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知恵蔵mini 「ネグレリア・フォーレリ」の解説 ネグレリア・フォーレリ 寄生 アメーバ の一種で、原発性アメーバ性髄膜脳炎を引き起こすアメーバの 学名 である。日本では「フォーラー・ネグレリア(Fowler - Naegleria)」が正式名とされている。 河川 や 湖沼 、温泉等の 淡水 に生息しており、水温26度以上になると活性化し、25~35度くらいの温かい水を好む。人には温度の高い淡水での 遊泳 によって感染し、鼻から体内に侵入して脳に到達する。原発性アメーバ性髄膜脳炎は感染から4日~1週間程の潜伏期間の後、発症すると 発熱 ・悪寒・頭痛、激しい 嘔吐 (おうと)を引き起こし、意識が混濁して発症からわずか10日あまりの短い期間で死に至る。日本での感染例は1例のみで、1996年に佐賀県の女性が感染し、発症から9日目に死亡している。 出典 朝日新聞出版 知恵蔵miniについて 情報 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
アメーバ「フォーラーネグレリア」(Naegleria fowleri)の電子顕微鏡写真。人の顔のように見える。 Image by D. T. John & T. B. Cole, Visuals Unlimited アーカンソー州に住む12歳の少女が寄生虫に感染し、入院して1週間以上が経つ。鼻から体内に侵入し、脳の組織を食べるこの寄生虫に感染すると、高い確率で死に至るという。 アーカンソー州保健局は米国時間7月26日、同州リトルロックのウィロースプリングス親水公園にある砂底の湖が感染源とみられるとの声明を発表した。同公園は、2010年に発生した感染例との関連も指摘されている。 このめずらしい寄生虫性の髄膜炎は、原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)と呼ばれるもので、「フォーラーネグレリア」(Naegleria fowleri)というアメーバによって引き起こされる。この微小なアメーバは自然発生する原生動物の一種であり、通常は温かい湖や池の堆積層でバクテリアを食べて生きている。 フォーラーネグレリアについて詳しく知るため、ナショナル ジオグラフィックでは、この微小なアメーバのデータを採取、分析している米国疾病予防管理センター(CDC)の疫学者ジョナサン・ヨーダー(Jonathan Yoder)氏に話を聞いた。 ◆このフォーラーネグレリアというアメーバはどのように人間に感染するのですか? フォーラーネグレリアは、特定の状況下で鞭毛(べんもう)を発達させます。鞭毛は糸のような構造で、これがあると素早く動き回り、より好ましい環境を探しにいくことが可能になります。夏場、人間が温かい淡水に入って泳いでいると、この動き回るアメーバに汚染された水が鼻から入って脳に達することがあります。 その結果、頭痛、首の凝り、嘔吐などが起こり、そこからさらに深刻な症状に発展します。アメーバに曝露して発症すると、通常は昏睡状態に陥って5日ほどで死に至ります。 ◆どんなところに生息していますか? ネグレリア・フォーレリの可能性はありますか? - 耳鼻咽喉科 - 日本最大級/医師に相談できるQ&Aサイト アスクドクターズ. 温かい淡水中や、塩素処理があまり施されていない場所です。温暖な気候の州で採取した淡水からは、このアメーバが見つかることがめずらしくありません。 ◆水泳プールでも生きられますか? 米国では、管理の行き届いた、適切に処理された水泳プールに汚染が見つかった例は今のところありません。ろ過や塩素処理、その他の消毒を実施すれば、汚染リスクを低減または除去できるはずです。 しかし、少々厄介なケースもあります。10年ほど前にアリゾナ州で、処理前の地熱温水の入ったプールで泳いだ子どもが発症し、残念ながらその子は亡くなりました。 ◆人間への感染例は増えつつあるのでしょうか?
初期段階であれば抗寄生虫薬などの投与により助かることがあります。 また先ほど土の中にも生息していることがあるとお話しましたが、もし土いじりなどをした場合は顔などを触らず、しっかりと手を洗うこと。 日本人の場合、温泉に浸かることも多いと思いますが、温泉でも頭からざぶーんとやるのは避けたほうが良いかもしれません。 まとめ 日本での発症例はかなり少ないのですが、 世界中で温暖化が進んでいることによりネグレリアフォーレリの被害は多くなるのではないか と言われています。 致死率がかなり高く、危険ですので知識として知っておいて損はない かと思います。 夏以外にもこの危険性はあると思うので、皆さん注意しておきましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。