これが一ヶ月に2回まで算定が可能だったりします。 たっかい。 さてこの高い点数、どうやって算定するか・・・ 算定の条件はと言いますと、まず 「特定疾患」が主病名であること 。 「特定疾患」 とは 「厚生労働大臣が定める疾患」 とあるのですが、 いわゆる 厚生省が「これ特定疾患ね!」って言ってる病名 です。 色々あります。 詳しい定義は知りませんが、おそらく突発の風邪とは違い 一筋縄では治ったりしない病気が選ばれているのかと思われます。 そう、それこそ経過観察が必要で、「管理」が要りそうな病気・・・。 しかし問題なのは、その中でも結構身近な病名もちらほらあって。 例えば 高血圧症、 高血圧症 、喘息系、胃炎系 など・・・。 結構身近じゃないですか? 小児科にいたときなんかは、それは喘息の子が多くて。 となるとこれの算定の可能性が出てくるわけです。 でも、実際これを算定するにはきちんとこれをしないといけないわけで。 「治療計画に基づき療養上必要な管理」 「治療計画に基づき、服薬、運動、栄養等の療養上の管理」 「管理」。 もともとこの 「特定疾患療養 管理 料」 、 「特定疾患療養 指導 料」 って名前だったんです。 (平成18年4月改定とのこと) 「治療計画に基づき療養上必要な 指導 を行った場合に、月2回に限り算定する。」 というのが、 管理 になっちゃったみたいですね。 指導なら、 「今日指導受けてない!」 って事なら算定不可ですが、 「管理」 となるとこれが変わってきてしまって。 医師が 「管理してる」 となれば、 患者さんの知りえないところで算定できてしまうのです。 算定できると言っても、当然 「管理してますし!」 という指導+それがわかる記載がきちんと具体的にカルテに載ってないとだめですよ。 やれ検査しただの、投薬しただの、順調だの・・・ ・・・ 『管理』 って、そういうことですよね? とにかくこの点数、 高いくせに患者さんが明確にわかりにくいという意味で 曖昧に、簡単に算定できてしまう気がする。 そこが問題児と私が呼ぶ所以・・・。 私が昔勤めていたところも少々そういうところがあり、 患者様に説明を求められた時は大変でした・・・。 説明はもちろんできるのですが、 本当にその患者様にその算定が適しているのかは 私が知りえないところで。 先生一体どうやって指導とかしたんだろ・・・と。(指導料だった時代) 明らかに正当な指導などをしていれば 自信を持って説明できるものの、 診察の様子がわからないし、算定を決めたのは先生なので・・・ ということで、どうしようもない時は先生に説明をお願いしていました。 その説明できないなら算定するのはどうかと・・・ というのが私の意見。 ですよね・・・?
というのも、この 「特定疾患療養管理料」 でググると、 それはまぁ色んな話が引っかかって。 「算定に納得がいかない! !」 という内容の多い事多い事。 そもそも 「管理」 ってものすごく曖昧な言葉なんだよなぁ・・・。 曖昧な言葉に改定した辺りがまたせこ・・・ごほごほ。 「指導料」のとき、いわゆる「指導」だと、どうしても 毎回説明が同じになってくるんですよね。 『食べ物はこれを気をつけて・・・』 『運動をしっかり・・・』 となると、 「もう指導はいい、もちろん指導料の算定もNO! !」 と言う患者さんが出てくるのも当然の流れ。 毎回一緒の説明で700円近くも取られたらたまりませんよ。 ところがこれが 「管理」 になったことによって、事態は一変するのである・・・。 曖昧な言葉ですよ、 「管理」 。 毎回患者さんをコピペ文で指導しなくてもいいんです。 たまに血液検査して今までのと比べたりして経過を観察・・・管理したり、 特定疾患のお薬は続けるものが多いので、 患者さんの様子を聞いて確認して、きちんとお薬を出す・・・。 これって、 「管理」 じゃないですか・・・? と言われたら、 「うお~~~!! !」 って・・・言いたくなるなるなぁ・・・。 「体調はどうです?え、全然変わりなく順調? 