1、2、3、4、5…… 運動前に腕を交差させて、肩を伸ばしたりしますよね。この運動は必要でしょうか? もうお分かりですよね。 そう、必要ありません! ストレッチすると筋肉が伸びてしまいます。それだけを聞くと、良いことをしているように思いますよね。でも、良いことばかりではないのです。 例えば、肩の後ろの三角筋後部を伸ばしたとしましょう。ストレッチをした結果、普段とは違う筋肉になってしまいます。つまり筋肉が伸び過ぎるのです。ということは、同じ動作でも普段より動き過ぎてしまうということです。そうなると肩はびっくりしてしまい、今度はどこかの筋肉を硬くしてしまいます。 これ以上動くな! そう指令を発して、肩の前の筋肉などを硬くしてしまうのです。その状態で肩を動かしてみてください。どうなると思いますか? 肉離れの原因になってしまうのです…… 怪我をしないために行うはずのストレッチが原因で怪我をしてしまうとは、本末転倒ですよね。ではどうすればいいのでしょうか。 身体を動かす前にストレッチを行う場合は、動きを多く入れましょう! ベストなのは促通系、つまり関節をちゃんと動かしてあげるストレッチです。歩きながら、身体をねじる動きなどは効果的です。 ただ静的なストレッチを行う場合は、注意をしなければなりません。身体を動かさず行うストレッチは筋肉を伸ばすということを意図的にやるので、実は怪我をしやすいのです。 クールダウンの方法 静的なストレッチが効果的な場面もあります。それが運動を終えた後のクールダウンです。 なぜ、効果的かと言うと…… 筋肉が疲れているからです! 疲れた筋肉はどうなっていると思いますか? 人間に「ストレッチ」は必要ないのか? | オンライン師匠メディア. 実は、筋肉の中の繊維がプツンと切れてしまい、修復に必死です。 スポーツの後、身体が熱くなったりしませんか? 筋肉を修復するため血流を集めた結果、熱がこもるからなんです。その熱は外に逃がしてあげなければなりません。 だからクールダウンが重要なのです。 クールダウンのストレッチはゆっくりと長く行いましょう。目安は30秒以上です。余裕があれば1分半くらい行なってください。前の筋肉をストレッチしたら、後ろの筋肉もゆっくりとストレッチしましょう。 促通とは? で、促通って何? ストレッチの方法で登場したとき、詳しく説明していませんでしたね。とても重要なトピックスなので、最後に詳しく説明しましょう。 促通とは、関節がちゃんと動くように促すことです。例えば、アクシスツイストなどが促通に含まれます。 クールダウンのときはストレッチだけでなく、促通も効果的です。それだけではありません。ウォーミングアップやリハビリ系のストレッチにも有効です。 最後に今回の内容を復習しましょう。 ウォーミングアップは動的なストレッチ、クールダウンは静的なストレッチです。ウォーミングアップで静的なストレッチを行うと怪我の原因になります。小脳のイメージ以上に身体が動いてしまうことで捻挫をしてしまうのです。そうならないように、自然体の状態で関節を動かすなどして、身体を温めていきましょう。 ちなみに、リハビリのストレッチは、細かく設定されています。 その内容に則って、身体を動かしていってください。 ストレッチに対する間違った考えを改めて、効果的なストレッチを行っていきましょうね。 この記事を動画で見る
投稿日: 2020年1月25日 最終更新日時: 2020年4月19日 カテゴリー: BLOG daigoさんのストレッチ意味ない説をトレーナーが解説 先日、daigoさんが 【ストレッチは意味がない】 という動画をYouTubeにあげられてましたね! それについてどう思うのか?
