(町山智浩)ああ、ねえ。で、それっていちばんの発端部分がKKKという白人至上主義団体のところに黒人の警官が電話をかけて。その時に非常に礼儀正しいしゃべり方でしゃべったら、「そのしゃべり方だとたぶん君は白人だろう」っていうことで入会を許されるというシーンがあるんですけど。で、それは実話なんですけど。「黒人の人のしゃべり方はこういうものなんだ」っていう風に決めつけているから、電話の言葉の選び方だけで勝手に人種まで決めてくるという実態を描いていますよね。 (宇多丸)なるほど。でも『ブラック・クランズマン』もめちゃめちゃ見たくてしょうがないですね(笑)。 (町山智浩)フフフ、まだ見ていないんですね(笑)。 (宇多丸)気持ちが盛り上がってまいりました(笑)。あとは電話口ものというのでなにかありますか? ブラック・クランズマン - Wikipedia. (町山智浩)やっぱりいちばん有名なのは『いのちの紐』っていう映画なんですよ。 (宇多丸)これね、シドニー・ポラックの監督デビュー作? (町山智浩)監督デビュー作ですね。 (宇多丸)1966年。 『いのちの紐』 (町山智浩)アメリカ公開は65年かな? これは実際にあった事件で自殺予防センターっていうのがあるんですね。日本だといのちの電話っていうところで。そこに電話がかかってきて「私、睡眠薬をもう致死量飲んじゃったから」って。それで電話をかけてきて。で、その人の居場所を突き止めなくてはならない。そこに救急隊を向かわせなければならないんだけど、もう睡眠薬を飲んじゃっているからなにを言っているのかわからないんですよ。その人が。で、しかも電話を切らないでずっとしゃべり続けて起こしておかないと、そのまま眠ったら死んじゃうんで。覚醒させた状態にさせなきゃいけない。 (町山智浩)しかも、電話を切れないから電話を切らないまま、その自殺予防センターの人は救急車を送ったりするのを空いている手でメモを書いて周りの人に渡したりして、その救急車を配車したりしなきゃいけないっていう、もう大変なサスペンスになっているんですけども。それはまあ、すごくよくできているんですよ。 (宇多丸)シドニー・ポワチエが主演で。 (町山智浩)シドニー・ポワチエが主演でやっているんですけども。まあ、これは結構元祖中の元相ですね。 (宇多丸)これも相当、お話をうかがっていると――僕はまだ未見なんですけども――本当にワンシチュエーションでずっと進むっていう?
これを読むと、自分の場合、バイクに乗っているときの興奮が 得られます。最高!!!!! カネコアヤノ「さよーならあなた」 曲もいいんですけど、映像がよかったです! すぐに監督ことを調べました! 映像のどこがよかったかといいますと、 エグいというか、ドキッとするというか。 自分にはドキッとするツボの映像がとにかく連続で来ました! スパイク・リー 監督の作品ということで観てみたかったので、観ました。 ちゃんと(?
