ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回は定点観測しているリブロ汐留シオサイト店だ。土日を中心に人の流れは回復してきているが、週末は店の営業を休止していることもあってビジネス書の売り上げ回復にはなかなかつながってこない。そんな中、書店員が注目するのは、自己肯定感の低い人に向けてそのままでも悩まなくなる方法を説いた心理カウンセラーの自己啓発本だった。 自己肯定感を高める必要はない!? その本は 山根洋士『「自己肯定感低めの人」のための本』 (アスコム)。2020年の秋口に刊行された本だ。著者の山根氏は、本書の「おわりに」によれば、心理療法や脳科学を自ら学び、「心理カウンセラーとして少しずつ実績を積み、これまで8000人以上の人の悩みに答えて」きたという。「もっとカジュアルに、気軽に使える心理療法を提供したい」として本書を著した。 想定している読者はずばりタイトルにあるとおり、「自己肯定感低めの人」だ。なのに著者は冒頭から「自己肯定感なんて高めようなんて思わなくていい」と呼びかける。「大事なのは、いろいろな悩みや問題に直面したときに、自分はそういうものだと納得できること。あなたに必要なのは、自己肯定感よりも『自己納得感』です」と著者はいう。 自己肯定感が低くて悩んで、自分を責めるというループに入る。その原因は心のノイズだというのが著者の見立てだ。SNS(交流サイト)で他人の投稿を見て「みんな充実している。自分はダメ」とへこんでしまう。なぜそうなるのか。それは「仲間とワイワイ活動して映える投稿ができる人はスゴい」とか「自分の投稿に『いいね』がつかないと格好悪いし、たたかれたりするのがイヤだ」とか思ってしまうから。こんな感じが著者のいう、心のノイズ、メンタルノイズだ。
好かれるためだけの行動は、結果として好かれない 友人関係でも恋愛でも、 相手に好かれるためだけに我慢しながらする行動は、結果として好かれない というお話。 例えば飲み会などで、無理して2次会やその後のカラオケまで付き合ったとしても、「あいつ、いつまでいんの?」といわれてしまうのがオチです。 ブレる人は好かれようとして行動し、 ブレない人は自分軸で行動 します。 2. 褒められても批判されても、8掛けで聞く ブレる人は、一喜一憂します。 ほめられたことも、けなされたことも、拡大解釈するからです。 ブレない人は、割り引いて聞きます。 ほめられても8掛けで聞き、けなされても8掛けで聞けるのです。 自身を振り返ってみると、これまで褒められても批判されても、拡大解釈して一喜一憂しまくっているところがあったなぁと感じました。 褒められたら嬉しくて舞い上がり、批判されたらズーンと落ち込む。 でもよく考えてみると、割と 他人って何も気にせずに褒めたり批判したりする ものなんですよね。 私自身も特に深い意味もなく、人を称賛したり批判っぽいことを言ったりもしますし。 他人の言葉は、8割程度に割り引いて聞いておくくらいがちょうどいいのでしょうね。 褒められたり批判を受ける度に真に受けてたら、それだけで疲れちゃいそうですし。 3.
1500店の参加書店で1000円以上購入すると、欲しい商品がなんと2, 020名様に当たる「プレゼント企画」も同時に開催中! 「本を贈る」ことを通じて、人が人を想ってほしい。子供たちに本の楽しさを知ってほしい。 この混沌とした時代だからこそ、会えない人に自分の想いを本に託す。大切な人のことを想いながら、本を選ぶ。 秋元康氏、尾上菊之助氏、木村佳乃氏、小山薫堂氏をはじめとした34名の著名人の皆様が選んだ「贈りたい本」「読んでもらいたい本」102冊がコメントと合わせて収録された「ギフトブック カタログ」をキャンペーン期間中、参加書店で販売し、「本を贈る」コトを強力にサポートします。 また期間中、参加書店で1000円以上購入すると、ワイン、フラワーボックス、トートバッグ、食品など魅力的な商品が当る「プレゼント企画」も同時に開催。 今年のギフトは「本」にしてみませんか? 「大切なあの人に本を贈ろう」 [画像1:] 相手をイメージしながら本を選ぶ。難しいと思いがちですが、プレゼントを選ぶ時のように相手が好きなもの、興味があるもの、仕事に役立つもの、どんな切り口からでもそれに見合った本を贈ることができます。 海外では個性的な書店が数多く存在し、特に「本を贈る」文化が定着している欧米では、クリスマスシーズンになると書店店頭に華やかな専用コーナーが大々的に展開され、ギフトブックカタログ専門店もあるほどです。