生活費の節約 二世帯住宅の2つ目のメリットは「生活費の節約」です。旭化成二世帯住宅研究所の調査では、同居をすることで光熱費を年間6~13万円節約できるという結果が出ています。キッチンや浴室を1つにして食事を一度に作るようにする、浴槽も共同で使う、といった工夫をすれば、電気代やガス代、水道代の節約ができます。 また、インターネットの回線も1つですむので通信費も減らせます。さらに、完全独立型でなければ、食費や日用品など共同で使うものの費用も折半しやすくなるのです。親が1日中、子どもの面倒を見ることができる状態であれば保育園に通わせなくて良いので、保育費用を節約することも可能です。 ただし、家計負担のルールはしっかり決めておかなければいけません。たとえば、使用料にかかわらず折半にするのか、使用した分に応じて払うのかをあらかじめ決めておかなければトラブルにつながる可能性があります。なかには、住宅ローンは自分たちで支払い生活費は親世代がすべて支払う方法や、逆のケースを実行している家庭もあるので話し合ってみましょう。 二世帯住宅のメリット3. 相続税の節約 二世帯住宅のメリット3つ目には「相続税の節約」があります。不動産の相続は基礎控除額(3000万円+相続する人の人数×600万円)を超えると、相続税がかかります。そこで、相続税対策のひとつとしてあげられるのが「小規模宅地の特例」です。条件を満たせば330平方メートル(100坪)以下の住宅なら、土地の評価を80%下げることができるという特例です。亡くなった人と同じ建物に住んでいる親族が自宅を相続する場合に、この特例が適用されることがあります。 小規模宅地の特例が適用されるには「建物の敷地が親名義になっている」「同じ建物で親子が住んでいる」「子どもが無償で親からその部屋を借りている」「被相続人が亡くなってから10カ月以内までに、その家の所有者として住んでいる」などの条件をクリアしなければいけません。 また、二世帯住宅で同じ建物内に住んでいるとはいえ、お互いが行き来できない完全分離型の構造で、世帯ごとに住んでいるところを登記する、区分所有登記をしていると特例の対象とならないことがあるので注意してください。 二世帯住宅のメリット4. 建築費の削減 4つ目のメリットは「建築費の削減」です。住宅の建築費用や土地代などを親世代と子世代で折半できるので、夫婦だけでは建てるのが難しい新築一戸建てを建てることができます。なかには、親世代が持っていた土地に二世帯住宅を建てたことで土地代がかからず、建築費も折半だったので支払う金額が抑えられたという人もいます。親世代からしても費用を抑えて子世代と住める新しい家を建てられるのはうれしいメリットです。 また、住宅を維持するためにはリフォーム費用が必要です。たとえば、外壁のリフォームには50~100万円、屋根でも50~100万円かかります。お風呂は100~150万円必要ですし、キッチンも100~150万円と、ある程度の費用がかかるのです。住宅ローンを抱えながら、これらの費用も加算されるとなると夫婦だけでは負担が大きいものです。しかし、二世帯住宅ならリフォーム費用は1軒分ですみますし、費用を折半することもできます。 二世帯住宅のデメリット 二世帯住宅「共用タイプ」のデメリット1.