【識者の眼】「個別指導で返還金を求められる事例─特定疾患療養管理料に注意」工藤弘志|Web医事新報|日本医事新報社. ハイじゃあ前と一緒の薬出しときま~す」 それで225点も算定されちゃあ・・・ たまりませんよ。 医師がその病気に対して日々理解を深めていたり(勉強会参加したり) もするのです・・・ っていうのを見かけたりもしてしたのですが、 それってそもそも「医師」として当然の行為じゃ・・・? 医療とは日々情報が増えるものであり、 一生勉強の職業だと思ってます。 それを患者さんに伝え指導したりするから 「先生」 なんですよね・・・? ・・・とか、病院側のくせに言い過ぎました。 いや、そもそも特定疾患に限った話ではないであろう。 でも患者様側から見たらそう見える部分もある点数じゃないかなって・・・ 正直私もそう思ってしまうときがあって・・・ねぇ・・・(遠い目 そういえば私も先日アレルギー検査でかかった病院に 算定されかけてたから(※注①) 「言う! !」 って宣言してましたが、 あれね。 「特定病名はなんですか胃炎ですか アレルギーが出ると胃が痛くなる時もあるという話をしただけで そもそも胃炎で受診したわけじゃn」 とかなんとか言って、胃炎外してもらいました^p^ いや、なんか、本当はもっとソフトに話をしたんですが、 初診時に胃炎だったと思われてた節があり(なぜ) じゃあ次回からは貧血の診察なので大丈夫ですね!
)、普通に答えています。 現在225点を算定する時は、毎回きちんとそれがメインの病名か 自分でも確認しながら入力するようにしているので、 今の所これでトラブルになったことはないです。 入力するときに「あれ?」と思ったら先生に確認しております。 さて、追記が滅茶苦茶長くなってしまいましたが、 書きたい事書きつくしたので いつか誰かの役に立てばと夢見て眠ります。 ここまで読んでいただきありがとうございました・・・ぐぅ。 医療事務歴9年の現役なワタクシより (※この記事の内容は私個人の体験による見解なので、 書いてある内容全てが必ずしも正しいわけではないことをご承知おきください。 一つの意見・参考程度にご覧くださいませ! また引用に関して起きたことに対しては責任は負えませんので、 個人の判断・責任の上でお願いいたしますm(_ _)m ついでに点数基準は数年ごとに改正がありますのでご注意ください!※) 2015. 春. こっそり追記 なんと咳喘息になってしまいました^p^p^p^p^ これはもう喘息で逃れようがありませんね225点・・・!! でも先生は毎度本当に親身になって 時間をたっぷり取り詳しく話をしてくださるので満足しております。 ・・・そう、私はたまたまわかってるから満足できるんですが・・・。 2015. 秋. さらに追記 たくさん検索アクセスいただいてありがとうございます、 アクセス解析に色んな検索ワードがあったので、追加で書いてみました。 更に詳しい話?をご覧になりたい方はこちらも併せてどうぞ!
1時間となっています。 非常に作用時間の短いようにみえますが、リスパダールが体内で分解されてできる パリペリドンはリスパダールと同等の効果があり、その半減期は6. 6~13. 8時間となっています。 そのため、リスパダールの作用時間は比較的長く、1日1回の服用でも効果が安定する場合があります。 [リスパダールの用法] リスパダールは、1mg錠、2mg錠、3mg錠の3剤型とOD錠((口腔内崩壊錠)0. 5mg・1mg・2mg)が発売されていますが、ジェネリック医薬品ではさらに0. 5mg錠と3mgOD錠もあります。 そのほかに内用液(0. 5ml・1ml・2ml・3ml)と細粒(1%)も販売されています。 強い不安と不眠に対しては、就寝前に0.
統合失調症は100人に1人発症する可能性がある頻度の高い病気です。 今回はこの統合失調症に効果がある シクレスト舌下錠 について説明します。 統合失調症とは 統合失調症という名前は聞いたことがあるのですがどのような症状ですか?
