Psychedelic movement for free minds, but it's so complicated!! So my mind's not free from train of my thought. but I love them. ヒッピーやサイケデリックの世界って大好き。 でも、自己開放に囚われ過ぎて逆に複雑になってしまい、空中分解したカルチャーだった気がする。 そのせいか、理解していない人や誤解もある。歌詞や映画の和訳もおかしかったりね。 文化を伝えるのって、やはり知識がないとダメなんだ。 "Jefferson Airplane / Somebody To Love 和訳 Psychedelic Minds 歌詞の本当の意味を教えよう!" の 続きを読む
8/グレイスの作詞作曲によるこの曲も、ウッドストックでパフォーマンス)を引っ提げて(早い話が"持ち去って")きたという。新グループ=ジェファーソン・エアプレインにグレイスが加入したことによって、「Somebody To Love」も「White Rabbit」も見事に蘇ったのだった。ちなみに、「White Rabbit」は"白い粉"(お判りですね? )の礼賛ソングである。 曲の要旨 この世に存在する真実も悦びも、何もかもが上辺だけのものだと判って不信感を募らせた時、側に愛する人がいればいいのにって思わない? 失意のどん底に沈んだままでいるぐらいなら、そういう相手を早いとこ見つけた方が身のためよ。朝が訪れて、周りに死体がゴロゴロ転がっているのを目の当たりにした時、この世にはあなたとあたしのふたりきり。そんな時、あなたの頭の中は反戦への強い思いで爆発しそうになるのよ。そういう時、誰かを愛したいと思わない? Jefferson Airplane / Somebody To Love 和訳 Psychedelic Minds 歌詞の本当の意味を教えよう! | Mind You. 愛する相手を心から欲しいと思わない? わけもなく悲しみに沈んでいるあなたは、止めどもなく涙を流すのね。そういう時になって、初めてあなたは孤立無援に陥っている自分の置かれた立場に気付くのよ。愛する相手が欲しいでしょ?
【Somebody To Love】は、まあ、一言で言えば「恋をしようよ」なんだけど、ちと変化球。 中には「この曲には意味がない」とか、「ただ韻を踏んでるだけ」と言う人が多いが、イヤイヤ、違うでしょ。 意味、大ありでしょ! 「愛する人がいないと、人生が味気ないものになるから、早く愛する人を探しなさいよ」と言う歌であり、 地球が終わってしまうかもしれないし、 真実だと信じていたものが嘘っぱちだとわかったりしたら、 何も信じられなくなるわよ。 だから、愛しなさいよ、誰かを、という歌。 つまり、「今信じている国や体制や、社会が全部嘘っぱちかもしれないよ! 愛だけよ、信じられるのは!だから、愛し合いなさいよ」って意味だし、 これは、あの当時のヒッピー文化やサイケデリックムーブメントの根本的なマインドでしょう。 お花もそうよ。 Lyraの大好きなフラワームーブメントは、お花がヒラヒラのヒッピーの象徴。 意味があるのだよ。 歌詞で途中、話してる相手のお目目を見たりして、 「あなたの瞳って彼の瞳みたい」なんて覗きこむの。 ますます妖しい雰囲気になるわけ。 彼がいるのに、男のアナタのお目目を覗き込むワタシよ。 だから、ここから先はLyraの深読みになるんだけど、 まず邦題の「あなただけに」がおかしい。 どこにも、「あなただけに」の言葉も、想像出来るニュアンスもない。 確かにLyraも恋愛は一途だから、世の中にも「あなただけに」と一途であって欲しいの。 でもね、あのフラワームーブメントの時代のアメリカ、西海岸よ。 サンフランシスコよ! ドラッグカルチャーを推し進めていたJefferson Airplane が言ってるのよ! ジェファーソン・エアプレイン/あなただけを JEFFERSON AIRPLANE - "Somebody to Love" (1967年) - YouTube. もう、言うの嫌だけど、、、 Free Loveだよね、これ。 「誰か愛しあえる人を探しなさいよ!」 なのよ、表向き。 深読みすると、 「誰かと愛し合ったら?」なだけなのかもしれないの。 やったら?なの。 Free Love, Free Sex, One Love, One Heartなのよね。 どちらに取るかは、あの当時のその人の生き方の違いで決まったと思う。 あなたはどっちに取る? Lyraは、一途に生きたいわ。 「Lyraはサイケ好きだから、Psychedelic Mindじゃないの?」って言われそう。 だって嫌じゃない? 好きな人があちこちにいるの。 1人に絞るべきだと思うもの。 疲れるし、体もたないし(笑)。 事実、あの時代に、もめたり変な病気流行ったりしたじゃない?
●歌詞はこちら // 曲のエピソード アメリカ西海岸のサンフランシスコは、ヒッピーの聖地にも等しい土地である。ヒッピー文化に多大な影響を与えたファンク・バンドのスライ&ザ・ファミリー・ストーンが同地出身であることも、実に象徴的だ。筆者はそのことを、時代が欲した必然と考えている。ヒッピー文化が勃興した1960年代半ば、そして絶頂に達した1960年代後期、その文化に強烈な痕跡を残したグループがいた。それが、今回のターゲットであるジェファーソン・エアプレイン。彼らもまた、サンフランシスコ出身だ。グループ名の所有権の関係などもあり、その後、幾度かの改名――Jefferson Airplane→Jefferson Starship→Starship――を余儀なくされたが、基本的にグループの母体は同じである。もうひとつの必然は、ジェファーソン・エアプレインが、激動の1960年代を締め括るウッドストック(1969年8月15〜17日に開催)に出演したことだった。 彼らは、3日間の開催期間の2日目の最後にステージ上に登場したのだが、その時点で、とっくに夜が明けていた(つまり3日目のトップバッター)。リード・ヴォーカルのグレイス・スリック(Grace Slick/1939-)が、夥しい数の観衆に向かって"Good morning, people!
曲のエピソードにも記したが、ジェファーソン・エアプレインは幾度となく改名している。改名してからもヒット曲を放っているが、最も売れたのは、シンプルに"スターシップ"を名乗っていた頃で、同グループ名義の全米No. 1ヒットが3曲――1985年「We Built This City」、1986年「Sara」( 本連載の第70回 で採り上げたフリートウッド・マックの楽曲とは同名異曲)、1987年「Nothing's Gonna Stop Us Now」――もある。近年のインタヴューで、当時のそうした"ポップス寄りの"大ヒット曲について訊ねられたグレイスは、「勘弁してよ!」といわんばかりに、自嘲気味に次のように語っていた。曰く「そりゃ、ああいう曲を歌えって言われたら歌えるわよ。でもねえ、歌詞がどうもその……まあ、歌いづらかったというか。何しろ内容がバカバカし過ぎて! (Because it's such a whole shit! )」と一刀両断していた。彼女のその言葉を聞いて、筆者が快哉を叫んだのは言うまでもない。だからこそ、ありったけの思いを込めてこの曲を歌い上げた彼女に対して、「あなただけを」という甘っちょろい邦題は大変に失礼だと思うのだ。