腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Mon, 20 May 2024 12:37:22 +0000

注目がかなり集まったのではないですか? そうですね。親子間の骨髄移植もそうなんですが、アメリカで発表されたばかりの「放射線を浴びない骨髄移植」という最先端医療を受けることになったので、医師たちもどんなものか見たかったみたいで、薬を飲むときもたくさんの先生たちに囲まれて、まさにモルモット状態ですよ(笑)。 最終的には移植がうまくいったので命は助かりました。ただ、そのとき使った「ブスルファン」 (*注4) という薬は、妊孕性 (*注5) に一番悪影響を及ぼすものだったんです。それを知ったのは、3年後の検査で不妊が確定した後でした。 ― 薬の副作用による不妊の可能性について、事前や事後に説明はなかったんですか? 私の場合は最先端医療だったこともあって、妊孕性に影響が出るかどうかは先生も知らなかったと思うんです。私自身も生理が戻らないことが気にはなっていたけど、検診のときに先生に聞いても「石の上にも3年って言いますから」と気長に待つように言われたし、当時は日本の骨髄バンクの立ち上げで忙しかったので、そのせいかな、と思っていました。 その後、3年経っても生理が戻らないので、おかしいなと思って採血してみたら、妊娠できないことがわかった。骨髄移植後3年目で29歳くらいだったんですけど、そのころって結婚とか第一子誕生とか、そういう時期のピークじゃないですか。そういうのを見ながら、私は、「子どもが産めない=結婚できない」と思い込んで自分を余計に追い込んでしまっていました。 ― 妊孕性の問題について告知されないことは、珍しいケースだったんでしょうか? 一般社団法人日本生殖医学会|一般のみなさまへ - 生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A):Q5.どんな人が不妊症になりやすいのですか?. 私にだけ言わなかったのではなくて、当時は妊孕性の問題については誰にも告知しなかった。 患者の側も、セカンドオピニオンという言葉や、その概念すらもない30年前の話なので、お医者さんに何か質問や意見をするなんてありえない時代だったんですよね。「生きるための選択」をするだけで、精一杯。 でも、助かるにはその治療しかないという状況下でも、その治療によって妊孕性に影響があるかもしれない事実を事前に知るのとそうでないのとでは、その後の気持ちが違うと思うんです。 私自身は、治療によって無自覚のうちに不妊になり、その事実を突然、突きつけられてしまった。もう誰にもこんな思いをさせたくないと思いました。 (*注4)ブスルファン:抗がん剤の一種。DNAに強力に結合し、細胞分裂を止め死滅させることにより、がん細胞の増殖を抑える。 (*注5)妊孕性(にんようせい):妊娠のしやすさを表し、加齢によって低下するとされている 未受精卵・精子の保存は、生き延びた先の"希望"になる ― 大谷さんが若年がん患者の妊孕性の問題に本格的に取り組み始めたのは、いつ頃ですか?

  1. 一般社団法人日本生殖医学会|一般のみなさまへ - 生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A):Q5.どんな人が不妊症になりやすいのですか?

一般社団法人日本生殖医学会|一般のみなさまへ - 生殖医療Q&Amp;A(旧 不妊症Q&Amp;A):Q5.どんな人が不妊症になりやすいのですか?

不妊治療(ホルモン剤)で「がん」になりやすい? チョコレートのう胞は悪性化(癌になる)の可能性がある?

Q. 不妊治療を長期間続けていると、薬の影響などで乳癌や子宮癌になりやすいですか? とても心配です。 A.