映画プロデューサーとして有名な 川村元気さん が執筆した 初の 小説「世界から猫が消えたなら」 が ついに映画化されることにました。 本のカバー写真、物陰から顔を覗かせて こちらを見つめている何とも可愛らしい猫の写真を 目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 その不思議なタイトルから想像されるのは、 ノンフィクション?それともファンタジー? 何だかとても意味深ですよね。 実写映画化に関する秘話など調べてみました! 映画世界から猫が消えたならの原作者はどんな人?
映画プロデューサーとして、「 告白 」「 悪人 」「 モテキ 」など数々のヒット作を世に送り出してきた、川村元気さん。LINEでの配信でも話題になった、自身初となる小説「 世界から猫が消えたなら 」が発売されました。実はこの小説のカバー写真は、 に掲載されていた snapshots が元になっています。「世界から猫が消えたなら」という、猫好きにはショック(!? 佐藤健と宮崎あおいが初共演!映画「世界から猫が消えたなら」特報 #Takeru Satoh #Aoi Miyazaki - YouTube. )なタイトルに込められたメッセージをお伺いしました。 —「 世界から猫が消えたなら 」には〈キャベツ〉と〈レタス〉という2匹の猫が登場します。ユニークな名前ですよね? この小説を書く前に「ユリイカ」の猫特集( 2010年11月号 )を読んでいたら、安部譲二さんが酔っぱらって猫の名前をその時食べていたつまみの〈ウニ〉にしたというエピソードがあったんです。下手したら〈塩辛〉になっていたかも、とも書いていて。そんな簡単なことで、名前がつけられることが面白いなと。でも案外名前ってそういうことなのかなと思って。そのくだらなさが、愛おしくなったりするんだよなと。それで猫がレタスの箱に入っていたから〈レタス〉という名前にする、次に拾ってきた猫がレタスとそっくりだったから〈キャベツ〉という名前にする、ということを決めました。 —そもそも、猫を登場させるという設定は最初からあったのですか? この物語は、正確には世界から"僕"が消えたならという話なんです。自分が死んだらどうするか、死ぬとなったら本当に大切なモノに気づくことができるのだろうか、と。この小説の中で消えていくモノは、あってもなくてもいいモノ。猫を好きな人は大好きだけれど、嫌いな人は大嫌い、どうでもいい人もいれば、自分の猫にしか興味のない人もいる。猫がいなくても人間は死なないけれど、ないと大変なことになるのではないかと思ったんです。他人にとってはどうでもいいことでも、自分にとっては大切なことってありますよね。猫はその象徴としてぴったりだなと。 —川村さんは猫を飼っているのですか? 小さい頃に猫を飼っていたのですが、ご飯を食べるときにうちにきて、またフラ〜とでていってしまう〈キャベツ〉と同じような、半野良猫でした。でもある日、出ていったきりに戻って来なかったんです。それから、母親が落ち込んでしまって。あたりまえのように毎日夕方になればやってきていたのに、突然いなくなることがあるのだなと。子どもながらに、もっと可愛がってあげればよかったと、すごく後悔したんです。今でも、猫がいなくなるということが、ドラマチックなこととして心に残っていて。だから、本を書く時にフッとでてきたのかもしれません。 —小説の中では、チョコレート、映画、時計、携帯など、猫以外にも「なくなってしまったらどうなる?」というモノがたくさんでてきます。タイトルにあえて猫を入れた理由は?
避難してる人たちが無事に帰宅できて、笑ったり泣いたりして 普通に生活できるようになって、【収束】って言えるんじゃないんですか? 今の状況のどこが収束なんですか? 私たちは何をすべきなのか? どんな行動を起こさなければならないのか? 朝日のあたる家が教えてくれると思います。 そして、この映画が日本人の心に響き、 原発事情にメスを入れることが出来るのを切に願います。 10:32 2015年01月08日 僕の新作「向日葵の丘」撮影現場ルポー本日0時より掲載スタート! 太田隆文/朝日のあたる家. 元「キネマ旬報」編集者で、現在は映画文筆家として活躍する永田よしのりさんによるルポ。いよいよ、今夜から掲載スタートとなる。 これまでは映画公開前に、僕自身がブログで撮影日記を連載。撮影時の出来事を紹介していたのだが、今回は第三者。作家さんが見た太田組撮影現場のルポとなる。僕は一足先に読ませてもらったのだが、かなり面白い! ああ、そんなことあったよなあ〜とか思い出すエピソードも多く。永田さんは本当に細かく観察、記録してくれている。 撮影時にタイムスリップ。その光景を第三者が見るとどんなふうに見えるのか?興味深い。また、僕の知らないエピソードもあり、監督の目の届かぬところで、スタッフや市民俳優の方がそんな苦労をしていたのか... と知ることもあり。感謝したり、申し訳なかったり。やはり、撮影現場というのは本当にいろんなドラマが起こることを実感した。 そして、現場を知らない一般の方が読んでかなり面白いと思う。映画って、どんなふうに撮影され、進行するのか? そしてスタッフはキャストは? 何を思い、何を考えて、挑むのか? その辺も実に細かく描写されていて、撮影現場の1等席で見学するような気持ちになる。 それを知っていると、映画を観たとき、2倍3倍と面白く観れるはずだ。そして映画ファン。そして映画界を目指す人にはさらに、興味深く読めるだろう。映画スタッフの役割。葛藤。知恵。努力。様々なドラマを垣間みれるので、へたな映画学校へ行くより勉強になってしまう。 すでに「楽しみ〜」という声は数多く届いている。その「向日葵の丘」撮影現場ルポは、いよいよ今夜0時(正確には明日の0時)からスタート。週一で、映画館公開時まで連載が続く。では、あと11時間後に。「向日葵の丘ー監督日記」で掲載を開始する。 ここ=> 22:56 2015年01月06日 「朝日のあたる家」仕事がスタート!