ウッチーは統合失調症のお薬を飲んでいて 「副作用」 に悩まされていました。 統合失調症は、お薬をずっと服薬する必要があります。 そのため、副作用が出やすくなってしまうのです。 副作用に関しては、コチラの記事で詳しく解説しています↓ ただ、ウッチーは現在、重篤な副作用は出ていません。 耐えられる程度の副作用が、軽く出ている感じです。 ですから、状態は安定していると言えるでしょう。 しかしながら、シクレストに変えた時は、結構副作用がありました。 どんな副作用があったのか? これを説明していきます。 アカシジアやカラダの震えがある 舌のしびれ このような副作用があります。 ※アカシジア=カラダがそわそわとして勝手に動いてしまう副作用 眠気やしびれは、今でもあります。 そして、飲み始めた時は、アカシジアや舌の震えがありました。 とにかくカラダがそわそわとして、舌が震えました。 カラダの震えはそれほどひどくなかったのですが、舌の震えがひどかったです。 ですから、しゃべるのがしんどく、とても苦労した覚えがあります。 最初の頃は、副作用止めとして、 抗パーキンソン薬 を飲んでいました。 そうすると、いくぶんか副作用は収まりましたが、舌の震えは長く続いたのです。 ただ、徐々にお薬があってきたのか、重篤な副作用はなくなっていきました。 眠気や舌のしびれはあるものの、寝る前に服薬しているので、そんなに気になりません。 よって、今は安定して服薬できています。 例え副作用が出たとしても、副作用止めを飲めば何とかなる印象です。 また、しばらく経つと、副作用もなくなっていったので、安心して飲めるでしょう。 □やっぱり気になる!「シクレスト」って太るの? 統合失調症のお薬は太りやすいものが多いです。 では、シクレストは太りやすいお薬なのでしょうか?
シクレスト舌下錠の臨床試験では妄想、幻覚などの陽性症状、自閉や感情の平坦化などの陰性症状の 改善 がみられました。他にも不安や抑うつ(気分の落ち込み)の改善も報告されています。 また統合失調症の治療となると比較的長期で服用することになるのですが、52週間にわたっての試験では陽性症状と陰性症状改善の有効性と安全性に問題はありませんでした。 シクレスト舌下錠の用法・用量 次にシクレスト舌下錠の飲み方について説明するよ。 【用法・用量】 通常成人にはアセナピンとして1回5㎎を1日2回舌下投与から投与を開始する。 なお維持用量は1回5㎎を1日2回、最高用量は1回10㎎を1日2回までとする。 年齢、症状に応じ適宜増減すること。 舌下錠なのは変わっていますね。なぜ舌下錠なのですか?
2020/7/29 公開. 投稿者: 2分19秒で読める. 1, 071 ビュー. カテゴリ: 調剤/調剤過誤.
シクレスト舌下錠の副作用は 口の感覚鈍麻、めまい、手足のふるえや歩行困難(錐体外路障害)、足のムズムズ(アカシジア) などが報告されています。 またシクレスト舌下錠は血管を拡張する作用があるため 初めての服用、服用再開、増量時 には 起立性低血圧 を起こす可能性があるので注意しましょう。 頻度は下がりますが 悪性症候群 (40℃近い発熱、筋肉の硬直など)、 遅発性ジスキネジア (口周囲部の不随運動)なども報告されています。シクレスト舌下錠を服用して何か気になることがありましたら担当医に相談しましょう。 最後にこれは副作用ではありませんが併用する可能性が高く、注意する薬の1つに抗うつ剤のパ キシル(パロキセチン) があります。もしパキシルとシクレスト舌下錠を一緒に服用してしまうとパキシルの血中濃度が高くなるという報告があり注意が必要です。きちんと服用している薬は担当医に伝えましょう。 いつも記事を読んでいただきありがとうございます。質問、疑問は下のコメント欄にお願いします。(服用の継続可否については担当医に相談してください)