十数年に1度のタイミングで訪れる大規模修繕。1回目を終えたけど、2回目以降はどの時期に実施すれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。 一般的には12年周期が目安と言われていますが、その根拠はあるのでしょうか。大規模修繕の周期が12年である理由を中心に解説していきます。 国土交通省が12年という周期を提案している 大規模修繕の周期が12年と言われるようになったのは、国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」のなかで「外壁の塗装や屋上防水などを行う大規模修繕工事の周期が12年程度」「大規模修繕(周期12年程度)」などの記載があるためです。 一方でこのガイドラインが定められたのは、2008年と今から10年以上も前。この間、外壁塗装に用いる塗料の性能や施工技術は向上しており、現在は必ずしも12年周期で実施する必要はないともいわれています。 国土交通省では建物の安全性を重視するために12年周期の目安を提示していますが、鉄筋コンクリート構造のマンションであれば大規模修繕を16~17年周期で行っているケースもあるようです。そのため12年はあくまでも目安と捉え、自分が住んでいるマンションの状態を把握して、周期を決めることがまずは前提となります。 どこを直すかによって周期も異なる! なお、外壁塗装をはじめとした一回目の大規模修繕だけでなく、修繕箇所によって周期は異なります。目安の時期に修繕を行っていない場合は、大規模修繕の際にまとめて工事を行う必要もあるでしょう。 なお、以下はあくまでも目安ですが、各修繕箇所ごとの周期の目安をまとめてみました。 周期が12年の理由はほかにもある!
2020 06. 4 マンション大規模修繕工事の時期に決まりはある?
公開日: 2019. 09. 23 最終更新日:2019.
投稿日:2021年05月24日 大規模修繕の実施時期|12年・15年・18年?適切な周期の目安とは カテゴリ 大規模修繕 分譲マンションの長期修繕計画は、12年周期で大規模修繕を行うことが一般的な目安とされています。最近では15年や18年などへ周期の見直しの提案を行う管理会社も出てきました。周期の延伸で建物の質が保てるのか、また商業ビルや一棟収益マンションの大規模修繕実施の適切な周期について考えてみたいと思います。 分譲マンションの大規模修繕は12年周期が一般的 多くの分譲マンションでは、長期修繕計画で12年ごとの大規模修繕が設定されています。そもそも塩害が予想されるような海辺と、雨も日照も標準的な地域では、環境の違いによって建物の経年劣化の度合いに差が出るのは当然と言えるでしょう。 にもかかわらず12年周期の大規模修繕を前提としているマンションが多いのが現状です。実際に国土交通省が出している「長期修繕計画作成ガイドライン」の中で「7.
マンションの大規模修繕工事は何年おきに行うべきなのか(写真はイメージです) マンションの大規模修繕工事は何年おきに行うべきなのか。一般的には「12年周期」で行うべきとされ、それを推奨する管理会社や工事会社も多い。実際、多くのマンション管理組合や住民は「12年周期で行わなくてはならない」と思っているようだ。それは本当なのだろうか。(株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士 須藤桂一) マンションの大規模修繕工事は 本当に「12年周期」で行うべきなのか あなたのマンションの長期修繕計画では、大規模修繕工事の周期を何年と設定されているかご存じだろうか? 多くのマンション区分所有者は、法で定められたことであるかのように「マンションの大規模修繕工事は12年周期で行うもの」だと考えている。 しかしそれは、そのことで利益を得る人々によって広められた"都市伝説"のようなもので、決して常識でも事実でもないのだ。 それは簡単にわかることだ。東京の山手線から外を眺めてみよう。沿線には鉄筋コンクリートで造られたビルが林立している。その多くはオフィスビルとマンションだ。よく見るとマンションには「大規模修繕工事をやっているな」と思われる足場や覆いがかかっているものもある。 しかしオフィスビルなどのマンション以外の建物でそんな状態のものを見つけることはまずできない。 なぜマンションだけなのだろうか? マンションだけが壊れやすいのか? そんなバカな話はないだろう。
大規模修繕工事を定期的に行うことで、マンションの価値が著しく下がることを防げます。それでは、大規模修繕を行う時期や周期はいつがベストかご存じでしょうか? また、大規模修繕に向けた準備にはどのようなことを行う必要があるか、期間はどれくらいかかるのかなども知っておきたいポイントです。 この記事では、大規模修繕を行う時期や準備期間について解説していきます。 マンションの大規模修繕工事はいつするべきか、準備期間はどんな流れとなるかを知りたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。 大規模修繕を行う時期 大規模修繕は、長期修繕計画にて設定された時期を目安に行われます。国土交通省が大規模修繕に関する実態調査を行った結果、1回目の工事は新築から16. 3年後、2回目は29. 5年後、3回目は40.
この項目では、刑事訴訟法における捜索について説明しています。災害などにおける捜索救難については「 捜索救難 」をご覧ください。 この記事は 検証可能 な 参考文献や出典 が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加 して記事の信頼性向上にご協力ください。 出典検索?
●裁判所にて 被疑者「(電話が鳴った)先生、お久しぶりです。前に、債務整理をお願いした者ですけど、おぼえていますか」 弁護士「こんにちは。多重債務で首が回らなくなった方ですね。何とか債権者と話を付けて、解決できたので、覚えています。あれから、お仕事順調ですか。久しぶりの電話でうれしいんですけど、あと5分で裁判が始まるから、30分後くらいに折り返してもいいですか」 被疑者「あの、緊急なんで少しだけいいですか」 弁護士「緊急?はい、どうぞ」 被疑者「いま、自宅に警察が来て、これからガラ(身柄)を持っていくと言われてます」 弁護士「エッ? 逮捕? なに罪?」 被疑者「わかりません、ちょっと自分も久しぶりでパニックなんで、どうしたらいいでしょう」 弁護士「では、警察署に着いたら、何も話さずに、『弁護士を呼んで』と言って、私が行くのを待っててください。今日中に必ず行くから」 被疑者「ありがとうございます、待ってます!」 ●警察署にて 弁護士「遅くなりました。どうしたんですか」 被疑者「身に覚えのない窃盗事件なんですけど、どうすればいいですかね」 弁護士「覚えがないなら、黙秘でしょう。黙秘権の行使の仕方は、わかりますか」 被疑者「今回、20年ぶりくらいに逮捕されたんで、あまり覚えていませんので、もう一度教えてください」(黙秘権の行使の方法は第1回に譲ることにします) 弁護士「被疑者ノート 1) を入れておくので、これをよく読んでください」 被疑者「ありがとうございます」 弁護士「連絡しておく人など、いますか」 被疑者「仕事関係の同僚に、仕事の引継ぎと、妻に、電話してくれますか」 弁護士「奥さんには差し入れのお願いかな」 被疑者「いいえ、着替えは自分で持ってきたんですけど、明日、自宅にガサ(家宅捜索)するって刑事に言われています」 弁護士「明日、ガサ? 逮捕現場における捜索差押え 通常逮捕. 窃盗事件の疑いなら、被害品などをガサで探しに行くのは普通だけど、どうして逮捕と一緒に、今日しなかったのかな」 被疑者「わかりません、あした行くって言うので、何も隠すものなどないんですけど、いきなりだとビックリすると思うので」 弁護士「奥さんは仕事しているんだっけ?」 被疑者「はい、だから刑事もガサの前には、妻に自宅にいるように連絡するとは言っていましたけど、あいつにとっては初めてのことなんで」 弁護士「心配だね、明日なら私、ガサに立ち会いましょうか」 被疑者「え?