町山智浩さんが TBSラジオ『アフター6ジャンクション』 の中で映画『THE GUILTY ギルティ』についてトーク。宇多丸さんとワンシチュエーションで電話だけで話した進むタイプの映画の系譜について話していました。 早くも猿渡 由紀さん @yukisaruwatari にご紹介頂きました! !『THE GUILTY/ギルティ』 息をつかせぬペースの傑作スリラー。感情面も奥深い @cinematoday — 映画『THE GUILTY/ギルティ』2. 22公開 (@GuiltyMovie) 2018年11月19日 (宇多丸)ということで、いろいろとお世話になっている町山さんですが本日は金曜日、2月22日から公開される映画『THE GUILTY ギルティ』についてお話をうかがいたいということで。『ギルティ』に関しては1回、アニメーションの音響監督という、その音響面の演出ということでプロの方にお話をうかがったんですけども。まあ、映画評論家として町山智浩さんに『ギルティ』の話をうかがいたいのですが。 (町山智浩)そうですね。だから今日はワンシチュエーションで電話だけで話が進む映画で、しかも相手がほとんど画面に登場しないという映画の歴史の中でね、この映画は置かれるべきかなと思ったんですよ。 (宇多丸)『ギルティ』はそもそもデンマーク映画で、アカデミー賞の外国語映画賞の候補、8本ぐらいのところに残っていましたよね? 結局いまのノミニーには入らなかったけど。という感じで世界的にも高く評価されているということでいいですかね。町山さん的にはどうご覧になりましたか? 『ギルティ』は。まあ、なかなかネタバレしづらいというか……。 (町山智浩)すごい言いにくいんだよね。とにかく、エマージェンシーコールセンターがあって。救急電話センターですね。だから救急車とか呼んだり、警察を呼ぶところ。日本だと110番。で、そこにいる電話番をやらされてる、まあちょっとね、「なんで俺、こんなことやんなきゃいけねえんだよ?」みたいな気持ちになっている警察官のところに電話かかってくる。そうすると……そこは言っていいのかな? 町山智浩と宇多丸『THE GUILTY ギルティ』を語る. (宇多丸)そこまではいいんじゃないですか? (町山智浩)「私は携帯からかけている。いま、男に無理やりトランクに詰め込まれた。このままだと殺される」という女性からの電話がかかってきて。で、どうやってその彼女助けるか?っていう話になってくるんですけども。まあ、話がどんどん二転三転していって。ちょっと説明するとネタバレになっちゃうんで。ものすごく難しいんですけども。 (宇多丸)そこはちょっと避けつつも……というね。 (町山智浩)ただ、そのコールセンターからカメラは一歩も出ないんですよ。で、映画の中の時間経過と……だからリアルタイム映画なんですね。完全に一致している映画なんですけども。で、とにかく出演者はコールセンターにいる警察官とその同僚の人とあと何人かしかない。それ以外の人はみんな電話の向こうの声しか聞こえないという、まあ超低予算企画(笑)。 (宇多丸)うんうん。低予算でありながら、やっぱり見るものに想像させることでいろいろと展開させていくっていう。 (町山智浩)そう。だからホラー的な展開になっていったりするんですけども……って、いいのかな?
それ自体はある? (町山智浩)たくさんあるんですよ。で、今回の「車のトランクに入れられて……」って携帯からかけてくるっていう展開というのは、すでについこの間、2013年に公開された映画で『ザ・コール 緊急通報指令室』っていう映画がありまして。それはまったく同じで、そこに勤めているハル・ベリーさん扮するヒロインが電話をキャッチすると、「いま私、誘拐されて車のトランクに入れられているの」っていう少女の声が聞こえるという話なんですよね。発端はほとんど同じですよ。 (宇多丸)発端はほとんど同じだけど、やっぱりハリウッド映画っぽい演出っていう感じですか、これは? 『ザ・コール 緊急通報指令室』 (町山智浩)そう。アクション映画みたいな感じになっていくんですよ。『ザ・コール』の方は展開として。ただ、『ギルティ』の方はなにをやりたいのか?っていうと、サスペンスをやりたいんじゃあないんだよね。あれは。ただ、その電話で聞いた声であるとか、その……まあ言えないな(笑)。 (宇多丸)アハハハハハハッ! (町山智浩)偏見とか、要するに情報が限られた状態で持って知ったものから、その人が悪であると決めつけたり、この人が正しいって決めつけることの恐ろしさなんですよ。それをやりたいんだよね。 (宇多丸)たしかにそうですね。で、最終的に……これもあれなのか?
相続や贈与によって非上場株式を取得した場合の株式の評価方法の一つに「純資産価額方式」があります。 非上場株式の評価方法には、他にどのような方式があり、純資産価額方式で評価すべきケースは、どのようなケースなのでしょうか? また、純資産価額方式では、どのように評価するのでしょうか? この記事ではわかりやすく丁寧に説明します。是非、参考にしてください。 相続 に関する 無料電話相談 はこちらから 受付時間 – 平日 9:00 – 19:00 / 土日祝 9:00 –18:00 [ご注意] 記事は、公開日時点における法令等に基づいています。 公開日以降の法令の改正等により、記事の内容が現状にそぐわなくなっている場合がございます。 法的手続等を行う際は、弁護士、税理士その他の専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。 純資産価額方式とは?
ではまた よろしくお願いします。
贈与税 2015年12月10日 10時37分 投稿 いいね!