そして引退宣言も。体力的なことより。そんな企業から金を出してもらって映画を作ること自体を止めたかったのではないか? 本当はこういいたかったのではないか? 「原発推進企業でない会社のお金で映画を作りたい」。だから、映画を見ている間中。宮崎監督の思いを感じ、涙が何度も溢れた。人殺しのための戦争のお陰で飛行機を作れる主人公。原発推進企業のお陰で映画を作れる宮崎監督。本人にとって、こんな苦しいことはないだろう。 だからこそ、終わらせよう。 最後にその思いを伝えよう。それが「風立ちぬ」という作品だったのではないか? 19:54 2015年02月07日 「朝日のあたる家」「考える力」シリーズ=日本人がテレビを信じてしまう理由、背後に潜む怖い背景。 僕がよくランチを食べて行く近所の店。タクシー運転手さんの常連客が多く、マスターを中心にいろんな話をしている。映画監督業をしていると、一般の人との接点が少なくなるので、その店に行くと中高年の男性が何を考え、何に関心を持っているか?がよく分かるのでいい勉強になる。 話を聞いていると、政治経済のことが多く、さすが社会人と思える。居酒屋で学生の飲み会の話に耳を傾けても、その手の話が出ることはない。その店では特にマスターが率先して話をする。「昨日、閣議決定された***法案。あれはとても問題があるんだよ」とか、お客に解説。僕よりもひと世代以上の方なので、やはり政治に対する関心度が高いのだと思えた。 が、ある日。マスターの話を聞いていて、「あれ?」と思えた。どこかで聞いたことあるような........ あ、昨夜「報道ステーション」で古館さんが言っていたのと全く同じことを言ってる。それを自分が考えたように、ほとんど一字一句同じことを話していた。通常なら「今日の『報ステ』でキャスターが言ってたんだけど... 」という前置きをして話すだろう。でも、そうではない。 ネタ元を隠して、自分が政治通であることをアピールしたいのか? 朝日のあたる家 - 作品 - Yahoo!映画. とも考えたが、『報ステ」は人気番組多くの人が見ているので、すぐにバレる。いつか「それ昨日、古館さんが言ってたことだろう?」と指摘されたら、マスターの信用はがた落ちだ。それにネタ元を隠し、自分の意見としていいたいのなら、出来る限り、表現法を変えて、自分の言葉にして話せばいいのに、それもしない。昨日聞いた報道のまま。なぜだろう? そこから分かること。ひとつにはマスターは非常に記憶力がいい。話を聞いていて昨日のニュースの再放送かと思うくらいに、正確に内容を伝える。通常、人に聞いた話でも、細部まで覚えておらず「****らしいんだ」「よく分からないけど***ということで」という表現になりがち。それを淡々とよどみなく語る。 もうひとつには、古館さんの言葉をそのまま伝えているという意識がマスターにないような気がした。先にも上げたように自慢したいのなら表現を変えるだろう。そのまま言えばすぐにバレる。なのに、そのまま話すのは、彼の中ではそれは自分の意見になっているのではないか?
【太田監督】『ドキュメンタリー沖縄戦』と言うと「歴史の勉強」だと思われがちですが、新型コロナウィルス感染が大変なことになって緊急事態宣言が出た今の状況と、とても似ています。戦時中、政府は「飛行場を作れ、軍隊の手伝いをしろ!」と県民に指示するのに、ほとんど人件費も払わず補償もしなかった。今の政府は「店を閉めろ」「外出するな」「テレワークだ」「旅行へ行くな」「家で過ごせ」「熱が出ても4日間、自宅にいろ」と要請しますが、小さすぎるマスク2枚と10万円の寄付金のみ。PCR検査さえ、なかなかやってくれない。同じ構図です。 いずれも「国民は政府に従えばいいんだ。でも死んでも知らないよ~」みたいな対応。その背景にあるのは何か?
