| HOME |北半球全体で、今年も早くも、気候変動による自然災害増大。ドイツ等での豪雨・洪水で160人死亡、1000人行方不明。温暖化による北極海の海氷溶融が「気候激化」を高めている可能性(RIEF) | 北半球全体で、今年も早くも、気候変動による自然災害増大。ドイツ等での豪雨・洪水で160人死亡、1000人行方不明。温暖化による北極海の海氷溶融が「気候激化」を高めている可能性(RIEF) 2021-07-19 00:37:04 先週14~15日にかけて欧州のドイツ西部やベルギー、オランダ等を激しい豪雨が襲い、各地で洪水や土砂崩れ等を起こした。17日(日本時間同日夜)までに各地の死者数は160人を超えた。行方不明者は1000人以上に上るとみられる。先月末のカナダ西部で観測史上最高気温49. 6℃を出したのを皮切りに、今月3日、日本の熱海の土砂崩れで多数の死者が発生、9日には米国西部のデスバレーで54.
脱炭素社会は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスをなくすための、重要な課題です。「パリ協定」で立てられた目標を達成するには、いくつもの問題をクリアしなければなりません。 脱炭素社会を放置し地球温暖化が進むと、どのような問題が起こるのでしょうか。「脱炭素社会」とはどのようなものか、個人でもできる取り組みについてご紹介します。 「脱炭素社会」とは?
7%降水量を底上げしたという分析結果も示した。 気象庁によるとこの報告書を最新の知見を概観できる資料と位置づけ、概要版も作成し幅広い人に関心を持ってほしいとしている。 気候変動に関する懇談会の花輪公雄会長は、日本の気候について「気温が右肩上がりで上昇しているという、一方向の変化が進んでいる」ことを認識する必要があると指摘している。
気象庁の予測では、二酸化炭素など温室効果ガスの排出抑制など追加的な措置をしない場合は、21世紀末の日本の年平均気温は約4. 5℃上昇する。パリ協定の2℃目標を達成しても約1. 4℃上昇するとの予測だ。気温の上昇や大雨が増えるなど、気候変動は今後さらに進行し生態系や食料生産、人間の生活への影響が懸念されている。その原因となっている地球温暖化を遅らせるために温室効果ガスの排出抑制が求めれている。 今回は、気象庁が昨年末にまとめた報告書『日本の気候変動2020』で示されている予測から、日本の気候に何が起きているのかを見ていく。合わせて文科省・気象庁の「気候変動に関する懇談会」の花輪公雄会長(山形大学理事・副学長)に報告書の意義など聞くとともに、地球温暖化にどう向き合うべきか大阪市立大学の斎藤幸平准教授に提言してもらった。(インタビューは順次掲載します)。 2015年に採択された「パリ協定」では、工業化以前(1850~1900年)とくらべた世界全体の平均気温の上昇を2℃より十分低く保つことを世界共通の長期目標とした。それが「2℃目標」である。気象庁の報告書はこうした世界の動きをふまえ、日本と周辺の温室効果ガスや気温、降水などが、これまでにどう変化し、今後どうなるのを予測したもの。 報告書では現在までに観測されている変化をまとめている。それによると1898年から2019年の間に100年当たり1. 地球温暖化 原因 対策 まとめ. 24℃上昇した。世界平均の上昇率0. 74℃よりも大きいことが分かった。その理由はユーラシア大陸に近く、陸のほうが温度が上がりやすく、そのため北半球の中高緯度は地球温暖化による気温上昇の影響を受けやすいという。 グラフに示したように日本では19世紀末からじわじわと気温上昇が続いており、右肩上がりの変化のなかにいる。報告書によると2019年の年平均気温は統計開始以降でもっとも高かった。 このデータの観測地点は網走、根室、飯田、銚子、石垣島など都市化が進みヒートアイランド現象が影響するような地域を避けて選ばれた。その結果示されたトレンドが、気温上昇が続いているということになる。 現在までに起きている変化に加えて報告書では将来予測を示した。 シナリオは2つ。そのうち4℃シナリオとは、国際機関(IPCC)が取り上げている将来の気温上昇が最大のものであり、今以上の温室効果ガス抑制策をとらなった場合だ。 それに基づく予測によると、21世紀末の日本の年平均気温は約4.
内容(「BOOK」データベースより) 「負けて目覚めることが必要なのだ。俺たちは日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃないか」―昭和二十年四月七日、「戦艦大和」は沖縄へ特攻に向かう途中、アメリカ航空機部隊の激しい攻撃を受けた。海軍大尉・臼淵磐も直撃弾を受け、覚悟の戦死を遂げた。国を愛し、海軍を愛し、父を母を妹を愛し、文学を愛し、音楽をハーモニカを愛し、芝居を映画を愛した、二十一歳の若者のあまりに凄烈な生涯を描く、渾身の書き下ろし小説。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 長谷川/卓 1949年、神奈川県小田原市生まれ。現在、静岡県静岡市在住。73年、早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻修士課程修了。80年、「昼と夜」で群像新人文学賞を受賞。81年、「百舌が啼いてから」で芥川賞候補となる。2000年、『血路―南稜七ツ家秘録』で第2回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
最後の出撃に臨むに当たり、臼淵大尉は若い水兵たちに向かって、「故郷に向かって別れを告げろ、それも死ニ方用意の手始めだ」と言い聞かせます。 それを受け、若い兵たちは「お母さ~ん」「母ちゃ~ん」と母親に向かって叫び、またある兵は「○○~」と妻や恋人の名前を叫びます。 このシーンには正直参りました。 「母ちゃ~ん」と絶叫する水兵たちの姿が、そのまま特攻の叔父とダブってしまったからです。 私の特攻の叔父の「死ニ方用意」の中にも、間違いなく家族への決別の瞬間があったはずですから。 出撃の朝、家族の写真を胸に抱き幼い姪っ子の葉書を胸に抱き、身支度を整えた叔父は、静かに淡々と「死ニ方用意」の手順を踏んで鹿屋の基地を飛び立っていったはずですからね。 基地に残る神雷部隊の隊員の帽振れの見送りを受け、沖縄へ向けて飛び立つ叔父。 二度と生きて戻れぬ故郷日本、二度と会えない家族への思い。 どんな気持ちで叔父は勝算の薄い作戦に突入していったのか? 最近ある資料を調べていて、特攻の大叔父の出撃時間と戦況について、私は知る事が出来ました。 叔父は昭和20年5月4日午前6:03分鹿屋基地を出撃、同9:00に桜花の切り離しを受け敵艦へ突撃したそうです。 突撃した敵艦は掃海艇「ゲーエティ」 しかし大叔父の桜花は敵艦に命中せず、真近の海面に突入。 爆発の衝撃により乗組員3名負傷と言う記録がアメリカ側に残っている事が判明しました。 その事実を知って、少しばかり私の心中も複雑です。 無事桜花の切り離しに成功したのは奇跡に近く、本人にとってもまずは第一段階無事にクリアし、ひとしおの感慨はあったと思うのですが、しかし敵艦の撃沈までは至らなかった・・・ 叔父の壮絶な決意は、結果として晴れやかに実を結んだとは言えないのです。 やはり叔父もその瞬間、無念の涙を流したのでしょうか?