自分だけでは怒りを抑えることができない という場合は、病院に行きましょう。 感情面の起伏が激しくなってしまい、 仕事や生活、人間関係に影響が出てしまう というケースは、一度病院に相談してみましょう。 受診するのは何科? 精神科 や 心療内科 を受診しましょう。 PMDDが疑われる場合は、 婦人科 か 産婦人科 に相談しましょう。 合わせて読みたい 心療内科の初診の受け方|予約~当日の準備。聞かれることや費用目安も 2020-05-21 初めて心療内科に行くけど…実際には何を話すの? 心療内科で初診を受ける際の流れについて、お医者さんに聞きました。 精神科や心療内科を探す 婦人科や産婦人科を探す
感情のコントロールが難しい理由 感情のコントロールが難しいのは、その感情が 衝動的に、瞬時に強く沸き上がるから です。 特に、怒りの感情を抑えるのは、簡単ではありません。 たとえば、相手の言葉があなたの気に障った時に、思わず、暴言を吐いてしまったことはありませんか? 怒りの感情にまかせて、 考える間もなく、反応してしまう んですね。 怒りは、あなたの心の傷がうずいてしまうがゆえに、沸き上がる感情 なんです。 あなたが表面的に感じている感情が怒りであり、心の奥底には、 悲しいとか、辛いという感情が隠れている のです。 実は、 人が最も感じたくない感情が、「悲しい」、「辛い」、「寂しい」 です。 ですから、私達は、 最も味わいたくない感情にフタをしたい ばかりに、 怒りというかたちで反射的に反応してしまう んですよ。 あなたが、感じたくないところを突かれるから、コントロールが効かなくなってしまうというわけですね。 わかりやすく、例を挙げてご説明しましょう。 たとえば、あなたが友人に、「お前、アタマ悪いなあ~」と言われたとします。 あなたの友人は、本気であなたがアタマが悪いと思っているわけではなく、ほんの軽い冗談で言いました。 この時、あなたが自分のことをアタマが悪いと思っていなければ、 笑って受け流せます 。 けれども、あなたが、自分のことを内心、アタマが悪いと思っていたとしたら、どうでしょう? あなたは、 ものすごく腹が立つ のです。 そして、 相手を攻撃 します。 あなたは、自分はアタマが悪くないと相手に強く主張するか、「お前はどうなんだ!」と逆に相手を責めたててしまうのです。 秘かに自分が思っていたことを相手にズバッと指摘されたように感じますから、余裕がすっかりなくなり、パニックに陥ってしまうというわけです。 もう一つ例を挙げますね。 あなたは、あるお店に入り、順番を待っていました。 ところが、あなたが先に店にいたにもかかわらず、店員さんが、あなたより後から入ってきたお客さんに先に対応した時、あなたはどう感じるでしょうか?
デュルケームは、「社会をモノとして見よ」と言いました。社会学的なものの見方を学び、社会学の視点から社会について観察して分析する時、現代社会で生じている様々な困難や苦しさがどのように生み出されているのかについて冷静に認識することができます。そのような思考と認識をもち、行動できるようになることこそが、研究や学問がもたらす恵みであるように思います。 まとめ (編集部)現代に生きる私たちにとって「感情管理」は非常に密接にかかわっていること、また「感情」は資本であることがよく理解できました。自分が置かれている状況や自分が生きている社会を客観的に捉え、違和感の正体を知ることができれば、そこから「自分はどうしたいのか?」を考えることができる。半沢直樹にはなれずとも、上手く自分の「感情」と付き合いながら生き抜いていきたいものですね。