聞いた話でも、何度も話している内に自分が考えたことであると思えて来る経験。ないだろうか? そこから分かること。マスターは昨日の「報ステ」を見て、古館さんの解説を理解。それを無意識に自分の意見になってしまい、客に話していたのではないか?よどみなく99%ほど同じ言葉で話す。学習能力が非常に高い人だと思える。しかし、それが古館さんだからいいが、もし、これが御用学者なり、よからぬ思想を持つ政治家だとどうだろう? というのも、マスターは古館さんの言葉に共感を覚え、その話を店でしたというより、テレビ報道だから、正しいと思いと考え、それをそのままお客にしたのではないかと思えるのだ。マスターだけでなく、多くの人が「テレビが言っていた。テレビで聞いたから本当だ」と思いがち。テレビが嘘ばかり流していること、分かって来たのは最近。311以降である。それでも今も多くの人がテレビは正しいと思い込んでいる。マスターも報道を疑いもせずに人に伝えた。それも「***さんが言っていた」ではなく、自分の意見になっている。 これは怖い話だ。それを利用すれば、間違った法案でも、おかしな条例でも、テレビを通して正しいものだと伝えれば、多くの人がそれを受け止め、自分の意見としてあちこちで話すということだ。 例えば、それを利用して「景気がよくなった。国民の平均所得が10%上がった」とテレビで報道すれば多くの人が、「実感はないけど、景気はよくなってるんだ。よかった。よかった」と思うのではないか? 「福島原発事故は収束しました」とテレビで流せば、「そうか、収束か! よかった。よかった」と思ってしまう。そして、都合の悪いことはテレビを通して伝えない。どかこで大掛かりな反対デモがあっても、テレビが伝えなければ、デモは行われなかったのと同じになる。 マスターを見ていて怖いと思ったのは、ニュース報道を受け売りしている意識がないこと。自分の意見だと思い込んでいることだ。このときは古館さんの言葉だったからいいが、そうでない人の言葉でも彼は受け止め。自分が気づかぬ内にそれが自分の意見になってしまうのではないか? いや、マスターだけではない、多くの人が同じ思考をしているのではないか? まるでSF映画。テレビを通じて伝えれば皆、それが自分の意見になる。怖い話だ。 なぜ、そうなってしまったのか? それは子供の頃からの教育が大きく影響しているのだろう。日本の教育は与えられたことを疑わずに覚える。たくさん暗記した人が優秀とされる。そんな学校で、考える教育はほんの少ししかない。19年もそんな教育を受けてくれば、上から与えられるものは疑わず、記憶するという思考回路ができてしまうのではないか?
1957年生れ。劇団文学座附属演劇研究所第18期生。在籍中「カッコーの巣の上で」で主演デビュー。NHKドラマ「おしん」の竜三役で世間に認知される。幅広い役柄を演じることで日本映画界の貴重なサブキャラクターとして映画出演多数。太田監督作品では『ストロベリーフィールズ』に出演。 NHK「明日への追跡」でデビュー。映画デビューは「悪魔が来たりて笛を吹く」。38歳で東洋大学社会学部社会福祉学科に入学、同大学院に進学。論文をもとに『きのこ雲の下から、明日へ』を上梓。広島原爆被爆者たちとの交流も続いている。ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」、「男たちの旅路 車輪の一歩」、映画『父よ母よ!』(木下恵介監督)、『ひめゆりの塔』、『まぼろしの邪馬台国』などに出演。 1989年生まれ。ドラム・書道・カメラと多趣味な女優。出演作は映画『ノルウェイの森』他。太田監督作品には『青い青い空』の帰国子女・高見沢ミチル役に続いて2作目の出演。劇中で趣味のひとつでもある空想画も披露している。 1995年生まれ、千葉県出身。ドラマ「ヒロシマ、少女たちの日記帳」でデビュー。趣味:舞台鑑賞。特技:ダンス。ドラマ「スイッチガール!!」、「スイッチガール! !2」に出演。太田監督の前作『青い青い空』には書道部員の三美子役で出演している。 兵庫県宝塚出身。高校在学中にテレビ界デビュー。テレビドラマ「ふたりっ子」、「新選組!」。映画『バトルロワイアル』、『GO』など数々のヒットドラマ、映画に出演。2011年度より反原発運動を開始。「ひとり舞台 脱原発 −闘う役者の真実−」(集英社刊)も上梓している。2013年7月の参院選で、無所属の新人で唯一当選を果たした。 ドラマ「悲しいほどお天気」でデビュー。代表作に「未成年」、「ひとつ屋根の下」、「聖者の行進」、「リップスティック」など。TVドラマから映画、舞台まで幅広く活躍。3. 11直前には自らのブログで、88年の伊方原発での脱原発運動に母親と共に参加した想い出を綴って話題となった。幼少期からの体験を基に"放射能とともにどう生きるか? "をテーマとした初の著書『NO 原発, ONE LOVE! 』を上梓。 2011年3月、自身のブログに東日本大震災への気遣いと原発撤廃を訴え、話題となる。著名人らが次々と賛同の声をあげ、一躍時の人に。ネットでは"脱原発のジャンヌ・ダルク"と呼ばれている。ベルリン国際映画祭正式招待作品である、ドキュメンタリー『Friends after 3.