関連記事: 取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 イラストレーション/Mariya Suzuki 取材協力/ 坂詰真二 (スポーツトレーナー、スポーツ&サイエンス) (初出『Tarzan』No. 736・2018年2月22日発売)
ストレッチするなら 運動前でなく運動後 ウォーキングでもジョギングでも、大事なのは運動前より運動後の 整理運動(クールダウン) です。 アスリートのクールダウンにはいくつかの方法がありますが、なかでも一般の方にぜひやってもらいたいのは、 「静的ストレッチ」 (スタティック・ストレッチング)です。 ストレッチには全身をダイナミックに動かして反動を使う「動的ストレッチ」(ダイナミック・ストレッチング)もありますが、クールダウンのときには反動を使わないで筋肉を静かにじわじわと伸ばす静的ストレッチが有効です。 筋肉は収縮する(縮まる)ときに力を発揮しますが、運動を終えても筋肉はしばらく興奮しているので、収縮モードのままで緊張し続けています。 この筋肉の緊張をオフにしてあげないと、疲労回復が遅れたり筋肉の張りや硬さ、痛みなどの不調につながったりします。 運動後の静的ストレッチは、筋肉の緊張をオフにして弛緩させ(ゆるめて)、柔軟性を回復させてくれる効果があります。 運動後に何もケアをしてあげないと、筋肉の緊張が解除されず、柔軟性がダウンしてしまうのです。 すると、ウォーキングやジョギングでストライドを延ばしたり、思ったようにペースアップできなくなったりして、有酸素運動の効果が落ちてしまいます。 【次回へ続く】
ところで、サツマイモの種類はどうやってできるのでしょうか? サツマイモは、ツルや種イモから増やしていくものです。おいいしサツマイモが出来たら、それを種イモとして翌年植えれば、おいいしい芋が増えていきます。そうした「選抜」を繰り返すことで、土地それぞれに美味しいサツマイモの品種が受け継がれていきます。 また、農業試験場などで、美味しいサツマイモ同士をかけあわせて、「交配」でサツマイモを作ることもあります。サツマイモは日本本土では自然状態では、あまり花が咲かないので、アサガオに接木をして花を咲かし、種を育ててツルを作り、それが苗となります。 以上、サツマイモの品種について見てきました。 それぞれ特長や歴史があり、とても魅力的ですよね。 ぜひ、いろいろ品種を食べくらべて、さつまいもにハマってみてください。 さつまいもを食べ過ぎると太るのでは? という懸念のある方は、さつまいもの栄養価についてのこちらの記事⇒ 「さつまいもの栄養価」 もぜひ参考にしてみてください。ますます、さつまいもがダイエット食としても有効なことがよくわかりますよ。 また、さつまいもを選ぶ場合は、品種だけではなく、時期や状態などポイントがあります⇒ 「さつまいもの選び方」 もぜひ参考にしてみてください。ますます、さつまいものスゴさがわかってくると思います。 - 野菜
紅はるか(べにはるか)は、九州沖縄農業研究センターにて作られ、2010年に品種登録されたサツマイモである。見た目が優れている「九州121号」と味が優れている「春こがね」を交配させた品種で、サツマイモらしい見た目と高い糖度が特徴である。特に焼き芋にしたときの糖度は40度以上あり、甘いものだと60度に達することもあるという。そのうえ、後味がいいのも特徴となっている。 紅はるかの名前の由来 紅はるかは、既存のサツマイモよりも外観や食味が「はるかに優れている」という意味が由来となっている。また、JA全農おおいたの「甘太くん」、ポテトかいつかの「紅天使」、くしまアオイファームの「葵はるか」などのように、全国各地で紅はるかを使ったブランドも展開されている。 紅はるかの生産シェア率 農林水産省によれば、日本では現在60品種程度のサツマイモが栽培されており、紅はるかの2017年の品種別作付けシェアは約13. 1%で第3位になっている。また、全国の紅はるかの作付面積は約4656haで、茨城県(約2576ha)、千葉県(約1074ha)、鹿児島県(約350ha)などで多く栽培されている(※1)。茨城県には「紅天使」を手掛けているポテトかいつかの本社が置かれている。 2. 紅はるかの特徴を紹介! 紅はるかが比較的新しい品種であるにも関わらず人気である理由は、メディアで取り上げられていることも関係しているが、食味や外観が優れていることが強く関係している。そこでここでは紅はるかの食味と外観それぞれの特徴について確認しておこう。 特徴1. 焼き芋の糖度は60度近い 紅はるかの特徴の1つ目は、その高い糖度である。比較されることが多い安納芋の場合、焼き芋にすると糖度は40度程度になるという。一方、紅はるかを焼き芋にすると40度以上になり、個体によっては糖度が60度に達することもあるそうだ。また、ネットリ系の味わいでありながら、ホクホクとした食感が楽しめるのも特徴。そのため、サツマイモのいいとこどりをした品種となっている。 特徴2. サツマイモらしいキレイな見た目 紅はるかの特徴の2つ目は、そのキレイな見た目である。紅はるかは見た目が優れている「九州121号」から作られており、サツマイモらしい紡錘形の形状、赤紫色の外皮、薄黄色の果肉が特徴となっている。また、紅はるかの大きさは「中程度」で、一般的なサツマイモと同じくらいである。 3.