生活用品は別々に用意する 二世帯住宅での生活をスタートさせるにあたって、生活用品をどのように用意するかも考えどころです。生活用品をそれぞれの世帯で用意すれば、当然それだけコストもかかることになります。そのため、「余分な生活用品は用意しないようにしよう」と考えることも少なくありません。 ただし、生活用品については、家庭内で力の強い世帯の方が、テレビや冷蔵庫、下駄箱などの家電・収納を占領するケースが意外と多いのです。 生活用品に中には、日頃の生活に必要不可欠な物もあります。そのため、誰もが使う家電や収納に関しては、1世帯に1つずつ用意しておくのがベストといえるでしょう。二世帯住宅では、家族間でもライフスタイルや好みが異なります。例え家族でも、1つの生活用品を共有し続けることには無理があるでしょう。お互いがストレスを溜め込まず、使いたいタイミングで生活用品を使うために、それぞれの世帯が必要な物を用意しておくことがおすすめです。 二世帯住宅を成功させる秘訣5. 生活のルールをハッキリ決める 二世帯住宅での生活を成功させるためには、あらかじめ生活のルールを明確に決めておき、それぞれの世帯がルールを共有しておくことが重要です。たとえば、共用スペースの使い方や、お互いのスペースには勝手に立ち入らないなどというように、ルールは曖昧にせずに、できるだけはっきりと決めておくことがポイントといえるでしょう。 二世帯住宅では、夫の親、もしくは妻の親のどちらかと一緒に住むことになります。そのため、血縁関係にある親子の甘えが危険という側面もあるのです。人によっては、血縁関係があるとお互いに甘えが生まれ、依存関係に陥りやすいということもあるでしょう。 加えて、血縁関係がある場合には、ルールを決めていても、「そうはいっても家族なんだから」と有耶無耶になりやすいというデメリットがあります。「親子なのによそよそしい」と思う人もいるかもしれませんが、ルールをはっきりと決めないまま二世帯住宅での生活をスタートさせてしまうと、後のトラブルにつながりやすいと知っておきましょう。そして、一度決めたルールは、一人ひとりが必ず守ると約束をしておくことが大切です。 二世帯住宅を成功させる秘訣6. 寝室の位置に気をつける それぞれの世帯が気持ち良く生活を送るうえで、お互いの寝室の位置は重要なポイントといえるでしょう。たとえば、両親と夫婦の寝室が隣室、もしくは同じ位置の1階と2階になると、寝室で落ち着いて過ごせない可能性が出てきます。 寝室はプライベートな空間であるということはいうまでもありません。そのため、設計上可能なら、お互いの寝室は離した方が良いでしょう。 そうはいっても、知識のない人が二世帯住宅の間取りを個人的に考えるのは難しいといえます。二世帯住宅の間取りについて考えるときには、住宅会社の設計士やデザイナーに相談することがおすすめです。寝室は一日の疲れを癒すための大事なスペースですから、それぞれが快適に過ごせるような配慮が必要といえます。 自分たちの理想やこだわりを反映できるのが、注文住宅ならではのメリットです。親世帯、息子(娘)世帯ともに、末長く幸せに生活していけるような、理想の二世帯住宅の完成を目指しましょう。 ユニバーサルホームの二世帯住宅「ウィズ・ハート」 ユニバーサルホームの二世帯住宅「 ウィズ・ハート 」は「心地よく支えあう二世帯の家」をコンセプトにしています。 二世帯住宅をご検討の方はぜひ一度 モデルハウス へご来場ください。お客様それぞれのマイホーム計画にあわせたご提案が出来るスタッフが、しっかりとご対応させて頂きます。
共用タイプと変わらない 共用と分離が融合しているこの融合分離タイプの住宅は、良くも悪くもお互いのスペースに踏み込みやすいという気安さがあります。そのため、プライバシー保護のために家の中のルールを決めていても、どちらかの世帯がそのルールを破ってしまえば、たとえ融合分離タイプを選んでいても、共用タイプの二世帯住宅とあまり変わらないというデメリットがあるといえるでしょう。 融合分離タイプの住宅を選ぶのであれば、家族の動線を最大限に考慮した間取りについて考える必要があります。間取りを工夫することで、家族間でも程よい距離感を保っていくことが、融合分離タイプの二世帯住宅を成功に導くコツなのです。 二世帯住宅「分離タイプ」のデメリット1.
時間が守れない。 締切に間に合わない。 約束したことを守らない。 あなたの周りにもこんな人がいますよね。 もう、周りも半分諦めで Aさんだからしょうがないよね。 関係者から催促されても、メールも返さない。 電話も出ない。 会議も遅れて来る。 一体、何をやっているのか。。。 以前、仕事が遅い部下を記事にしたが、 それ以上の守らなさ具合である。 仕事が遅いレベルではないほどの、 時間を守らない状況である。 タスク管理が出来ない。 ほとんど時間を守れていないが、 決してさぼっているようではない。 何かを一生懸命やっているようには見える。 成果物や資料を作るのは、たけていて、 結構、面白かったり、見ごたえのあるものを作る。 エクセルやパワーポイントのスキルもあり、 決して仕事が出来ないわけではない。 しかし、ほとんどの完成が遅くて、時間切れ。 間に合うとか間に合わないとかの報告も 一切ない。 彼には、時間の概念が無いのだろうと思う。 価値観の違いなんだろうか?
遺産分割協議の内容が守られない場合、解決は容易ではありません 遺産相続をやっとまとめて、「遺産分割協議書」を作ったらあとは安心…と思いたいところです。しかし、現実にはせっかく作った「協議書」を守らない相続人がいるケースがあります。こうした場合は、ほかの相続人はどのような対応ができるのでしょうか。今回は、一般的な形で、この問題についてまとめてみたいと思います。 遺産分割協議が守られないというケースとは?