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A列車で行こうEXPで新幹線大爆破、救援車から停車シーンまで 最終回 - YouTube
おはようございます。 昨日は品川の湾岸エリアを散策しました。 大井町駅から歩いて大井埠頭方面へ。 頭上を東京モノレールが疾走していきます。 先日取り上げた映画 「新幹線大爆破」 のロケ地へ。 ある重要なシーンの舞台です。 ご覧になった方、分かりますか? コメントお待ちしています。
『新幹線大爆破』(1975)より 劇中中盤、千田刑事(青木義朗)は沖田(高倉健)の指示に従い荒川を下ります。 天然記念物である紅簾石片岩から乗船します。 親鼻橋から見下ろします。欄干はもしかしたら当時のままかもしれません。 舟は名所「小滝の瀬」に差しかかります。 巨石群はいずれも現存しています。 劇中に比べ水量がかなり多いのがわかります。 名所「秩父赤壁」で身代金の受け渡しが行われます。 非常に特徴的な地形も当時のままです。 まさにこの場所! 受け渡しは「寄居桜沢高校」高倉健さん主演映画「新幹線大爆破(1975年)」を見ました。 | あらかわプレス. 絶壁面のテクスチャが完全に一致しているのがわかります。 豪快な2本のクラックが今回の特定の決め手となりました。 名所「岩畳」付近では劇中のように水面近くにまで降りることのできる場所がいくつかあります。 大城浩(織田あきら)が逃走した対岸に行くためにはぐるーっと5㎞程遠回りをしなければいけません。 苦労の末に対岸に渡ると「岩畳」を一望することができます。 対岸とは対照的に大変寂しい場所です。 劇中(やや唐突に? )登場する荒川ライン下りは実際のコース(紅簾石片岩~岩畳)を名所を織り交ぜながら忠実に再現しています。身代金受け渡しというスリリングなシーンを、行動が制限される舟の上、そして断崖絶壁を舞台にすることによって、より効果的に、よりサスペンスフルに描くことに成功しているといえましょう。 今回の取材時は時間の関係で乗船はできませんでしたが、次回は是非乗船し、長瀞の大自然と千田刑事の目線を堪能したいと思います。 身代金受け渡し場所全景。 大自然の驚異に圧倒されるばかり。 … 今回の取材で検証しきれなかった場所が何か所かあります。 花摘みは「岩畳」対岸のここがアヤシイのですが、いまひとつ決め手に欠けます。 身代金引き上げは劇中の流れからすると赤壁のてっぺんなのですが果たしてこんな危険な場所で演技できるものでしょうか? 別撮りの可能性が非常に高いです。 同じく柔道部の方々のトレーニングも劇中の流れから赤壁の上を通る「長瀞自然のみち」付近と結論付けたくなりますが、これも上記シーンと同時に別撮りしたと考えます。 追い詰められた大城浩が飛び降りるシーンも現地で検証しているときはここで間違いないと思ったのですが、よく見るとテクスチャに相当な違いがあるように思われます。 ここも「岩畳」の「この辺」だとは思うのですが、残念ながらピンポイントで特定することができませんでした。 (撮影日:2020年7月21日)
109号はあと博多まで6時間しかないんですよ。どうしてもっと慎重におやりにならないんですか!」 ほんとだよ! 倉持の声は僕の声の代弁でもあった。あと一歩まで犯人を追い詰めながら取り逃がす警察の捜査ミスに「面白すぎる」を超えて、じれったくなるのだ。 まあこれがパニック映画の作り方でもあるわけであるが、まるで神様が新幹線を止めたくないかのように、次々と難題、アクシデント、災害(? )が襲いかかる。 そう、『新幹線大爆破』はパニック映画を極めるべく意外な展開を詰め込んだせいで、逆に"愛すべきツッコミ映画"にもなるのだった。諸刃の剣なのかもしれない。 しかしツッコミというのは飽きるのである。映画を2回目に観たときにはツッコミを楽しんだ僕であるが、3回目に観たときはツッコミは消えていた。4回目に観ると再びハラハラドキドキする映画になった。むしろ「こんな展開もありうる、偶然もありうる」とさえ思った(何度も観ているのがバレてしまった)。 こうしてたどりついた結論は、やはり『新幹線大爆破』は世界に誇れるパニック映画ということだ。2時間33分があっという間に過ぎる。あと、やはり高倉健の"男の哀愁"を描いた映画でもある。これももう一つの結論である。 【今日の面白すぎる日本映画】 『新幹線大爆破』 製作年:1975年 製作・配給:東映 カラー/153分 キャスト/高倉健、千葉真一、宇津井健、山本圭、郷鍈治、竜雷太、ほか スタッフ/監督:佐藤 純彌 脚本:佐藤 純彌、小野竜之助 音楽:青山八郎 1958年 愛知県岡崎市生まれ。イラストレーター、版画家。音楽や映画のイラストエッセイも手がける。著書に『僕の音盤青春記』『オーディオ小僧のいい音おかわり』(音楽出版社)などがある。ホームページ