物を掛ける以外にも、カーテンにカレンダーを取り付けたり、鏡に絵を飾ったり、窓ガラスにガーランドを付けたりと、使い方は無限大だと思います! お部屋だけでなく、お店のガラスに何かディスプレイをしたいといった場合にも役立ちそう。 iフック&jフックは、2017年にグッドデザイン賞を、マグサンドは、2019年の日本文具大賞機能部門で優秀賞を受賞しています。実際に使ってみると便利すぎて、家の中がフックだらけになってしまいそうだなって感じました。 それぞれカラーバリエーションもあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。いろいろなところに付けられるマグネットフックで、壁面収納を増やしちゃいましょう!
建物電気的・機械的事故特約とは、火災保険の特約で、建物に付属している機械が電気的・機械的な事故によって故障・破損した際に、その損害を補償してくれるものです。 しかし、名前からだけだと、どこまでの機械を補償してもらえるのか分からず、付けるべきかどうかの判断もできません。 そこで、この記事では、建物電気的・機械的事故特約 の概要について説明した上で、この特約を付けるべきか否かの判断基準も紹介します。 The following two tabs change content below. この記事を書いた人 最新の記事 私たちは、お客様のお金の問題を解決し、将来の安心を確保する方法を追求する集団です。メンバーは公認会計士、税理士、MBA、中小企業診断士、CFP、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー等の資格を持っており、いずれも現場を3年以上経験している者のみで運営しています。 1. 建物電気的・機械的事故特約とは? 火災保険の建物電気的・機械的事故特約とは、電気的・機械的な事故によって、建物に付属する機械が故障・破損した際に、その損害を補償してくれる特約のことです。 それでは電気的・機械的な事故とはどういったものでしょうか。 保険会社によりますが、電気事故とは、過電流を原因としたショートなどによって機械が正常に機能しなくなる事故をさします。 また、機械的事故とは、機械の稼働中に機械が溶けたり折れたりといった事故をさします。 具体的な補償事例は以下の通りです。 給湯器を点火しようと操作した際に、異常点火して配線が焼き付いて故障した エアコンの室外機の電気部品が発火し故障した 2. どんな機械が補償の対象となっているか 建物電気的・機械的事故特約で特に間違いやすいのは、補償対象となる機械がどこまでかということです。 補償対象となるのは、簡単に言うと、 建物に最初からくっついていて、取り外して持ち出すことができない 機械です。 たとえば、コンセントに電源をさして使うタイプの機械は、建物電気的・機械的事故特約の補償対象ではありません。 以下に補償対象となるもの、ならないものをまとめて紹介します。 【建物電気的・機械的事故特約の補償対象】 エアコン(ビルトインタイプ)、食洗器(ビルトインタイプ)、オーブンレンジ(ビルトインタイプ)、IHコンロ(ビルトインタイプ)、給湯器、温水洗浄便座付きトイレ、換気扇、床暖房、太陽光発電機、アンテナ、自動シャッター、インターフォン、浴室乾燥機など その他、家庭用エレベーターなどのような高額な大型の機械も補償対象とすることができますが、その分だけ保険料も上がります。 【建物電気的・機械的事故特約の補償対象にならないもの】 テレビ、掃除機、食洗器(据置型)、オーブンレンジ(据置型)、空気清浄機、パソコンなど 3.
照明器具の故障 照明器具の故障や球切れなどにより、電気がつかなくなることがあり、この場合新しいものと交換する必要があります。しかし、交換しても電気がつかないことがあります。 <主な原因> ・電球やグローランプ、照明器具の接続部分がしっかりはまっていない ・ブレーカーやスイッチが切れている ・照明器具に至る電気配線、機器接続部、スイッチ等の故障や劣化 照明器具の交換は簡単にできます。(器具により電気工事が必要な場合あり) 例えば、引掛シーリングと呼ばれる接続部分に、照明器具を取り付けるだけですが、きちんとはまっておらず、電気がつかないことがあります。 電球や照明器具がしっかりはまっていて、ブレーカーやスイッチが切れていないのに点灯しない場合は、有資格者による電気工事が必要となる場合がありますので、電気工事店等に依頼するのが賢明です。 2-3. 計画的な工事停電をしている 自宅だけでなく、周辺一帯が停電している時があります。 この場合は、電力会社によって計画的な工事停電をしていることが考えられます。 停電させる理由としては、主に電柱や電線の修理や交換です。情報は、事前のチラシ等による告知で確認することができます。 2-4. 自然災害による停電 自然災害によって、電線が切れたり電柱が倒れるなどして停電することがあります。 突然襲われる自然災害の場合は、停電だけでなく電柱が倒れたり、配線が切断されるなどにより、電気の復旧までに時間がかかることがあります。ご不便をおかけしますが、復旧をお待ちください。 2-5. ブレーカーが故障している 家庭に供給される電気の安全を守り、各部屋に電気を分けているのが分電盤です。 この分電盤の中には、2-1で記載した3種類のブレーカーが付いています。 故障することは、あまり多くはありませんが、長年使用することで経年劣化しブレーカーが誤作動してしまうことがあります。 漏電などの異常がないのに誤作動によって、ブレーカーが頻繁に落ちてしまい、停電してしまうことがあります。 分電盤やブレーカーの交換推奨時期は13年~15年と言われています。 故障してしまう前に、電気工事店等で点検・取替をしてもらいましょう。 3. 自分でできる電気がつかない時の対処 電気がつかない状況は、一刻も早く対処したいと誰もが考えます。 自分でできる対処もあるので、安全面に考慮して行なってください。 3-1.